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飛島新田

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 海部郡 > 飛島村 > 飛島新田
飛島新田
飛島新田の位置(愛知県内)
飛島新田
飛島新田
飛島新田の位置
北緯35度4分36.5秒 東経136度48分26.2秒 / 北緯35.076806度 東経136.807278度 / 35.076806; 136.807278
日本の旗 日本
都道府県 愛知県の旗 愛知県
海部郡
市町村 飛島村
面積
 • 合計 1.45995344 km2
人口
2015年(平成27年)10月1日現在)[WEB 2]
 • 合計 586人
 • 密度 400人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
490-1437(元起之郷)[WEB 3]
市外局番 0567(津島MA[WEB 4]
ナンバープレート 名古屋

飛島新田(とびしましんでん)は、愛知県海部郡飛島村地名大字)である。13の字がある。また、南接して大字飛島新田番外地(以下、番外地と記す)が所在する[WEB 5]が、当項であわせて記述する。

地理

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飛島村の中央部に位置する。当地より別の大字が独立して編成された経緯があるため、まとまって存在せずバラバラに切り離された状態になっている。また、番外地は飛島新田から見て、川で区切られたような状態になっている。字名は、大きく梅之郷・竹之郷・元起之郷に分かれ、さらに方角・カタカナによって分けられている。東西に国道23号名四国道)が横断し、当地を分断している恰好になっている。

字一覧

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(配列は五十音順・読みはyahoo地図より[WEB 6]

  • 梅之郷東ノ割(うめのごうひがしのわり)
  • 梅之郷南ノ割(うめのごうみなみのわり)
  • 竹之郷(たけのごう)
  • 竹之郷イロノ割(たけのごういろのわり)
  • 竹之郷トチノ割(たけのごうとちのわり)
  • 竹之郷ハニノ割(たけのごうはにのわり)
  • 竹之郷ホヘノ割(たけのごうほへのわり)
  • 竹之郷ヨタレ北ノ割(たけのごうよたれきたのわり)
  • 竹之郷ヨタレ南ノ割(たけのごうよたれみなみのわり)
  • 竹之郷リヌノ割(たけのごうりぬのわり)
  • 竹之郷ルヲノ割(たけのごうるおのわり)
  • 竹之郷ワカノ割(たけのごうわかのわり)
  • 元起之郷(もときのごう)

愛知県海部郡飛島村大字飛島新田字竹之郷ヨタレ南ノ割

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当地内にかつて存在した地名。正式には「竹之郷ヨタレ南ノ割」が字名である。2015年2月23日、周囲の「竹之郷1〜8丁目」に編入され、この地名は消滅した[WEB 7]

河川

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歴史

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  • 1707年宝永4年) - 新田の北半分にあたる箇所が大宝前新田として、神戸分左衛門により開発されるが、のち洪水により荒廃する[1]
  • 1801年享和元年) - 尾張国海西郡の飛島新田として成立[2]。鳥ケ地新田庄屋佐野周平・鎌島新田庄屋木村徳右衛門が発起人となり、援助者6人を加え、熱田奉行津金文左衛門の指揮により、大宝前新田の再開発に成功したものである[1]。同時に元松神社を創建する[1]
  • 1806年文化3年) - 服岡新田が独立する[1]
  • 1872年明治5年) - 有年学校が設置される[1]
  • 1878年(明治11年) - 有年学校が飛島学校となる[1]
  • 1880年(明治13年) - 飛島学校が大谷学校となる[1]
  • 1887年(明治20年) - 大谷学校が尋常小学飛島学校となる[1]
  • 1889年(明治22年) - 飛島新田・政成新田・服岡新田が合併し、飛島村が成立[2]。各新田はそれぞれ同村の大字となる[1]
  • 1899年(明治32年) - 天台宗善光寺創建[1]
  • 1925年大正14年) - 飛島神社創建[1]
  • 1952年昭和27年) - 一部が大字梅之郷として独立[1]
  • 1975年(昭和50年) - 一部が大字渚と大字松之郷として独立[1]
  • 1982年(昭和57年) - 字竹之郷に村役場をはじめとする総合庁舎建設[1]

世帯数と人口

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2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[WEB 2]

大字 世帯数 人口
飛島新田 202世帯 586人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

1995年(平成7年) 622人 [WEB 8]
2000年(平成12年) 582人 [WEB 9]
2005年(平成17年) 564人 [WEB 10]
2010年(平成22年) 587人 [WEB 11]
2015年(平成27年) 586人 [WEB 2]

交通

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施設

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その他

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日本郵便

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脚注

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WEB

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  1. ^ 愛知県海部郡飛島村の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2019年7月11日閲覧。
  2. ^ a b c 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  3. ^ a b 飛島新田字元起之郷の郵便番号”. 日本郵便. 2019年6月24日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ yahoo地図2013年8月24日閲覧。
  6. ^ yahoo地図2013年8月24日閲覧。
  7. ^ 「珍名・長すぎ…地名を変えました 悩む住民が活動」朝日新聞デジタル 2015年5月4日07時58分配信[リンク切れ]
  8. ^ 総務省統計局 (2014年3月28日). “平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2014年5月30日). “平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  10. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  11. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  12. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。

書籍

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参考文献

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年。ISBN 4-04-001230-5 
  • 有限会社平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名体系第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年。ISBN 4-582-49023-9