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カラスヤサトシ (漫画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カラスヤサトシ
ジャンル 4コマ漫画エッセイ漫画
漫画
作者 カラスヤサトシ
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
レーベル アフタヌーンKC
発表号 2003年3月号 - 2016年6月号
発表期間 2003年1月 - 2016年4月25日
巻数 全9巻(単行本)
全2巻(毎日)
漫画:帰ってきたカラスヤサトシ
作者 カラスヤサトシ
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
発表号 2018年3月号 -
発表期間 2018年1月25日[1] -
漫画:フルカラ〜スヤサトシ
作者 カラスヤサトシ
出版社 講談社
掲載誌 月刊アフタヌーン
発表号 2024年3月号 -
発表期間 2024年1月25日[2] -
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

カラスヤサトシ』はカラスヤサトシによる日本エッセイ4コマ漫画作品。『月刊アフタヌーン』(講談社)にて、2003年3月号より[3]、読者ページ「アメゾ」の欄外やプレゼント当選者発表ページ欄外などに掲載されはじめた。読者向けの企画「愛読者ボイス選手権」との連動企画であり、毎回担当編集者T田の出す4つほどの「お題」に沿って、カラスヤ自身の体験を元にした作品が描かれる[注釈 1]。連載当初は目次にも載らないおまけ漫画であったが、人気を得たため2005年以降は独立したページに『愛読者ボイス選手権 超拡大版』も掲載されるようになり、目次にも載るようになった[注釈 2]。2006年にはこれらの掲載作をまとめた単行本『カラスヤサトシ』第1巻が出版された。

2010年3月号より読者向け企画ページが「アフタ寺問答201x(実売日の西暦年)」となったことに伴い、カラスヤの漫画も『アフタ寺問答201x 特別版』『アフタ寺問答201x 超拡大版』と改題された。また2013年3月号より読者向け企画ページが「アメゾ・ザ・ボイス」、となったことに伴い『アメゾ・ザ・ボイスはカラスヤサトシのもの / プレゼントページもカラスヤサトシのもの!』と再改題、さらに後には『アフタヌーンはカラスヤサトシのもの』とタイトルが変遷した。

2016年6月号をもって連載が終了[4]。単行本は全9巻だが、終盤の雑誌掲載作は単行本には未収録である。また最終巻にはウェブで連載されていた『毎日カラスヤサトシ』も収録されているが、こちらも最終回までは収録されていない。

続編『帰ってきたカラスヤサトシ』が同誌2018年3月号より連載中[1]。同誌2024年3月号からは『フルカラ〜スヤサトシ』も連載されている[2]

登場人物

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カラスヤサトシ
作者。関西弁。日常の出来事に一風変わったこだわりを持つ。仮面ライダーガシャポンフィギュアをリングの上で戦わせる「ガシャポンバトル」が趣味。好物はカレー。聖飢魔IIのファン。
T田氏
『月刊アフタヌーン』の編集者。カラスヤサトシとは、2000年に、『アフタヌーンシーズン増刊』に新人競作企画で連載した頃からの担当。独特の感性や奇行が4コマのネタになることも多い。
作者の実姉。結婚後、夫の転勤で首都圏に住んでいる。子供が二人おり、初期は作者が姪と甥と遊ぶエピソードが多く描かれていた。
Fくん
中学・高校の同級生で柔道部でも一緒だった作者の友人。もてない男子の代表格。たらこくちびるが特徴。
Tくん
マンガ家志望で作者の原稿をよく手伝っているアシスタント
作者より10歳年下の音楽ライター。できちゃった結婚[注釈 3]後は高い頻度で作中に登場。ヤンキーのような口調だが元ヤンではないと主張している。
りーちゃん
作者の娘。

書誌情報

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  • カラスヤサトシ 『カラスヤサトシ』 講談社アフタヌーンKC〉、全9巻
    1. 2006年8月23日初版発行(同日発売[3])、ISBN 978-4-06-314425-3
    2. 2007年4月23日初版発行(同日発売[5])、ISBN 978-4-06-314449-9
    3. 2008年3月21日初版発行(同日発売[6])、ISBN 978-4-06-314496-3
    4. 2009年5月22日初版発行(同日発売[7])、ISBN 978-4-06-314545-8
    5. 2010年9月22日初版発行(同日発売[8])、ISBN 978-4-06-310692-3
    6. 2011年11月22日初版発行(同日発売[9])、ISBN 978-4-06-310788-3
    7. 2013年10月23日初版発行(同日発売[10])、ISBN 978-4-06-387929-2
    8. 2015年5月22日初版発行(同日発売[11])、ISBN 978-4-06-388045-8
    9. 2016年4月22日初版発行(同日発売[12])、ISBN 978-4-06-388136-3
  • カラスヤサトシ 『毎日カラスヤサトシ』 講談社〈アフタヌーンKC〉、全2巻
    1. 2015年3月23日発売[13])、ISBN 978-4-06-388040-3
    2. 2015年4月23日発売[14])、ISBN 978-4-06-388052-6

脚注

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注釈

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  1. ^ 読者投稿を作品化しているわけではなく、単行本の最初にもその旨が記されている。
  2. ^ いずれも不定期連載の扱いだが、『特別版』は2003年以降、『超拡大版』は2005年以降毎号掲載されていた
  3. ^ 馴れ初めは『結婚しないと思ってた オタクがDQNな恋をした!』上で描かれている。

出典

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  1. ^ a b アフタヌーン2018年3月号”. アフタヌーン公式サイト. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  2. ^ a b アフタヌーン2024年3月号”. アフタヌーン公式サイト. 講談社. 2024年1月25日閲覧。
  3. ^ a b カラスヤサトシ”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  4. ^ アフタヌーン2016年6月号”. アフタヌーン公式サイト. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  5. ^ カラスヤサトシ(2)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  6. ^ カラスヤサトシ(3)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  7. ^ カラスヤサトシ(4)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  8. ^ カラスヤサトシ(5)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  9. ^ カラスヤサトシ(6)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  10. ^ カラスヤサトシ(7)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  11. ^ カラスヤサトシ(8)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  12. ^ カラスヤサトシ(9)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  13. ^ 毎日カラスヤサトシ(1)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。
  14. ^ 毎日カラスヤサトシ(2)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2021年5月25日閲覧。