厳嶋神社 (新宿区)
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(抜弁天から転送)
厳嶋神社 | |
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鳥居と社殿 | |
所在地 | 東京都新宿区余丁町8-5 |
位置 | 北緯35度41分51秒 東経139度42分48秒 / 北緯35.69750度 東経139.71333度座標: 北緯35度41分51秒 東経139度42分48秒 / 北緯35.69750度 東経139.71333度 |
主祭神 | 市杵島姫命(弁財天) |
社格等 | 旧無格社 |
創建 | 1086年(応徳3年) |
別名 | 抜弁天(ぬけべんてん) |
札所等 | 新宿山ノ手七福神 |
例祭 | 9月5日 |
厳嶋神社(いつくしまじんじゃ)は、東京都新宿区余丁町にある神社である。祭神は市杵島姫命だが、これが仏教の弁才天と習合したため、新宿山ノ手七福神の弁財天を祀る神社として知られる。通称は抜弁天(ぬけべんてん)。
当社にちなんで、付近の通りは抜弁天通りと称される。
歴史
[編集]1086年(応徳3年)、鎮守府将軍・源義家(八幡太郎)が後三年の役(1083年~1087年)で奥州平定に向かう途中ここに宿営した。この地はこの地域で最も高い場所であり、かつては富士山もよく見えたようで、この時、義家も遠く富士山を望み、さらにその先、安芸に鎮座する厳島神社に戦勝を祈願した。
そして義家は奥州平定を成し遂げ、その帰途、戦勝のお礼のためこの地に神社を建立し、厳島神社を勧請したと伝えられる。
義家がこの地に立ち寄り祈願して苦難を切り抜けたという伝説と、また境内参道が南北に通り抜けできることから「抜弁天」ともいわれ、江戸の六弁天に数えられる。
江戸時代には稲荷神社もあり、徳川綱吉による生類憐れみの令により付近に野犬のための2万5千坪の犬小屋が設置されていた。
所在地
[編集]- 東京都新宿区余丁町8-5
- 都営地下鉄大江戸線「東新宿」、都営バス「抜弁天」下車