教義史
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教義史(きょうぎし、ドイツ語: Dogmengeschichte)とは、キリスト教の教義・教理の批判的研究である。教理史とも訳されている。[1]
歴史
[編集]批評的教義史は自由主義神学(リベラリズム)によって確立された[2]。ヨハン・フリードリヒ・ヴィルヘルム・イェルーザレムがその創始者である[2]。イェルーザレムは両性説(まことの神、まことの人)や三位一体の教理・教義は聖書に無いとする[2]。
アドルフ・フォン・ハルナックは、キリスト論、受肉の教理・教義をヘレニズム由来としている[2]。
G.S.シュタインバートは、代償的贖罪の教理、原罪についてのアウグスティヌスの教理、贖い、キリストの義の転嫁の教理が「恣意的仮説」であると結論した[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『キリスト教神学入門』アリスター・マクグラス 教文館
- 『キリスト教大辞典』日本キリスト教協議会(NCC)