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栄一橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新栄一橋から転送)
国道49号標識
国道49号標識

栄一橋(えいいちばし)は、福島県いわき市にある道路橋である。当記事では、現在、国道49号の一部として利用される橋梁、新栄一橋についても述べる。

概要

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いわき市北西部の好間地区にて、二級水系夏井川水系好間川の支流を渡り、いわき市道道内小川崎線を通す。東詰は好間町大利字西田、西詰は好間町大利字小川崎に位置する。当時の二級国道新潟平線の道路改良工事として事業化され、1953年より架橋地点の選定が行われた。上部工施工はケーブルエレクション工法で行われ、縦断勾配4%であるため細心の注意を払い架設された。総工費は当時の金額で3572万8千円。幅員6mの路側帯の無い構造で、大型車のすれ違いには注意を要する橋であった。橋の両側の道路は比較的広く、幅員減少の標識が現在も残っている。後年、幅員が狭小のため[2]新栄一橋が計画され、その後完成するまで一般国道49号の経路として利用されていた。現在はバリケードにより車両の進入は不可能。新栄一橋のすぐ南側にあり、現道から至近に見ることができる。

新栄一橋

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栄一橋と同じく、いわき市好間町大利付近に位置し、好間川の支流に架けられている。本橋の開通により、国道49号は本橋を経由するようになった。また、2007年に耐震補強のため、粘性ダンパーの利用や現況の斜材の交換などが行われた[3][4]

橋梁のデータ

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  • 長さ : 107m
    • 主径間:69.0m
  • 幅員 : 8.5m
  • 構造 : 3径間鋼ラーメン橋
  • 車線 : 片側1車線(上下線合計2車線)
  • 施工:川田工業[5]

沿革

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脚注

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  1. ^ 道路橋大鑑 昭和36年版” (PDF). 土木海通信社. pp. 268, 269. 2021年2月12日閲覧。
  2. ^ 福島の国道をゆく - みちづくりと沿道の歴史をたずねて p102. 1988.
  3. ^ 事業内容
  4. ^ 復建技術コンサルタント
  5. ^ 橋梁年鑑 栄一橋詳細 - 日本橋梁建設協会

外部リンク

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座標: 北緯37度4分37.1秒 東経140度47分49.8秒 / 北緯37.076972度 東経140.797167度 / 37.076972; 140.797167