新潮社文学賞
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新潮社文学賞(しんちょうしゃぶんがくしょう)は、新潮社が1954年(昭和29年)に新潮社四大文学賞のひとつとして設けた文学賞である。受賞者には記念品と副賞として賞金(第1回から第7回まで30万円、第8回以降は50万円)が授与された。1967年(昭和42年)10月に新潮文芸振興会が設立されたのを期に終了し、1969年(昭和44年)開始の日本文学大賞に引き継がれる形となった。
受賞作
[編集]第1回から第10回
[編集]- 第1回(1954年)
- 第2回(1955年)
- 第3回(1956年)
- 第4回(1957年)
- 第5回(1958年)
- 第6回(1959年)
- 第7回(1960年)
- 第8回(1961年)
- 第9回(1962年)
- 第10回(1963年)
第11回から第14回
[編集]- 第11回(1964年)
- 第12回(1965年)
- 第13回(1966年)
- 第14回(1967年)
- 受賞作
- 三浦朱門 『箱庭』
- 候補作
- 安部公房 『燃え尽きた地図』
- 有吉佐和子 『華岡青洲の妻』
- 大江健三郎 『万延元年のフットボール』
- 北杜夫 『白きたおやかな峰』
- 中村光夫 『贋の偶像』
- 安岡章太郎 『幕が下りてから』
- 受賞作
選考委員
[編集]- 第1回 - 伊藤整、亀井勝一郎、河上徹太郎、川端康成、小林秀雄、神西清、中島健蔵、中村光夫、新潮社出版部長
- 第2回から第3回 - 亀井勝一郎、河上徹太郎、川端康成、河盛好蔵、小林秀雄、神西清、中島健蔵、中村光夫、新潮社出版部長
- 第4回から第11回 - 亀井勝一郎、河上徹太郎、川端康成、河盛好蔵、小林秀雄、中島健蔵、中村光夫、山本健吉、新潮社出版部長
- 第12回から第14回 - 江藤淳、亀井勝一郎、河上徹太郎、河盛好蔵、小林秀雄、中島健蔵、中村光夫、平野謙、山本健吉