日比谷三井ビルディング
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日比谷三井ビルディング | |
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情報 | |
用途 | 金融店舗、オフィス |
設計者 | 松田平田設計、横河建築設計事務所 |
建築主 | 三井不動産 |
構造形式 | 鉄骨鉄筋コンクリート構造 |
敷地面積 | 7,878.9 m² |
建築面積 | 7,630.8 m² |
延床面積 | 90,891 m² |
状態 | 解体 |
階数 | 地上9階地下5階、塔屋3階 |
着工 | 1957年9月 |
竣工 | 1960年8月 |
解体 | 2011年1月 |
所在地 |
〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目1-2 |
座標 | 北緯35度40分25.4秒 東経139度45分33.3秒 / 北緯35.673722度 東経139.759250度座標: 北緯35度40分25.4秒 東経139度45分33.3秒 / 北緯35.673722度 東経139.759250度 |
備考 | 解体済み。 |
日比谷三井ビルディング(ひびやみついビルディング)は、東京都千代田区有楽町一丁目に所在していたオフィスビルである。再開発事業のため、2011年に解体された。
歴史
[編集]三井不動産が三井合名会社から引き継いだ社有地に、1957年9月に着工、1960年8月に完成した。高度経済成長期のさなかで、31mの高さ制限がある中で広い延床面積を確保するため大規模な建築となり、アルミ建材やステンレスを多用した外装も先進的なものであり[1]、第3回BCS賞を受賞している。三井銀行本店や日本製鋼所本社が入居するなど、日本橋地区と並ぶ三井グループの一大拠点となった[2]。
再開発
[編集]三井住友銀行本店が2010年10月に大手町に移転するなど[3]順次入居企業の移転を進め、2011年よりビルの解体に着手した。
この一帯の再開発事業は都市再生特別地区および国家戦略特区の特定事業の一つと位置づけられ、区道を挟んだ北側の、2007年に解体済みの三信ビルディング跡地と一体の再開発が行われた[4]。新ビルの名称は「東京ミッドタウン日比谷」となり、地上35階・地下4階建で高さ約192m。延床面積は約189,000m2となる[5]。日比谷公園を見下ろす低層部屋上テラスや、プロモーションイベントなどが行えるアトリウム、災害時には帰宅困難者が滞在できる設備がある[6]。2015年2月に本体工事着手、2018年2月に竣工[5]、三信ビルとの間の区道は廃止された[4]。
脚注
[編集]- ^ ビル進化論(鹿島建設)
- ^ 会員会社ニュース(2010年10月14日、三井広報委員会)
- ^ 『本店機能の移転および大手町本部ビルの取得について』(プレスリリース)三井住友フィナンシャルグループ、2006年12月25日 。2014年12月12日閲覧。
- ^ a b “東京圏国家戦略特区会議/区域計画、初弾に三井不・日比谷プロジェクト認定へ”. 日刊建設工業新聞. (2014年12月10日) 2014年12月12日閲覧。
- ^ a b 『「(仮称)新日比谷プロジェクト」の名称が「東京ミッドタウン日比谷」に決定 上質な体験価値を提供する約60の店舗が2018年3月29日にオープン ~未来志向の新たな体験や価値が日比谷で花開く~』(プレスリリース)三井不動産、2017年9月4日 。2017年9月4日閲覧。
- ^ 『都心型スマートシティ第2弾~日比谷地区を東京の新たなビジネス・文化交流・発信拠点に~「(仮称)新日比谷プロジェクト」都市計画決定 2017年度完成予定』(プレスリリース)三井不動産、2013年12月6日 。2014年12月12日閲覧。
外部リンク
[編集]- BCS賞受賞作品 | 日比谷三井ビルディング - 日本建設業連合会