コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

旭川市大雪クリスタルホール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
旭川市音楽堂から転送)
旭川市大雪クリスタルホール[1]
施設外観(2007年) 地図
情報
管理運営 旭川市音楽堂等運営協議会
構造形式 鉄筋コンクリート造一部プレストレストコンクリート造[2]
敷地面積 52,708.66 m² [2]
建築面積 7,636.23 m² [2]
延床面積 9,698.78 m² [2]
階数 地下1階地上2階建[2]
駐車台数 400台
開館開所 1993年(平成5年)9月1日[2]
所在地 070-0083
北海道旭川市神楽3条7丁目
座標 北緯43度45分36.48秒 東経142度21分3.71秒 / 北緯43.7601333度 東経142.3510306度 / 43.7601333; 142.3510306 (旭川市大雪クリスタルホール[1])座標: 北緯43度45分36.48秒 東経142度21分3.71秒 / 北緯43.7601333度 東経142.3510306度 / 43.7601333; 142.3510306 (旭川市大雪クリスタルホール[1])
テンプレートを表示
旭川市博物館[1]
大雪クリスタルホール構内の出入口
地図
施設情報
前身 旭川市郷土資料館
専門分野 自然学人文科学民族学
管理運営 旭川市博物館協議会
開館 1952年(昭和27年)[3]
1968年[3]
1993年[3]
閉館 1968年[3]
所在地 070-8003
日本の旗 日本北海道旭川市神楽3条7丁目
位置 北緯43度45分33.89秒 東経142度21分2.3秒 / 北緯43.7594139度 東経142.350639度 / 43.7594139; 142.350639
外部リンク 博物館 | 旭川市
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示
旭川市音楽堂[1]
情報
開館 1993年
客席数 597席
用途 音楽会、コンサートなど
運営 旭川市音楽堂等運営協議会
所在地 070-8003
北海道旭川市神楽3条7丁目
位置 北緯43度45分36.48秒 東経142度21分3.71秒 / 北緯43.7601333度 東経142.3510306度 / 43.7601333; 142.3510306 (旭川市音楽堂[1])
テンプレートを表示
旭川市国際会議場[1]
情報
用途 各種会議、講演会、講習会、研修会など
管理運営 旭川市音楽堂等運営協議会
開館開所 1993年
所在地 070-8003
北海道旭川市神楽3条7丁目
座標 北緯43度45分34.28秒 東経142度21分5.1秒 / 北緯43.7595222度 東経142.351417度 / 43.7595222; 142.351417 (旭川市国際会議場[1])
テンプレートを表示

旭川市大雪クリスタルホール(あさひかわしたいせつクリスタルホール)は、北海道旭川市にある複合施設(社会教育施設)。旭川市博物館、旭川市音楽堂、旭川市国際会議場によって構成される。「優良ホール100選」選定[4]

概要

[編集]

1993年(平成5年)に、芸術・文化の振興を目的として開館した[5]

旭川市博物館

博物館の常設展示室は、1階・地下階の2層構造になっており、アイヌ屯田兵の住居を復元しているほか、旭川と周辺地域の歴史文化自然についての資料を展示している。

旭川市音楽堂

音楽堂は、ホール自主文化事業公演はじめ、市民が音楽堂で開催するコンサート運営をボランティアが支援するコンサートボランティア登録制度、音楽について交流を深める大雪クリスタルホールメイトといった市民参加型の事業を推進している。

旭川市国際会議場

国際会議場は、最大300名収容の大会議室があり、6か国語に対応できる同時通訳設備を有している。

前庭には開拓のために流した先人の汗と涙を、雪の結晶(クリスタル)にデザインしたモニュメントがあるほか、公園(クリスタルパーク)が隣接している[6]。周辺には旭川大雪アリーナ、神楽市民交流センター、道北地域旭川地場産業振興センター(道の駅あさひかわ)がある。

歴史

[編集]

旭川市博物館は、1952年(昭和27年)に花咲町で開館した旭川市郷土資料館が前身であり、翌年「博物館法」によって登録認可された[3]。1968年(昭和43年)に4区1条1丁目(旧旭川偕行社、現在の中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館)に移転。1993年(平成5年)、旭川市大雪クリスタルホール内移転の際に、名称を旭川市博物館とした[3]。2008年(平成20年)に常設展示室1階をアイヌ文化の紹介を中心とした展示にリニューアルした[3]。附属施設の茶室は、1950年(昭和25年)開催の『北海道開発大博覧会』の際に現在の5条通11丁目にあった旧市立図書館の敷地内に岡田英斎の手により建設[7]。京都の裏千家淡淡斎が北海道の自然から「晴雪」(せいせつ)と名づけた[7]。その後は常磐公園に移築され、1968年(昭和43年)に4区1条1丁目(旧旭川偕行社、現在の中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館敷地内)に移築されて旭川市郷土博物館の附属茶室となった[7]。1992年(平成4年)に郷土博物館移転に伴って現在地に移築した[7]

施設

[編集]
  • エントランスホール、ラウンジ、ホワイエ
  • 売店(ミュージアムショップ)
  • レストラン「シンフォニー」

博物館

  • 開館時間:9:00 - 17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:10月から5月の第2・第4月曜日(祝日となる場合はその翌日)、年末年始(12月29日から1月3日)、施設点検日
  • 常設展示室
  • 特別展示室
  • 学芸室1(自然系)、学芸室2(人文系)
  • 第1収蔵庫、第2収蔵庫、第3収蔵庫
  • 荷解室、燻蒸室、洗浄室
  • 文献資料室
  • 郷土学習室
  • ゆきんぽコーナー
  • 茶室「晴雪」(附属施設)

音楽堂

  • 幅18 m、奥行30 m(うちステージ9 m)、天井高12 m
  • シューボックス(靴箱)タイプ
  • ステージ(オープン形式、ヒノキ集成材立目張り、シャンデリア5基)
  • 客席597席(1階523席、2階74席)
  • 第1リハーサル室(定員30名)、第2リハーサル室(定員10名)
  • 第1楽屋、第2楽屋、第3楽屋、第4楽屋

国際会議場

  • 大会議室
    • 間口12.9 m、奥行22.8 m、天井高6 m
    • 定員(長机スクール方式180名、椅子シアター方式300名)
    • ステージ(昇降床(幅12.6 m、奥行4.5 m))
  • レセプション室
    • 間口9 m、奥行19 m、天井高4 mほかパントリー
    • 定員(長机スクール方式90名、椅子シアター方式150名、立食方式100名)
  • 小会議室
    • 第1会議室(間口5.2 m、奥行7.7 m、長机ロの字型8本24名)
    • 第2会議室(間口7.7 m、奥行6 m、長机スクール型9本27名)
    • 第3会議室(間口7.7 m、奥行9 m、長机スクール型15本45名)
    • 第4会議室(応接ソファー8名)
    • 特別室(応接ソファー8名)

アクセス

[編集]

脚注

[編集]

注釈・出典

[編集]
  1. ^ a b c d 旭川市大雪クリスタルホール条例.
  2. ^ a b c d e f 社会教育部 所管施設資料” (PDF). 旭川市教育委員会. pp. 4-5. 2016年6月30日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 博物館報 2015, p. 2.
  4. ^ 優良ホール100選”. 日本音響家協会. 2016年7月1日閲覧。
  5. ^ “道北の「文化の殿堂」完成 大雪クリスタルホール”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1993年8月31日)
  6. ^ クリスタルパーク”. 旭川観光コンベンション協会. 2016年7月1日閲覧。
  7. ^ a b c d 茶室について”. 旭川市. 2016年6月30日閲覧。

参考資料

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]