ひこちゃん
ひこちゃん | |
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生誕 | 日本・東京都葛飾区 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 2008年 - |
ジャンル | 児童漫画 |
ひこちゃんは、日本の漫画家[1]。東京都葛飾区出身[1]。別名義にすぎたにかずひこ、杉谷和彦(すぎたにかずひこ)がある。
来歴
[編集]2008年、『ストーンボーイ』で第62回小学館新人コミック大賞児童部門佳作を受賞[2]。
2019年に「別冊コロコロコミック」(小学館)4月号にギャグ漫画『いないいないばあオジさん!』をすぎたにかずひこ名義で掲載しており、その後「コロコロコミック」公式Twitterで毎週金曜日の夜に同作品をひこちゃん名義で連載するようになったという[3][4]。
人物
[編集]小さいころは、『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空が持つ他の事象に影響されない自然体風の姿に憧れて自身も真似していたと語っている[5]。
高校生時代は授業中にマンガを描いて見せ合っていたと話しているほか、高校時代の同級生で、同じく漫画家を務める人物としておたみと曽山一寿の名前を挙げている[5]。
そのうち、曽山はひこちゃんをライバルと思っている作家に挙げている[6]。
また、おたみに関しては、2018年末までSNSに疎く、スマホを保持していなかったひこちゃんに対してTwitterを勧めてくれた人として紹介しており、Twitter上で「まんが学校の相方」と称し、おたみ本人との掛け合いを行うなどの関係性が見られる[5][7]。
その後、『コロコロイチバン!』(小学館)での執筆や、自身のTwitterで息子との日々などをエッセイ漫画で綴っている[4][8]。
例えば、料理好きだと話しているひこちゃんは、フライパンを使用した戦い方を息子に教えたことがあり、それをTwitter上の漫画として投稿している他、バイトの面接で運転免許証の特大コピーを提出したエピソードもTwitter上で披露している[5][9]。
また、前澤友作が行なった「日本を元気にするあなたの『マンガ』画像を募集」という企画では、自身の投稿した『鶴の雑な恩返し』という4コマ漫画が採用され、100万円の活動資金を得たとも話している[10]。
これらの作品に関して、ひこちゃんは自身の作品の大部分は連想ゲームから思いついたと話している[10]。
2020年9月現在は、地元の東京都葛飾区で漫画教室の講師を務めている[11]。
作品リスト
[編集]杉谷和彦名義
[編集]- レッツ!イナズマイレブン3(『別冊コロコロコミック』2010年8月号 - 2011年2月号)
- 爆丸マスター 炎もえたろー(『別冊コロコロコミック』2011年6月号 - 2012年10月号、全1巻)
- 百獣大戦グレートアニマルカイザー(『コロコロイチバン!』2012年11月号 - 2015年5月号、全4巻)
- ポケモントレッタ(『別冊コロコロコミック』2013年2月号 - 12月号)
- 魔人ヌードル(『コロコロイチバン!』2015年6月号 - 2016年4月号、全1巻)
- タイムボカン24(『コロコロイチバン!』2016年11月号 - 2017年4月号)
- イナズマイレブン アレスの天秤 4コマ&クイズクラブ(『コロコロイチバン!』2018年6月号 - 2019年6月号)
- 爆丸シュート!!(『コロコロイチバン!』2019年7月号 - 12月号)
ひこちゃん名義
[編集]- いないいないばあオジさん!(『別冊コロコロコミック』2019年4月号、コロコロコミック公式Twitter)[注釈 1]
- 桃太郎電鉄 日本全国4コマ大百科(『コロコロイチバン!』2021年9月号 - 2022年5月号)
- 小学生男子は本日も晴天なり!(描きおろし、2022年1月6日単行本発売[1])
- 喝!男梅! ノーベル小学校のなかまたち(『週刊コロコロコミック』2022年12月21日[12] - 、既刊1巻) - 男梅のコミカライズで[12]、ノーベル製菓の商品が登場[13]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 雑誌掲載時のみ、すぎたにかずひこ名義。
出典
[編集]- ^ a b c “小学生男子は本日も晴天なり!”. KADOKAWA. 2022年1月6日閲覧。
- ^ “これまでの受賞者”. 小学館 新人コミック大賞. 2021年2月13日閲覧。
- ^ 話題急上昇!? 別コロの『いないいないばあオジさん!』、コロコロ公式Twitterに現る!! - コロコロオンライン(2019年7月10日)
- ^ a b “被災地応援企画 ぬりえコンテスト&おさんぽ展覧会”. 2021年2月27日閲覧。
- ^ a b c d “【漫画】バイトの面接で免許証のコピーを提出「なぜいいと思った」「主張強すぎ」”. マグミクス. 2021年2月26日閲覧。
- ^ “コロコロコミックを愛し、コロコロコミックに愛された男 曽山一寿インタビュー”. マンバ. 2023年11月29日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/YOTUGINOKO/status/1164927840921346048”. Twitter. 2021年2月26日閲覧。
- ^ ひこちゃん (@YOTUGINOKO) - X(旧Twitter)
- ^ “「フライパンの使い方教えてくれない?」→その斜め上の理由とは? 小4の息子とお父さんのやりとりを描いた漫画にほほえんでしまう”. ねとらぼ (2021年2月3日). 2021年2月15日閲覧。
- ^ a b “【漫画】たった4コマで3人の偉人がつながる! 作者の連想に「勢いがすごい」(マグミクス)”. Yahoo!ニュース. 2021年2月26日閲覧。
- ^ “最強の営業?「ちょっとよろしいでしょうか」小4息子の“変身”した姿に反響”. Yahoo!ニュース (2020年9月19日). 2021年2月15日閲覧。
- ^ a b “第1話 喝!男梅! ノーベル小学校のなかまたち ひこちゃん”. 週刊コロコロコミック. 小学館 (2022年12月21日). 2023年3月1日閲覧。
- ^ “喝!男梅のマンガが単行本に、新米教師の男梅蔵がトドクロちゃんたちに熱血指導”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年11月28日) 2023年11月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- ひこちゃん (@YOTUGINOKO) - X(旧Twitter)