トヨタ不動産
表示
(東和不動産から転送)
本社が入居するミッドランドスクエア | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 名古屋本社 〒450-6216 名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア 16階 東京本社 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町三丁目28番地5 axle御茶ノ水[1] |
本店所在地 |
〒450-6216 名古屋市中村区名駅四丁目7番1号 ミッドランドスクエア16階 |
設立 | 1953年(昭和28年)8月17日[1] |
業種 | 不動産業 |
法人番号 | 9180001031662 |
事業内容 | 不動産の所有・管理・売買・貸借および有価証券等への投資[1]。 |
代表者 |
代表取締役会長 豊田章男 代表取締役社長 山村知秀[1] |
資本金 | 594億5000万円[1] |
売上高 |
202億4,000万円 (2024年3月期)[2] |
営業利益 |
24億7,500万円 (2024年3月期)[2] |
経常利益 |
316億2,100万円 (2024年3月期)[2] |
純利益 |
241億4,700万円 (2024年3月期)[2] |
純資産 |
1兆3,648億5,300万円 (2024年3月期)[2] |
総資産 |
1兆9,166億9,700万円 (2024年3月期)[2] |
従業員数 | 118名(2022年4月1日時点)[1] |
主要株主 | トヨタグループ各社 |
主要子会社 |
柳橋食品ビル株式会社 100% 株式会社TOWAホスピタリティ 100% 株式会社アイ・エム・エー 100%[3] |
関係する人物 |
豊田章一郎(元会長) 内山田竹志(元監査役) 伊地知隆彦(元社長) 山口千秋(元社長) 鵜飼正男(元社長) |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
トヨタ不動産株式会社(とよたふどうさん、英: TOYOTA FUDOSAN CO., LTD.)は、愛知県名古屋市中村区名駅と東京都千代田区神田小川町に本社を置く、トヨタグループの不動産会社[4]。2022年4月に東和不動産から社名変更した[4]。
愛知県名古屋市名古屋駅前のミッドランドスクエア[4]やセンチュリー豊田ビル、シンフォニー豊田ビルなどの商業ビルやオフィスビルを運営し、パレットタウンや富士スピードウェイの再開発を手掛ける[4]。
概要
[編集]保有するビルや付帯する商業施設を、一体に開発して運営管理する。最大の保有物件で本社を置くミッドランドスクエアは、かつて豊田佐吉が経営した愛知県名古屋市堀内町の紡織工場跡に建てた豊田ビルが前身である。当社は非上場でトヨタグループ各社の株式を保有し、グループ防衛を担う。
第二次世界大戦後、連合国軍総司令部 (GHQ) の財閥解体施策で、豊田産業の商社事業は日新通商、不動産事業は東和不動産、それぞれに分割された[4]。東和不動産は、ビル経営に不慣れなために親会社を棄損せぬように配慮して豊田(トヨタ)を冠さない社名として[4]、「東和」は当時の幹部が京都の僧侶から拝名した[4]。
沿革
[編集]- 1953年(昭和28年)8月17日 - トヨタ自動車工業および豊田自動織機製作所、日新通商の共同出資により東和不動産株式会社設立[5]。
- 2004年(平成16年)3月 - ISO 14001認証を取得。
- 2007年(平成19年)3月 - ミッドランドスクエア(正式名称:豊田・毎日ビルディング)を開業[5]。
- 2016年(平成28年)7月12日 - 第二豊田ビル竣工[6]。
- 2018年(平成30年)
- 2021年(令和3年)11月30日 - 株式会社アイ・エム・エーの全株式を取得して完全子会社化[10]。
- 2022年(令和4年)4月27日 - 社名をトヨタ不動産株式会社に変更[11][12]。
- 2023年(令和5年)2月1日 - トヨタ自動車東京本社ビルをトヨタ自動車株式会社から、トヨタ不動産90%と三井不動産株式会社10%の比率で取得し、トヨタ東京ビルに改称[13]。
- 2024年(令和6年)1月1日 - 東京支店を東京本社に改称して2本社制に移行[14]。
主要な物件
[編集]- ミッドランドスクエア(名古屋市中村区)[15]
- センチュリー豊田ビル(名古屋市中村区)(豊田通商名古屋本社)[15]
- 名古屋クロスコートタワー(名古屋市中村区)[15]
- 桜通豊田ビル(名古屋市中村区)[15]-(旧近鉄新名古屋ビル。2015年1月に取得して改称[5]。)
- シンフォニー豊田ビル(名古屋市中村区)[15]-(旧第二豊田ビル、2016年竣工。)
- 名駅IMAIビル(名古屋市中村区)[15]
- 大阪豊田ビル(大阪市中央区)[15](豊田通商大阪支店)
- 柳橋食品ビル(名古屋市中村区) ※解体済
- トヨタ東京ビル(東京都文京区)
- 富士スピードウェイホテル(静岡県駿東郡小山町)
- J6 フロント(東京都渋谷区)
- 管理受託
- センチュリー三田ビル(東京都港区)[15]
- トヨタホーム栄ビル(名古屋市東区)
-
センチュリー豊田ビル
-
センチュリー三田ビル
-
名古屋クロスコートタワー
-
桜通豊田ビル
-
シンフォニー豊田ビル
-
大阪豊田ビル
-
トヨタ東京ビル
事業所
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h “会社概要”. トヨタ不動産株式会社. 2024年1月1日閲覧。
- ^ a b c d e f トヨタ不動産株式会社 第88期決算公告
- ^ “会社案内” (PDF). トヨタ不動産株式会社. 2022年10月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g 「東和不動産→ TOYOTA FUDOSAN 70年続いた社名、なぜ今変更?ブランド前面、名古屋圏以外へも」『朝日新聞』朝刊2022年5月24日(経済面)2022年5月28日閲覧
- ^ a b c “沿革”. トヨタ不動産株式会社. 2022年4月28日閲覧。
- ^ 「シンフォニー豊田ビル完成 広がるにぎわい空間」『中日新聞』中日新聞社、2016年7月13日、9面。
- ^ 「東和不動産、名古屋駅前のビル取得」『日本経済新聞』2018年1月31日。2018年2月3日閲覧。
- ^ 『柳橋食品ビル株式会社の株式取得(完全子会社化)に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東和不動産株式会社、2018年1月31日 。2022年4月28日閲覧。
- ^ 『旧那古野小学校施設活用事業に係る基本協定締結に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東和不動産株式会社、2018年12月26日 。2023年10月28日閲覧。
- ^ “東和不動産、ミッドランドスクエア近くのビル取得”. 株式会社日本経済新聞社. (2021年11月30日) 2022年4月28日閲覧。
- ^ 「70年変わらなかった社名、とうとう「トヨタ不動産」に なぜいま?」『朝日新聞』2022年4月28日。2022年4月28日閲覧。
- ^ 『トヨタ不動産株式会社へ社名変更のお知らせ(2022年4月27日より)』(プレスリリース)東和不動産株式会社、2022年4月6日 。2022年4月28日閲覧。
- ^ “トヨタ不動産と三井不動産、「トヨタ自動車 東京本社ビル」を取得 2023年6月から日本サッカー協会も入居へ”. Car Watch. 株式会社インプレス (2023年2月1日). 2023年2月8日閲覧。
- ^ “1月、東京本社を設置 トヨタ不動産 名古屋と2本社制に”. 株式会社中部経済新聞社 (2023年12月5日). 2023年12月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “事業案内”. トヨタ不動産株式会社. 2022年4月28日閲覧。