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トウゴクミツバツツジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東国三葉躑躅から転送)
トウゴクミツバツツジ
丹沢山地 菰釣山・2011年6月撮影
分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
階級なし : キク類 asterids
: ツツジ目 Ericales
: ツツジ科 Ericaceae
: ツツジ属 Rhododendron
: トウゴクミツバツツジ R. wadanum
学名
Rhododendron wadanum
和名
トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅)

トウゴクミツバツツジ(東国三葉躑躅 学名Rhododendron wadanum)はツツジ科ツツジ属の落葉低木。

関東の山地に多いことからこの名が付いた。代表種のミツバツツジとは違い、おしべが10本あり、主に5月中旬から6月上旬にかけて咲く。ミツバツツジよりも花期がやや遅い。宮城県から鈴鹿山脈までの太平洋側に分布し、標高の高い場所(概ね標高1,000 m以上)に多いが、北関東以北では鶏足山や矢祭山などの低山地にも分布する。おしべの付け根の部分に腺毛と呼ばれる小さな突起があるのが、他のミツバツツジ類にはない特徴である。

関連画像

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参考文献

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  • 渡辺洋一、高橋修『ツツジ・シャクナゲ ハンドブック』文一総合出版、2018年、58頁。ISBN 978-4-8299-8138-2 
  • 南谷忠志、門田裕一、米倉浩司「日本産ミツバツツジ類(ツツジ科)の分類(1)」『植物研究雑誌』第93巻第2号、株式会社ツムラ、2018年4月、75-103頁、doi:10.51033/jjapbot.93_2_10849ISSN 0022-2062 
  • 南谷忠志、門田裕一、米倉浩司「日本産ミツバツツジ類(ツツジ科)の分類(2)」『植物研究雑誌』第94巻第4号、株式会社ツムラ、2019年8月、195-241頁、ISSN 0022-2062 
  • 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)

関連項目

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