柳澤大輔
やなさわ だいすけ 柳澤 大輔 | |
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生誕 |
1974年2月19日(50歳) 香港 |
出身校 | 慶應義塾大学環境情報学部 |
職業 | 実業家 |
活動拠点 | 鎌倉 |
肩書き | 株式会社カヤック 代表取締役CEO |
柳澤 大輔(やなさわ だいすけ、1974年2月19日 - )は実業家。株式会社カヤック代表取締役CEO。
来歴
[編集]1974年に香港で生まれ、小学3年で日本へ帰国するもそれ以前の記憶はほとんどない。慶應義塾高等学校で体育会自動車部に所属し、趣味の麻雀で貝畑政徳と出会う。慶應義塾大学環境情報学部でニューラルコンピューティングを専攻して久場智喜と出会う。高校から大学まで7年間、学習塾で講師のアルバイトを続けた[1]。
1996年に大学を卒業してソニー・ミュージック・エンタテインメント通信販売事業部で企画、買い付け、カタログ制作、顧客対応などを行う。
大学院を卒業した貝畑、アメリカを放浪していた久場と、1998年に合資会社カヤックを設立して代表取締役となる。2005年にカヤックを株式会社とする。カヤックは、「サイコロ給」や「旅する支社」などユニークな会社制度でウェブサイト、スマートフォンアプリ、ソーシャルゲームを制作する。2009年に明和電機と共同で「貧乏ゆすり」を科学したプロダクト「YUREX」の開発とプロデュースに携わる[2]。
2014年12月にカヤックが東証マザーズ、2021年に面白法人グループ ウェルプレイド・ライゼストが東証グロース、それぞれへ上場する。
2010年東京インタラクティブ・アド・アワード、2012年カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル、2009から2015年Yahoo!インターネットクリエイティブアワード、Startup Weekend TOKYO2014, YOKOHAMA2016、ビジネス書大賞2018, 2019など審査員を務める。
地域活動NPO法人カマコン理事[3]、2015年株式会社TOW社外取締役、2016年株式会社クックパッド社外取締役、2019年INCLUSIVE株式会社社外取締役、2021年内閣官房デジタル田園都市国家構想実現会議構成員、2022年株式会社リビングハウス社外取締、2023年株式会社フィル・カンパニー社外取締役、iU 情報経営イノベーション専門職大学超客員教授、金沢大学非常勤講師、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授、淑徳大学地域創生学部客員教授などを務める。
受賞歴
[編集]- 第8回東京インタラクティブ・アド・アワード インタラクティブ広告部門 銅賞[4]
- 第8回東京インタラクティブ・アド・アワード ウェブサイト部門「コーポレートサイト銅賞」[5]
- 第31回 2010 日本 BtoB 広告賞 金賞[6]
- 第13回文化庁メディア芸術祭「審査委員会推薦作品」
- 第4回JWDA WEBデザインアワード 奨励賞
著書
[編集]- 『リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来』 2020年3月18日 KADOKAWA
- 『鎌倉資本主義』 2018年11月29日 プレジデント社
- 『この社則、効果あり』 2008年6月27日 祥伝社
- 『ウェブで一発当てる方法—スマッシュコンテンツ成功の法則』 2008年12月1日 ワークスコーポレーション
- 『面白法人カヤック会社案内』 2008年11月10日 プレジデント社
- 『アイデアは考えるな。』 2009年11月19日 日経BP社
- 『空飛ぶ思考法』 2010年12月17日 サンマーク出版
脚注
[編集]- ^ “ドリームゲートスペシャルインタビュー MY BEST LIFE 挑戦する生き方”. 2015年1月6日閲覧。
- ^ “ドリームゲートスペシャルインタビュー MY BEST LIFE 挑戦する生き方”. 2015年1月6日閲覧。
- ^ “面白法人カヤック 柳澤大輔”. 2015年1月6日閲覧。
- ^ “東京インタラクティブ・アド・アワード インタラクティブ広告部門”. 2015年1月6日閲覧。
- ^ “東京インタラクティブ・アド・アワード Webサイト部門 コーポレートサイト”. 2015年1月6日閲覧。
- ^ “第31回「2010日本BtoB広告賞」入選作品のご案内”. 2015年1月6日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 面白法人カヤック社長日記
- 柳澤大輔 面白法人カヤック - 面白法人カヤック 社員紹介
- 面白法人カヤックのやなさわ(柳澤大輔) (@yanasawa) - X(旧Twitter)
- ビジネスという“奇妙な冒険”