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柿本雅明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かきもと まさあき

柿本 雅明
生誕 1951年????
日本の旗 日本東京都
国籍 日本の旗 日本
職業 研究者
著名な実績 三菱ケミカル賞(2009年)
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柿本 雅明(かきもと まさあき、1950年 - )は、日本の研究者。学位は理学博士[1]。東京工業大学名誉教授。

経歴

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1950年、東京都出身。都立秋川高校を卒業後、山口大学工学部工業化学科へ進学。その後、東京工業大学総合理工学研究科・電子科学専攻博士課程を修了(理学博士)。2009年、三菱ケミカル賞を受賞。

職歴

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  • 相模中央研究所研究員(1980~1982年)
  • 東京工業大学助手(1982年~)
  • 東京工業大学助教授(1987~1997年)
  • 東京工業大学教授(1997年~2017年)[2][3][4][5]

研究業績

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東京工業大学物質理工学院柿本研究室では、縮合系高分子、その中でも多分岐高分子の合成に取り組んでおり、その合成技術を生かして、これら高分子を原料とした絶縁材料、個体媒介、バイオマテリアル、発光材料などの幅広い応用に取り組んでいる。特許は計46。

#1
名称:多分岐導電性高分子、多分岐導電性高分子膜、電気化学素子、及び半導体素子.
発明者:柿本雅明,難波江裕太,早川晃鏡,,古賀隆志,船川明恭.
種別:特許.
状態:公開.
出願人:国立大学法人東京工業大学,旭化成株式会社.
出願日:2018/02/02.
出願番号:特願 2018-017178.
公開日:2019/08/08.
公開番号:特開 2019-131751.

他、旭化成や三菱電機等との共同開発などで45件の特許を取得している[2]

著書

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  • 「トコトンやさしい高分子の本」柿本雅明、扇澤敏明、鞠谷雄士、塩谷正俊(日刊工業新聞社 2017.3.29発行)
  • 「身近なモノから理解する高分子の科学」柿本雅明、扇澤敏明、鞠谷雄士、塩谷正俊(日刊工業新聞社 2014.3.28発行)
  • 「高分子基礎科学 One Point 3 デンドリティック高分子」柿本雅明、寺境光俊、東原知哉、平尾明、石津浩二、打田聖、手塚育志(共立出版 2013.3.6発行[2]

主な受賞

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  • 2009年:「ハイバーブランチポリマーの合成と応用に関する研究」で三菱ケミカル賞(SPSJ Mityubishi Chemical Award 単独受賞[6]
  • 2001年:繊維学会賞[2]

脚注

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  1. ^ 柿本雅明『New applications of sigmatropic rearrangements to amine syntheses [シグマートロピー転位反応のアミン合成への新しい応用]』 東京工業大学〈理学博士 甲第1201号〉、1980年。 NAID 500000284589https://id.ndl.go.jp/bib/000007656260 
  2. ^ a b c d T2R2 東京工業大学 リサーチリポジトリ [リンク切れ]
  3. ^ kaken 研究者リサーチ 柿本雅明 研究者番号:90152595
  4. ^ research map 柿本雅昭
  5. ^ 柿本雅明教授 最終講義ならびに退職記念パーティーの案内
  6. ^ https//main.spsj.or.jp/pdf 高分子学会