コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

根雨町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ねうちょう
根雨町
廃止日 1959年5月1日
廃止理由 新設合併
根雨町黒坂町日野町
現在の自治体 日野郡日野町
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 中国地方山陰地方
都道府県 鳥取県
日野郡
市町村コード なし(導入前に廃止)
総人口 3,811
国勢調査、1955年)
隣接自治体 江府町溝口町、黒坂町
岡山県阿哲郡大佐町真庭郡新庄村新見市
根雨町役場
所在地 鳥取県日野郡根雨町大字根雨
座標 北緯35度14分27秒 東経133度26分34秒 / 北緯35.24081度 東経133.44267度 / 35.24081; 133.44267座標: 北緯35度14分27秒 東経133度26分34秒 / 北緯35.24081度 東経133.44267度 / 35.24081; 133.44267
ウィキプロジェクト
テンプレートを表示

根雨町(ねうちょう[1][2])は、鳥取県日野郡にあった。現在の日野郡日野町の一部にあたる。日野郡の中心地であった[2]

地理

[編集]

日野川とその支流・井原川の合流点に位置していた[2]

歴史

[編集]
  • 1889年(明治22年)10月1日、町村制の施行により、日野郡根雨村真住村が発足[3]
  • 1913年(大正2年)10月17日、上記2村が合併して根雨町が発足[1][2]。合併各村の大字を継承した板井原宿、金持、高尾、根雨宿、三谷、貝原、三土、秋縄、門谷、濁谷の10大字を編成[2]
    • 同年、根雨商工会設立[2]
  • 1915年(大正4年)7月、電気点灯[2]
  • 1932年(昭和7年)私立保育園が開設され、1949年(昭和24年)町立保育園となる[2]
  • 1940年(昭和15年)根雨公会堂完成[2]。(現:日野町歴史民俗資料館)
  • 1941年(昭和16年)根雨町森林組合設立[2]
  • 1948年(昭和23年)映画館ことぶき館開設、根雨農業協同組合設立[2]
  • 1949年(昭和24年)県立鳥取図書館日野分館開設[2]
  • 1953年(昭和28年)10月1日、日野郡日野村と合併し根雨町 が存続[1][2]。日野村の大字小原、別所、榎市、本郷、下榎、津地、野田、舟場、安原を継承し19大字となる。
  • 1959年(昭和34年)5月1日、日野郡黒坂町と合併し、日野町を新設して廃止された[1][2]。合併後、日野町大字板井原・金持・高尾・根雨・三谷・貝原・三土・秋縄・門谷・濁谷・小原・別所・榎市・本郷・下榎・津地・野田・舟場・安原となる[2]

地名の由来

[編集]

昔、旱魃の時に雨ごいをしたところ、たちまち黒雲が起こって雨が降り稲根を潤したことにちなむ[2]

産業

[編集]
  • 農業、林業[2]

交通

[編集]

鉄道

[編集]

教育

[編集]

名所・旧跡

[編集]
  • 根雨神社社叢(県指定天然記念物)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 『市町村名変遷辞典』609頁。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w 『角川日本地名大辞典 31 鳥取県』591-592頁。
  3. ^ 『市町村名変遷辞典』609、733頁。

参考文献

[編集]

関連項目

[編集]