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桜山神社 (熊本市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
櫻山祠堂から転送)
桜山神社
所在地 熊本市中央区黒髪5-7-57
位置 北緯32度48分54.7秒 東経130度43分59.2秒 / 北緯32.815194度 東経130.733111度 / 32.815194; 130.733111 (桜山神社)座標: 北緯32度48分54.7秒 東経130度43分59.2秒 / 北緯32.815194度 東経130.733111度 / 32.815194; 130.733111 (桜山神社)
主祭神 天照大御神
豊受大神
創建 1885年(明治18年)
別名 桜山祠堂
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桜山神社(さくらやまじんじゃ)は、熊本県熊本市中央区に鎮座する神社である[1]天照大御神豊受大神を主祭神とし、林桜園明治維新で活躍した肥後勤王党の志士、神風連の烈士らを合わせ祀る。境内には「神風連資料館」がある[2]

概要

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1885年明治18年)、明治維新で活躍した肥後勤王党と、神風連の遺族が、飽田郡宇留毛村(現熊本市中央区黒髪)に、「誠忠の碑」と「123士の碑」を建立し、桜山同志会を組織したことが起こり。その後、1913年大正2年)に桜山祠堂(さくらやましどう)を建築した[2]。第二次大戦後の1948年昭和23年)、桜山祠堂から、桜山神社へ改称した[2]。熊本在住作家、思想家、荒木精之1978年(昭和53年)境内に、財団法人神風連資料館を建て、理事長になる。[3]なお、神域には、林桜園の墓、宮部鼎蔵の歌碑、太田黒伴雄加屋霽堅以下123士の墓[2][4]、荒木精之の顕彰碑などもある。

神風連資料館

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1978年(昭和53年)11月、桜山神社の境内に造営。神風連の変は、1876年(明治9年)に熊本市でおきた士族反乱である。神風連資料館では、神風連の烈士や肥後勤王党関係の武具・絵画・遺墨・遺品等約500点を展示している[5]。2024年8月31日をもって、閉館予定。なお、資料は熊本博物館に寄贈予定。

基本情報

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  • 開館時間 - 9:30~16:30
  • 休館日 - 火曜日、年末年始
  • 入館料 - 大人300円。中・高校生200円。小学生100円。団体割引有り。
  • 駐車場 - 有(無料、6台)

出典

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神風連資料館ホームページ https://kumamoto-guide.jp/spots/detail/63

  1. ^ 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年、502頁
  2. ^ a b c d 熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』、1982年、384頁
  3. ^ 熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』1982年、38頁
  4. ^ 新興熊本大博覧会協賛会『くまもと』1935年、36頁
  5. ^ 熊本日日新聞情報文化センター『熊本の博物館』熊本日日新聞社、1993年、50-51頁

参考文献

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  • 荒木精之『神風連実記』新人物往来社、1971年
  • 熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』、1982年
  • 高木盛義『くまもと史跡散歩』熊本新評社、1982年、206-211頁
  • 日本歴史地名大系44『熊本県の地名』平凡社、1985年、502頁
  • 角川日本地名大辞典編纂委員会編『角川日本地名大辞典43 熊本県』角川書店、1987年
  • 鈴木喬監修『神風連資料館収蔵品図録』神風連資料館、1987年
  • 荒木精之『近代への叛逆』熊本出版文化会館、1992年
  • 熊本日日新聞情報文化センター『熊本の博物館』熊本日日新聞社、1993年
  • 新興熊本大博覧会協賛会『くまもと』1935年

外部リンク

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