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毎秒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
毎時から転送)
まいびょう
毎秒
inverse second, reciprocal second, per second
記号 s−1
頻度
定義 事象が起こる回数が1秒につき1回である頻度
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毎秒(まいびょう、inverse second, reciprocal second, per second、記号: s−1)は、頻度単位である。逆数であり、「1毎秒」は何らかの事象が起こる回数が1秒につき1回であることを意味する。同様に、毎分(まいふん)は1分間当たりの数量[1]毎時(まいじ)[2]は1時間当たりの数量を表す。

例えば「1秒につき1メートル」ならば「メートル毎秒」(m/s)のようになるが、「回数」は無次元量であるため、単位名称が単に「毎秒」となる。

以下の量に使われる「毎秒」の次元の単位については、国際単位系(SI)では固有の名称がつけられている[3][4]

日本語においては、助数詞「回」を単位のように使用して「毎秒」の次元の単位を「回毎秒」と表すことがある。この場合、「毎秒」を前につけて「毎秒1回」のように言うこともできる。また、回転数の単位「回転毎秒」(rps)は、回転という事象が起こる回数が1秒につき1回であることを意味する。

出典

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  1. ^ 毎分(読み)マイフン デジタル大辞泉、2021年12月12日閲覧
  2. ^ 毎時(読み)まいじ デジタル大辞泉、2021年12月12日閲覧
  3. ^ "The SI unit of frequency is given as the hertz, implying the unit cycles per second; the SI unit of angular velocity is given as the radian per second; and the SI unit of activity is designated the becquerel, implying the unit counts per second. Although it would be formally correct to write all three of these units as the reciprocal second, the use of the different names emphasises the different nature of the quantities concerned." Units with special names and symbols; units that incorporate special names and symbols”. 2012年10月24日閲覧。
  4. ^ "(d) The hertz is used only for periodic phenomena, and the becquerel (Bq) is used only for stochastic processes in activity referred to a radionuclide." BIPM - Table 3”. BIPM. 2012年10月24日閲覧。