永井泰宇
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(永井ばくから転送)
永井 泰宇(ながい やすたか、1941年3月10日 - )は、日本の小説家、漫画原作者、シナリオライター。
ダイナミック・プロ所属。漫画原作者としては高円寺 博(こうえんじ ひろし)のペンネームも用いた。
人物
[編集]中華民国(当時)の上海生まれ。後に石川県輪島市に引き揚げた[1]。本名は永井 博。漫画家・永井豪は実弟。東京都立文京高等学校卒業。
1969年、『鮮血のバプテスマ』(永井ばく名義)で江戸川乱歩賞候補となるが、ダイナミック・プロ設立のために作家活動を一時断念した(この年の乱歩賞は森村誠一の『高層の死角』が受賞した)。
作家としての再デビューは1981年の『真・デビルマン』である。
著作リスト
[編集]- 『真・デビルマン』(ソノラマ文庫、1981年 - 1982年)
- 悪魔復活編
- 魔獣血闘編
- 魔王血戦編
- 逢魔偈呑(アーマゲドン)編
- 『デビルマン THE NOVEL』(全4巻 メディアワークス) 改題して再刊
- 『凄ノ王伝説』(カドカワノベルズ、1982年 - 1987年/のち角川文庫)
- 魔神誕生
- 超能力の嵐
- 女王の罠
- 魔の超戦者
- 凄ノ王出現
- 獣人魔王
- 暴力列島
- 天魔襲来
- 地底の女神
- 太古の決戦
- 飛翔への序奏
- 蒼球の彼方に
- 『ゴッドマジンガー』(角川文庫、1984年 - 1984年)
- 『手天童子』(カドカワノベルズ、1986年 - 1989年)
- 鬼の血脈
- 鬼天使
- 邪教の罠
- 暗黒寺の死闘
- 彷徨える鬼たち
- さらば愛しき鬼たち
- 『バイオレンスジャック』(角川文庫、1986年 - 1987年)
- 東京滅亡編
- 関東スラム街編
- 『デビルマン 誕生編』(講談社X文庫、1987年)
- 『聖母大戦(マドンナ・ウォーズ)』(トクマノベルス、1988年 - 1991年)
- 学園夢魔篇
- 時空飛翔篇
- 天魔誘惑篇
- 魔人乱舞篇
- 魔空決戦篇
- 『超神戦線』(カドカワノベルズ、1990年 - 1991年)
- 永遠の緑
- 地獄の芳香
- 『魏志倭神伝』(講談社ノベルス、1994年 - 1995年)
- 天孫覚醒編
- 無間血闘編
- 紅焔女帝編
- 『39〜刑法第三十九条〜』(角川書店、1999年/のち角川文庫)
- 『フラッシュ・バック 39【刑法第三十九条】PARTII』(角川書店、2000年/のち角川文庫)
- 『カルト 39 PartIII』(角川文庫、2003年)
- 『般若心経殺人事件』(スコラ、1994年)
- 『寄席殺人伝』(講談社ノベルス、1998年)
- 『怪童丸』(富士見書房、2002年)
原作漫画作品
[編集]高円寺博 名義
[編集]- 心霊探偵オカルト団(秋田書店、画:永井豪・石川賢)
- ホームラン・コング!(講談社、画:桜多吾作)
- 快傑シャッフル(講談社/朝日ソノラマ、画:石川賢)
- 5001年ヤクザ・ウォーズ(日本文芸社/朝日ソノラマ/ワニブックス、画:石川賢)
- 青春一番(講談社、画:永井豪)
- まぼろしパンティ(集英社、画:永井豪)
永井泰宇 名義
[編集]脚註
[編集]- ^ 永井豪記念館~輪島市について(1) Sum up 豪 mania Blog 2009年4月25日付参照