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澤口誠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
沢口誠から転送)
澤口 誠
Makoto Sawaguchi
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1991-12-05) 1991年12月5日(33歳)
出身地 岩手県釜石市
身長 184cm (6 ft 1 in)
体重 80kg (176 lb)
キャリア情報
高校 岩手県立盛岡南高等学校
ポジション ガードフォワード
経歴
選手時代:
2010-2011秋田ノーザンハピネッツ
2011-2013岩手ビッグブルズ
2013-2016青森ワッツ
2016-2017岩手ビッグブルズ
2018-2019ST-IWATE
2019-2020岩手ビッグブルズ
コーチ時代:
2020岩手ビッグブルズ(AC)

澤口 誠(さわぐち まこと、1991年12月5日 - )は、岩手県釜石市出身の元バスケットボール選手である。ポジションはガードフォワード。身長184cm、体重80kg。

盛岡南高校卒業後の2010年、bjリーグドラフト会議にて秋田ノーザンハピネッツに指名され、bjリーグ史上初の高卒ルーキーとして入団した。翌2011-12シーズン岩手ビッグブルズに移籍し2シーズンを過ごした後、2013-14シーズンから2016年まで青森に所属、その後岩手に復帰した。

2010-11シーズンと2011-12シーズンのbjリーグオールスターゲームに出場している。


来歴

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釜石市立小佐野中学校で2年次にジュニアオールスターに出場。釜石中学校を経て盛岡南高校に進学する。インターハイ・ウィンターカップの出場はなく、3年次の国体でベスト8となる。また、高校2年次に盛岡南高校バスケットボール部コーチに就任した元大阪エヴェッサ斉藤資から強い影響を受けてプロを志すようになり、高校2年生ながらbjリーグ合同トライアウトを受験。最終選考に残ったが、この時は「高校は卒業した方がいい」という思いもあり最終選考を辞退した[1]。卒業を控えた2010年に再びbjリーグのトライアウトを受験し[2]この年のbjリーグ育成ドラフト1巡目・全体2位で秋田ノーザンハピネッツに指名され、選手契約に至った。

ルーキーイヤーとなる2010-11シーズン当初は出場機会も得られていたが、12月以降は徐々に出場時間が減っていった。この原因について澤口は、チームの外国人選手にパスを出す意識が強まり、自ら攻め込む積極性が失われたためと語っている[3]。2010-11シーズン終了後、澤口は東日本大震災で被害を受けた故郷・岩手でプレイしたいという意向を持ち、それを受け入れた秋田は、2011-12シーズンより新規参入した岩手ビッグブルズに金銭トレードの形で放出した[4]

2011-12シーズン、岩手は開幕から5連敗を喫したが、6試合目となる2011年10月30日の埼玉ブロンコス戦で、決勝点につながるアシストを挙げ初勝利に貢献した[5]

2013-14シーズンを前に、エクスパンション・ドラフトにおいてこのシーズンから参入する青森ワッツに指名され、移籍。ヘッドコーチの棟方公寿は、澤口にポイントガードの資質を見出し、澤口をポイントガードにコンバートした[6]

2016年7月、岩手に再加入。2018年からは社会人チームのST-IWATEに所属。2019年に岩手に再加入したが、2020年に引退、岩手のアシスタントコーチに就任した[7]

記録

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
bjリーグ 2010-11 秋田 48 2 12.4 .317 .288 .649 1.3 1.1 0.3 0 1.0 5.3
bjリーグ 2011-12 岩手 49 27 26.7 .327 .277 .765 2.6 1.5 0.7 0.1 1.5 9.7
bjリーグ 2012-13 岩手 50 6 11.2 .343 .277 .870 1.1 0.6 0.3 0.0 0.7 5.1
bjリーグ 2013-14 青森 52 22.5 .350 .274 .656 2.5 2.4 0.5 0 1.5 7.6
bjリーグ 2014-15 青森
bjリーグ 2015-16 青森
略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

出典・脚注

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  1. ^ 沢口「一から鍛える」バスケbjリーグで指名 岩手日報2010年6月11日
  2. ^ “菊池に負けんぞ!「bjトライアウト」に盛岡の高校生挑戦”. スポーツニッポン. (2010年1月17日). https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2010/01/17/kiji/K20100117Z00000670.html 2014年4月23日閲覧。 
  3. ^ 西本匡吾 (2011年8月31日). “interview 澤口誠選手(岩手ビッグブルズ)”. Basketballnavi. 2014年4月23日閲覧。
  4. ^ 澤口誠選手移籍(トレード)のお知らせ』(プレスリリース)秋田ノーザンハピネッツ、2011年6月30日http://www.plus-blog.sportsnavi.com/akitapro/article/6722014年4月23日閲覧 
  5. ^ 西本匡吾 (2011年11月7日). “bjリーグ 澤口誠(岩手ビッグブルズ)”. スポーツメディア 動楽者. 2014年4月23日閲覧。
  6. ^ 三上太 (2014年4月21日). “攻める司令塔(青森ワッツ#1澤口 誠)”. バスケットボール スピリッツ. 2014年4月23日閲覧。
  7. ^ 【チーム情報】澤口誠選手 現役引退、アシスタントコーチ就任のおしらせ” (2020年2月21日). 2020年2月21日閲覧。

外部リンク

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