泰勝利
東北楽天ゴールデンイーグルス #59 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 鹿児島県大島郡瀬戸内町 |
生年月日 | 2003年11月11日(21歳) |
身長 体重 |
172 cm 83 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2021年 ドラフト4位 |
年俸 | 550万円(2025年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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泰 勝利(たい かつとし、2003年11月11日 - )は、鹿児島県大島郡瀬戸内町出身のプロ野球選手(投手)。左投右打。東北楽天ゴールデンイーグルス所属。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]小学校4年生の時から野球を始める。進学した瀬戸内町立阿木名中学校には野球部がなかったため、野球経験のない父と、ソフトボール経験者である母のサポートのもとで練習していた[2]。
姉がかつて神村学園高等部の女子野球部に所属していた縁もあり、同校に進学[2]。1年夏にチームは第101回全国高等学校野球選手権大会に出場したが、自身はベンチ外であった。2年秋からベンチ入りしてエースとなる。3年夏は鹿児島県大会でベスト4まで勝ち上がり、準決勝で鹿児島実業と対戦。初回に自己最速を更新する150km/hを記録したが、1点リードの9回裏に追いつかれ、3点リードで迎えた延長10回裏に2失点しこの回途中で降板。後続が打たれ逆転サヨナラ負けを喫した[3]。高校3年間で甲子園出場はなかった。1学年上に桑原秀侍がいた。
その後、2021年9月10日にプロ志望届を提出[4]。10月11日に行われたドラフト会議にて、東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受けた[5]。ドラフト当日は両親と共に速報ドラフト会議2021 THE運命の1日に出演。中学時代に父の運転する海上タクシーの上でシャドーピッチングをしたり、海に向かってバッティング練習をしている映像が流れた[6]。11月8日に契約金3500万円、年俸550万円で基本合意[7]。奄美大島出身のプロ野球選手は1987年の亀山努以来であった[8]。背番号は59[9]。
楽天時代
[編集]2022年は体作りに励み、8月26日にイースタン・リーグの千葉ロッテマリーンズ戦で先発し1イニングを投げ初登板し、2試合に登板した[10]。シーズン終了後はフェニックス・リーグに参加。オフには松井裕樹に弟子入りし合同自主トレを行った[11]。
2023年は開幕前の3月23日に左肘のトミー・ジョン手術を受け、リハビリのためシーズンを全休した[12]。
選手としての特徴
[編集]最速150km/hのストレートにスライダー、カットボール、チェンジアップを交える[13]。
詳細情報
[編集]背番号
[編集]- 59(2022年 - )
脚注
[編集]- ^ “楽天 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2024年11月4日閲覧。
- ^ a b “中学時代の練習相手は両親のみ。神村学園の異色球児は鹿児島ナンバーワン左腕となった”. web Sportiva (2021年7月28日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “神村学園、夏「3連覇」逃す 延長十回に逆転サヨナラ”. 朝日新聞デジタル (2021年7月24日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “2021年|プロ野球志望届提出者一覧|公益財団法人日本高等学校野球連盟”. www.jhbf.or.jp. 2021年11月29日閲覧。
- ^ “奄美大島出身の神村学園・泰 楽天4位 中学時代「野球部」も部員1人…大自然生かした独自練習法”. スポニチ Sponichi Annex (2021年10月11日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “【ドラフト】離島から楽天4位神村学園・泰勝利、船上で投げ海へ打った日々”. 日刊スポーツ (2021年10月11日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “「宇宙人と呼ばれたい」楽天4位泰勝利が入団合意 契約金で妹の夢後押し”. 日刊スポーツ (2021年11月8日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “【ドラフト】奄美大島出身の神村学園・泰勝利が楽天4位 元阪神亀山努以来”. 日刊スポーツ (2021年10月11日). 2021年11月29日閲覧。
- ^ “楽天が新人の背番号発表 D1位・吉野は9、D2位・安田は55”. サンケイスポーツ (2021年12月4日). 2021年12月5日閲覧。
- ^ “【ファーム】平沢大河が勝ち越し打! 後半に打線が奮起した千葉ロッテが勝利”. パ・リーグ.com (2022年8月26日). 2023年7月14日閲覧。
- ^ “【楽天担当2023ブレイク予報】19歳魅惑のサウスポー・泰勝利は松井裕樹の後継者になれるか”. スポーツ報知 (2022年1月2日). 2023年7月14日閲覧。
- ^ Shimbun, The Nishinippon. “「痛み怖みもあるが…力を込めて60メートルくらい」楽天2年目の泰勝利が術後経過報告「同じ奄美の血を引くものとして頑張ってください!」とエールも:「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!”. 「おっ!」でつながる地元密着のスポーツ応援メディア 西スポWEB OTTO!. 2024年9月16日閲覧。
- ^ “【ドラフト】神村学園・泰勝利は楽天が4位指名 強気な父が命名”. 日刊スポーツ (2021年10月9日). 2021年11月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 個人年度別成績 泰勝利 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 泰勝利 (@katu__t59) - Instagram