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流水凜子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
流水凛子から転送)

流水 凜子(ながみ りんこ、1962年4月17日 - )は、日本漫画家。女性。東京都練馬区出身・在住。血液型O型。身長167cm、靴のサイズ25cm。多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業。趣味は、宝石研磨・鳥カメ昆虫飼育など。

経歴・人物

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1983年、『魍魎伝説』(廣済堂)で「柳野みずき」名義でデビュー、後に「流水凜子」に改名しホラー漫画を主に活動。代表作に『椰』『インドな日々』『インド夫婦茶碗』など。

バックパッカーとしてインドを旅行していた頃、バラナシの安宿のレストランのマネージャーとして出稼ぎで働いていたクーダトディ・サッシーと出会い、1995年に結婚。長男・長女の2児を儲ける。現在はホラーを描きつつもバックパッカー時代のインドでの経験、また国際結婚や育児を題材としたエッセイ漫画を主として執筆。これらの作品を描く際のペンネームは、ひらがな表記の「流水りんこ」である。

地元は練馬区練馬豊島園駅がある。姉が1人おり、自伝漫画に母と共によく登場。母は集団疎開経験者で新しモノ好き。「戦争が終わっていい時代になったわね〜」が口癖。父(1993年他界)はサラリーマンで、芸術が趣味。

サッシーは南インドケーララ州のアダカプトゥール村で10人兄弟(そのうち4人は夭折)の末子として誕生。その時点で長兄は結婚しており、同い年の甥がいる。流水家に婿入りする形で来日し、日本語を流暢に話すがなぜかオネエ口調。現在は練馬区内で南インド料理店「ケララバワン」を経営しており、漫画を読んで店を訪れるファンも多いという。因みに、店名は「ケララの家」という意味である。

流水家ではパナマボウシインコ(2015年に42歳で他界)、インドホシガメ、ビルマホシガメ2頭、ニホンヤモリを飼育している。

なお、「恐怖体験」以外の過去の「流水凜子」名義作品は現在は絶版。但し、『輪廻男(リンネマン)』と『斬る!!』については「流水りんこ」名義に変更して文庫版が現在刊行されている。

少年画報社『MAYファミリア』が2006年9月号(発売:8月)をラストに休刊、連載「りんこちゃんハーイ!」が中断(単行本未収録)となった。また宙出版でのハーレクイン・コミックス化でも年2回ほど執筆している。

朝日ソノラマ『ほんとにあった笑っちゃう話』が会社再編により2007年10月号(隔月誌・奇数月7日)をもって休刊。連載『働く!!インド人』は、出版権が引き継がれた朝日新聞出版の不定期発行・週刊朝日増刊『ふぁみドラ』『ほんとにあった爆家族の話』に続編が掲載され、2009年3月に単行本としてまとまった。なお、『ほんとにあった爆家族の話』には、引き続き『インドな日々』などのエッセイが掲載されている。

ブリティッシュ・ロックが好きで、特に元ピンク・フロイドロジャー・ウォーターズについては「殴り倒されたい」と言う程の熱狂的ファン。ライブに足を運んだ様子が漫画として単行本に記載されている。

主な連載作品と雑誌

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  • ぶんか社、月刊30日頃『本当にあった笑える話』→「インド夫婦茶碗」
  • ぶんか社、月刊7日頃『増刊本当にあった笑える話スペシャル(ほんスペ)』→「インド親子茶碗」
  • ぶんか社、月刊14日頃『別冊本当にあった笑える話』→「昭和のこども」
  • 秋田書店、奇数月16日頃『全部ホンネの笑える話』→「流水家の食卓」「流水りんこの怖くて笑える話」の2本立て
  • 宙出版、奇数月11日頃『marie(マリエ)』→「りんこの道楽箱」
  • 朝日新聞出版、不定期発行・週刊朝日増刊『ほんとにあった爆家族の話 [1]』→「インドな日々」

作品リスト

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柳野みずき名義

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  • 魍魎伝説(原作:谷恒生) - 廣済堂出版 ISBN 978-4-33-125088-4

流水凜子名義

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流水りんこ名義

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文庫版/復刊リスト

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廉価版コミックス

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出典

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  1. ^ それってマジですか!? 1”. 朝日新聞出版. 2022年10月14日閲覧。

外部リンク

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