深田萌絵
ふかだ もえ 深田 萌絵 | |
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生誕 |
浅田 麻衣子 1978年2月24日(46歳) 日本 大阪府 |
国籍 | 日本 |
教育 | 早稲田大学政治経済学部 |
職業 |
実業家 投資家 |
公式サイト | http://fukadamoe.blog.fc2.com/ |
深田萌絵 | ||||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年2月6日時点。 |
深田 萌絵(ふかだ もえ、1978年〈昭和53年〉2月24日[1] - )は、日本のYouTuber、市民活動家、ビジネスアナリスト、実業家、投資家。本名:浅田 麻衣子(あさだ まいこ)。
来歴
[編集]大阪府出身、奈良県育ち。短大卒業後、東大阪市所在の印刷工場に就職し経理補助として従事したが[2]、先輩社員の給与明細を見て「これじゃダメだ」と離職[3]。TOEICのスコアを650に伸ばして挑んだ商社の採用試験で不合格となり「英語だけでなく中国語も必要だ」と認識するようになった。また、同時期に芽生えた「自分でビジネスをやってみたい」という思いから、工場見学のために中国まで足を運んでいる[3]。
その後、母親から「香港で働く友人が日本に帰国したいそうで、仕事を引き継げる人を探している」との話があり、香港のゴルフショップにて働き始める。同店へ客として訪れたプライベートバンカーから贈られた資産運用に関する著作をきっかけに、株式投資や外貨預金に傾倒していく[4](ただし、自著のプロフィールには「10歳から相場師である父と相場に挑む」とある[5])。
SARS流行の少し前に帰国し、フリーターとなった。ジャーナリスト志望だったが「早稲田大学くらいは出てないと」という出版社の編集担当の言葉を受け25歳で一念発起し、AO入試を経て早稲田大学政治経済学部に合格。同時期には、とれまがファイナンスのオーディションにも合格。株アイドルとして活動を始め、インターネット番組「若林史江のじゃぱねっと株だ!」に出演[6][7]。
2008年4月、バークレイズ・キャピタル証券に就職[8]。投資銀行部門における事業法人のカバレッジ業務を担当。しかし、上司との軋轢から2009年に退職[9]。以後、法人向けファイナンシャル・アドバイザーとして独立し、個人投資家や投資セミナー講師、経済評論家として再びメディアにも出演[10]。雑誌でのグラビア活動も行った[1]。
2011年、Revatronを経営していた台湾系米国人エンジニアのジェイソン・ホー(后健慈)と共に、新たにRevatron株式会社を創業する[11][12][13]。翌年、第1回DBJ女性新ビジネスプランコンペティションのファイナリストに選出される[14]。2014年、旧・Revatron株式会社を解散してRevatron HD合同会社を設立。2016年、Revatron Holdings株式会社(現・Revatron株式会社)を設立し、Revatron HD合同会社を精算。 2018年12月6日、Revatron株式会社は、中国深セン市に本拠地を置く中国SNS大手Tencent社(テンセント)と中国半導体企業Kentton IoT Technology社(ケントンIoT)とBoT(Blockchain of Things)技術開発及びプラットフォーム開発に関する戦略的パートナーシップ契約を締結した[15]。
人物
[編集]- とれまがファイナンスのオーディションは「経済ジャーナリスト、もしくは株コラムニストの面接」と事前に聞かされており、結果的に「株の知識はほぼゼロに近いまま」で株アイドルとしてスタートすることになった[6]。
- 早稲田大学在学中は中国語研究会へ所属。同研究会にて参考書を制作した際に日本語ナレーションを担当した[16] 。卒業後も学習を続け、漢語水平考試5級を取得したが、中国人の義姉からは「(在学中に比べて)中国語が下手になった」と指摘されているという[17]。
- 『全力!銭ナール』出演時、将棋棋士で株式投資家の桐谷広人を番組に迎え、株主優待券のみで生活する様子を紹介した。困窮していたころ桐谷から食事をご馳走になり、連絡を取り合うようになったという[18]。桐谷は同番組への出演をきっかけに各種メディアにも取り上げられ人気を博すようになった。
- 2018年、「歴史の真実を求める世界連合会」主催の国連女性の地位委員会パラレルイベントにおいて、ICTと日本の女性をテーマにスピーチを行った。父親は、深田が20歳の時に会社が倒産して失踪しており、大学の学費はICTを活用して得た収入でまかなったという[19][20][21]。なお、父親は失踪から5年後に「ひょっこりとまた姿を現した」らしく、とれまがファイナンスのコラムへ登場し、深田に投資を教えている[22]。
- 2018年12月、中国のIoT企業ケントンIoT社(西咸新区坤同物联科技有限公司)と共同原告となり、日本国等を被告として「日本に雇用されたスパイがチャイナモバイル(中国移动通信集团有限公司)やテンセント(腾讯控股有限公司)が5G通信技術を用いたソリューションを展開することを妨害し、原告団に甚大な損害を与えた」との訴訟を提起(事件番号:平成30年行ウ557号)するも同年12月21日却下された。
- 沖縄独立運動の陰には、中国の影響があるとし、中華民族琉球特別自治区準備委員会と代表の趙東、中華統一促進党と代表の張安楽などへの危機感を持ち見解を述べている。
- 持論は「株式投資=男ころがし」[10]。
- LGBT理解増進法に反対を表明している[23]。
- 2023年1月、公式サイト「深田萌絵 本人公式ノンポリ★ブログ」の全投稿が削除された。
- 2023年3月、自身が経営する「Revatron株式会社」のコーポレートサイトがトップページのみを残し日本語版、英語版共に削除された。
- 2023年5月、自身が代表を務める「女子トイレを守る会」の活動に対する自由民主党の通知書について、これを脅迫・名誉棄損であるとして2023年6月1日、自由民主党に対して損害賠償請求訴訟を提起した(事件番号:令和5年(ワ)13824号)。
出演番組
[編集](レギュラー出演歴のあるもののみ)
テレビ
[編集]著作
[編集]単著
[編集]- 『私、おバカですが、何か? 偏差値40のかしこい生き方』マガジンハウス、2007年7月19日。ISBN 978-4-838717309。
- 『25歳の超おバカ女、早稲田に入る!!』マガジンハウス、2007年7月19日。ASIN B00FB2X8SI。
- 『OL、手取り12.5万円 20才からの株式投資』明日香出版社、2010年3月14日。ISBN 978-4-756913739。
- 『日本のIT産業が中国に盗まれている』ワック、2019年1月17日。ISBN 978-4-898314791。
- 『「5G革命」の真実 --5G通信と米中デジタル冷戦のすべて』ワック、2019年7月25日。ISBN 978-4898318041。
- 『米中AI戦争の真実』育鵬社、2019年12月25日。ISBN 978-4-594-08387-8。
- 『量子コンピュータの衝撃』宝島社、2020年5月28日。ISBN 978-4-299-00338-6。
- 『ソーシャルメディアと経済戦争』扶桑社、2021年4月29日。ISBN 978-4-594-08786-9。
- 『メタバースがGAFA帝国の世界支配を破壊する!』宝島社、2022年5月11日。ISBN 978-4-2990-24374。
- 『IT戦争の支配者たち「半導体不足」で大崩壊する日本の産業』清談社Publico、2022年6月24日。ISBN 978-4-9099-79322。
- 『光と影のTSMC誘致』かや書房、2023年10月30日。ISBN 978-4910364391。
- 『NTT法廃止で日本は滅ぶ』かや書房、2024年3月15日。ISBN 9784910364469。
共著
[編集]- 山本潤『女子大生トレーダー深田萌絵の小額取引で儲ける「日経225オプション」 超入門』ソフトバンククリエイティブ、2005年9月28日。ISBN 978-4-797332704。
- 松川行雄『女子大生トレーダー深田萌絵の株ビギナーでも儲かる「アノマリー投資」超入門』ソフトバンククリエイティブ、2005年9月28日。ISBN 978-4-797332704。
- 鈴木宣弘ほか『現代陰謀事典』宝島社、2023年1月27日。ISBN 978-4-299-03886-9。
翻訳
[編集]- 『人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉』(ジム・ロジャーズ著、林康史監訳、深田萌絵・石川由美子訳、2007年4月、日本経済新聞出版社)ISBN 978-4532352592
脚注
[編集]- ^ a b 深田萌絵『いけないモエ先生』 - ウェイバックマシン(2012年6月19日アーカイブ分)
- ^ “【インタビュー】LiDARに代替するスマートカメラを発表 Revatron浅田麻衣子社長 自動運転車における距離計測と立体認識を可能に”. 自動運転LAB (2018年10月4日). 2018年12月21日閲覧。
- ^ a b “学生新聞 for Girls Web 「キャリモテ候補生の E-NEWS」 » 私、おバカですが、何か?”. web.archive.org (2009年1月7日). 2020年11月28日閲覧。
- ^ “Yahoo!ファイナンス - 深田萌絵 第63回 海外赴任のキャリアウーマンへ?~香港で目覚めた資産運用☆ の巻”. web.archive.org (2007年2月4日). 2020年11月28日閲覧。
- ^ “女子大生トレーダー深田萌絵の株ビギナーでも儲かる「アノマリー投資」超入門”. 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア. 2023年4月3日閲覧。
- ^ a b “とれまがファイナンス コラム 深田萌絵の目指せ!株アイドル物語 第1話「貴女は株アイドルに選ばれました」。”. sitescope (2008年10月15日). 2018年3月14日閲覧。
- ^ “若林史江のじゃぱねっと株だ!:キャスト紹介”. web.archive.org (2004年2月27日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ 深田萌絵『25歳の超おバカ女、早稲田に入る!!』マガジンハウス、2007年7月19日。ASIN B00FB2X8SI。
- ^ 深田萌絵『OL、手取り12.5万円 20才からの株式投資』明日香出版社、2010年3月14日。ISBN 978-4756913739。
- ^ a b “関西ローカル番組で話題の“Eカップ講師”の正体は?”. ORICON NEWS (2012年2月15日). 2018年3月14日閲覧。
- ^ “レバトロン株式会社/Revatron -Video Technology and Chip design”. web.archive.org (2013年7月6日). 2021年2月17日閲覧。
- ^ “世界をシンクロさせる通信ソリューション 災害時のリスクを減らす、リアルタイム通信の実現へ Revatron株式会社 浅田麻衣子”. ONLY STORY (2012年2月15日). 2018年3月14日閲覧。
- ^ “フジサンケイビジネスアイに取材されました★ | Revatron 広報 blog”. archive.vn (2020年8月21日). 2021年4月27日閲覧。
- ^ “第1回女性新ビジネスプランコンペティション ファイナリスト一覧” (PDF). 日本政策投資銀行 (2012年6月19日). 2018年6月1日閲覧。
- ^ “Revatronが中国テンセントとケントンIoTとの戦略的パートナシップ締結を発表”. ドリームニュース. 2020年4月7日閲覧。
- ^ “深田萌絵 本人公式ノンポリ★ブログ 中国語耳”. archive.vn (2020年7月18日). 2020年11月28日閲覧。
- ^ “納品前の検品 - 深田萌絵 本人公式ノンポリ★ブログ”. archive.vn (2020年6月21日). 2020年11月28日閲覧。
- ^ “桐谷さん、驚愕の「株主優待生活」 アイドル顔負けの人気ぶり (3/5ページ)”. SankeiBiz (2014年6月23日). 2018年10月4日閲覧。
- ^ “深田萌絵 氏”. インヴァスト証券 (2018年10月15日). 2018年3月14日閲覧。
- ^ “Facebook - Revatron代表取締役・浅田麻衣子によるスピーチ全文”. archive.vn (2020年5月30日). 2021年4月27日閲覧。
- ^ gahtjp-admin (2018年3月17日). “3.19 GAHT主催パラレルイベント お知らせ / NY国連 女性の地位向上委員会”. 歴史の真実を求める世界連合会. 2021年4月27日閲覧。
- ^ “とれまがファイナンス - 第45話 「プロデューサー令、『カレンダー投資法』を遂行せよ! ③の巻き」- 深田萌絵の目指せ!株アイドル物語”. archive.vn (2021年2月25日). 2021年2月25日閲覧。
- ^ 深田萌絵TVより
外部リンク
[編集]- Revatron株式会社
- Teklium Inc. - RevatronのR&Dチーム
- 深田萌絵 本人公式ノンポリ★ブログ
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