コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

濵田酒造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
濱田酒造から転送)
濵田酒造株式会社
HAMADA SHUZO Co., Ltd.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
899-2101
鹿児島県いちき串木野市湊町4丁目1番地
設立 1951年
業種 食料品
法人番号 4340001009011 ウィキデータを編集
事業内容 焼酎
代表者 代表取締役社長 濵田雄一郎
資本金 3,000万円
純利益 11億7,900万円
(2024年6月期)[1]
総資産 259億6,500万円
(2024年6月期)[1]
外部リンク https://www.hamadasyuzou.co.jp/
テンプレートを表示

濵田酒造株式会社(はまだしゅぞう)は、鹿児島県いちき串木野市に本社及び工場を置く日本の酒類醸造会社。焼酎、リキュール類の製造・販売を行っている。
1868年(明治元年)創業、1951年法人改組。

2018年(平成30年)の売上高は129億円で、日本の焼酎メーカー全体で6位[2]

歴史

[編集]

濵田雄一郎が代表取締役専務として入社した1975年7月には年商1億2000万円ほどの規模であった[3]。しかし、長い間取引していた地元の有力な特約店の実質的な営業活動を濵田酒造が行っていたことなどが原因で、出荷量が増えると販売管理費も増え、結果的に利益が減るという構造に陥っていた[3]。雄一郎は1977年に特約店との取引を取りやめ、自社で卸売を成立させた[3]。このことにより、特約店の制約で鹿児島県でしか販売できなかった点が解消され、九州全域、日本国中へ販路を拡大する[3]

1984年3月には東京支店を開くが失敗する[3]。その後、本格焼酎ブームもあり、2002年9月には販売力強化を目的としてサントリーに対して「濵田酒造の本格焼酎を濵田ブランドとして扱う」という条件での業務提携の申し入れを行う[3][注釈 1]。その半年後にサントリーによる取扱いが開始された[3]

2019年、世界的な酒類コンテストの「IWSC2019」にて、「だいやめ」が焼酎部門における最高賞「トロフィー」を受賞[4]

銘柄

[編集]

本社・工場・支店

[編集]

グループ会社

[編集]


濵田酒造とゆかりがある有名人

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 永井隆『ビール最終戦争』67ページによれば、提携先としてサントリーを選んだ理由は、当時のサントリーが非上場企業であったこと。なお、この業務提携はサントリーにとって総合酒類戦略の強化というメリットがあった。

出典

[編集]
  1. ^ a b 濱田酒造株式会社 第73期決算公告
  2. ^ 特別企画:焼酎メーカー売上高ランキング(2018) 帝国データバンク 2019年8月21日
  3. ^ a b c d e f g 永井隆. “第2章 各社、総合酒類化へ”. ビール最終戦争. 日経ビジネス人文庫. 日本経済新聞社. pp. 65から67ページ. ISBN 4-532-19347-8 
  4. ^ 世界的な酒類コンテスト 焼酎部門最高賞に浜田酒造「だいやめ DAIYAME」 ZAKZAK 2019年12月3日

外部リンク

[編集]