楠谷町
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楠谷町 | |
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神戸市水の科学博物館 | |
北緯34度41分35秒 東経135度10分28秒 / 北緯34.69306度 東経135.17444度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 兵庫県 |
市町村 | 神戸市 |
区 | 兵庫区 |
人口 | |
• 合計 | 761人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
652-0004[2] |
市外局番 | 078 (神戸MA)[3] |
ナンバープレート | 神戸 |
楠谷町(くすだにちょう)は兵庫県神戸市兵庫区の町名。住居表示実施済区域。丁番の設定がない単独町名である。郵便番号652-0004[2]。
地理
[編集]兵庫区の北東部、中央区再度筋町との境界に位置する。奥平野浄水場があり、神戸市水の科学博物館が有名。
歴史
[編集]地名の由来
[編集]郷土史家の意見によれば、楠木正成が自害したのは平野の楠谷町で、首実検した場所が湊川神社ではないかとのこと。現在の楠谷の地名も、楠木正成終焉の地であることから名づけられたとされる[4]。 あるいは、「多聞通、橘通、楠町、楠谷町、以上は湊川神社の祭神大楠公に因縁を以て命名した事は勿論である(中略)楠谷町、これは平野の東、浄水池の上の谷の字名として古く伝わっていたのを用いたのである」とされる[5]。
1917年(大正6年)1月に奥平野村字上楠・同字下楠・同字月の木から楠谷町が誕生する[6]。
世帯数と人口
[編集]2021年(令和3年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
楠谷町 | 427世帯 | 761人 |
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[7]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 神戸市立山の手小学校 | 神戸市立神戸生田中学校 |
交通
[編集]鉄道
[編集]町内に鉄道駅はない。
バス
[編集]楠谷町の停留所が所在する。
系統 | 起点 | 経由バス停 | 終点 |
---|---|---|---|
7[8] | 市民福祉交流センター前 | 元町駅前 楠谷町 新開地 | 神戸駅前 |
道路
[編集]- 山麓線
- 掘割筋
施設
[編集]- 奥平野浄水場[9]
- 神戸市水の科学博物館[10]
- 神戸市内テレビ中継局神戸楠谷(神戸市水道局鉄塔)
脚注
[編集]- ^ a b “住民基本台帳に基づく人口(町丁目別・年齢別)”. 神戸市 (2021年12月31日). 2022年2月1日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2022年2月1日閲覧。
- ^ 楠谷:楠正成終焉の地?(2006年10月18日)「楠正成終焉伝承の地 楠谷勝負が池跡」(平野の史跡を守る会)の立て札の写真あり。
- ^ 神戸大学 電子図書館システム 大阪朝日新聞 1916.5.9-1916.7.25(大正5) 町名由来記 (1〜27) 会下山人
- ^ 神戸史学会 2007, p. 113.
- ^ “神戸市小中学校区一覧”. 神戸市. 2022年2月1日閲覧。
- ^ “7系統 停留所一覧 - 神戸市”. August 13 2022閲覧。
- ^ 奥平野浄水場のあらまし
- ^ 神戸市水の科学博物館ホームページ
参考文献
[編集]- 神戸史学会 編『神戸の町名 改訂版』(第一冊発行)神戸新聞、2007年12月10日。ISBN 978-4-343-00437-6。