2020年栃木県知事選挙
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2020年栃木県知事選挙(2020ねんとちぎけんちじせんきょ)は、2020年11月15日に投票が行われた栃木県知事を選出するための選挙である。
概要
[編集]選挙データ
[編集]告示日・執行日
[編集]- 告示日:2020年10月29日
- 実施日:2020年11月15日
- 2020年10月28日現在の県内有権者数:1,633,313名(男性812,797名、女性820,516名)[1]
同日選挙
[編集]- 宇都宮市長選挙(11月8日告示)
立候補者
[編集](届け出順)
氏名 | 年齢 | 党派 | 現元新 | 職業・肩書 | ホームページ |
---|---|---|---|---|---|
田野辺隆男 (たのべ たかお) |
60 | 無所属 | 新 | 元NHK宇都宮放送局局長 自動車運行請負会社社長 |
たのべたかお(田野辺隆男)オフィシャルサイト |
福田富一 (ふくだ とみかず) |
67 | 無所属 | 現 | 栃木県知事(現職) 元宇都宮市長 元栃木県議会議員 |
栃木県知事 福田富一【福田とみかず】後援会総連合会ホームページ |
タイムライン
[編集]- 2020年
開票結果
[編集]投開票の結果、福田が5選を果たした。田野辺は出身の芳賀町を除き福田に及ばなかった。
※当日有権者数:1,618,928人 最終投票率:38.73%(前回比:+5.46pts)
候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|
福田富一 | 67 | 無所属 | 現 | 416,628票 | 67.12% | 自由民主党栃木県連・公明党栃木県本部 |
田野辺隆男 | 60 | 無所属 | 新 | 204,116票 | 32.88% |
市町 | 福田富一 | 田野辺隆男 | ||
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得票 | % | 得票 | % | |
合計 | 416,628 | 67.12% | 204,116 | 32.88% |
宇都宮市 | 108,420 | 61.98% | 66,502 | 38.02% |
足利市 | 23,806 | 65.33% | 12,633 | 34.67% |
栃木市 | 33,102 | 69.48% | 14,540 | 30.52% |
佐野市 | 23,935 | 70.01% | 10,252 | 29.99% |
鹿沼市 | 22,429 | 74.16% | 7,815 | 25.84% |
日光市 | 21,438 | 74.46% | 7,355 | 25.54% |
小山市 | 26,503 | 64.40% | 14,653 | 35.60% |
真岡市 | 16,727 | 69.91% | 7,199 | 30.09% |
大田原市 | 16,741 | 74.56% | 5,712 | 25.44% |
矢板市 | 8,170 | 71.63% | 3,236 | 28.37% |
那須塩原市 | 25,793 | 71.26% | 10,405 | 28.74% |
さくら市 | 10,678 | 70.99% | 4,364 | 29.01% |
那須烏山市 | 7,341 | 72.13% | 2,837 | 27.87% |
下野市 | 13,196 | 66.24% | 6,724 | 33.76% |
上三川町 | 6,594 | 70.49% | 2,760 | 29.51% |
益子町 | 6,102 | 67.88% | 2,888 | 32.12% |
茂木町 | 4,208 | 68.79% | 1,909 | 31.21% |
市貝町 | 3,009 | 59.86% | 2,018 | 40.14% |
芳賀町 | 3,284 | 44.46% | 4,102 | 55.54% |
壬生町 | 9,411 | 73.36% | 3,418 | 26.64% |
野木町 | 4,776 | 64.51% | 2,628 | 35.49% |
塩谷町 | 2,366 | 54.20% | 1,999 | 45.80% |
高根沢町 | 7,259 | 68.44% | 3,347 | 31.56% |
那須町 | 6,939 | 71.35% | 2,786 | 28.65% |
那珂川町 | 4,401 | 68.39% | 2,034 | 31.61% |
選挙違反
[編集]2020年12月21日、県警は宇都宮市議会議長と福田の次男の宇都宮市議ら6名を公職選挙法違反(法定外文書頒布、事前運動)容疑で書類送検した[4]。知事選の告示直前の10月下旬に福田への投票を呼び掛ける違法な文書を配布したとされる[4]。2021年5月11日、宇都宮区検は公職選挙法違反の罪で議長、次男ら3人を略式起訴した[5]。宇都宮簡易裁判所は議長に罰金30万円、公民権停止4年、次男ら2人に罰金20万円、公民権停止3年の略式命令を出した[6][7]。2人は公民権停止期間が長いなどとしてそれぞれ正式裁判を要求し、裁判の結果、議長は3年、次男は2年に停止期間が短縮された[8][9]。
脚注
[編集]- ^ “前回より2万人減163万3千人 県内有権者”. 下野新聞: p. 5. (2020年10月29日)
- ^ “元NHK局長が立候補表明”. 西日本新聞. (2020年6月5日) 2020年10月29日閲覧。
- ^ “福田知事5選出馬表明 コロナ対策推進強調”. 下野新聞: p. 1. (2020年8月8日)
- ^ a b “知事選で違法文書配布”. 下野新聞: p. 1. (2020年12月22日)
- ^ “栃木県知事選公選法違反事件で前宇都宮市議会議長ら略式起訴 宇都宮区検”. 産経新聞. (2021年5月11日) 2021年6月18日閲覧。
- ^ “元国会議員秘書も罰金と公民権停止 宇都宮簡裁略式命令”. 産経新聞. (2021年5月29日) 2021年6月18日閲覧。
- ^ “知事次男に罰金20万円、公民権停止3年 宇都宮簡裁が略式命令”. 産経新聞. (2021年6月1日) 2021年6月18日閲覧。
- ^ “前議長、公民権停止3年に 宇都宮簡裁「悪質性低い」”. 産経新聞. (2021年9月29日) 2021年10月23日閲覧。
- ^ “栃木県知事次男に公民権停止2年判決 宇都宮簡裁”. 産経新聞. (2021年10月11日) 2021年10月23日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 11月15日は栃木県知事選挙 - 栃木県選挙管理委員会