コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

葛飾柴又寅さん記念館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
葛飾柴又寅さん記念館

地図
葛飾柴又寅さん記念館の位置(東京都区部内)
葛飾柴又寅さん記念館
東京都区部内の位置
施設情報
正式名称 葛飾区観光文化センター内葛飾柴又寅さん記念館
愛称 寅さん記念館
専門分野 映画男はつらいよ』シリーズ関連の資料展示
管理運営 共立メンテナンス(指定管理者)
開館 1997年11月16日
所在地 日本の旗 日本 東京都葛飾区柴又6丁目22番19号
位置 北緯35度45分25.7秒 東経139度52分49.9秒 / 北緯35.757139度 東経139.880528度 / 35.757139; 139.880528座標: 北緯35度45分25.7秒 東経139度52分49.9秒 / 北緯35.757139度 東経139.880528度 / 35.757139; 139.880528
アクセス 京成電鉄京成金町線柴又駅徒歩8分
京成バス戸ヶ崎線柴又帝釈天バス停下車徒歩7分
北総鉄道北総鉄道北総線新柴又駅徒歩12分
プロジェクト:GLAM
テンプレートを表示

葛飾柴又寅さん記念館(かつしかしばまたとらさんきねんかん)は、東京都葛飾区柴又に所在する記念館である。柴又は松竹製作・配給の映画男はつらいよ』シリーズの舞台であり、その世界観や各種資料を再現・展示している。同シリーズの映画監督を顕彰する「山田洋次ミュージアム」を併設している[1]

施設概要

[編集]
  • 住所:東京都葛飾区柴又6丁目22番19号
  • 正式名称:葛飾区観光文化センター内葛飾柴又寅さん記念館
  • 指定管理者共立メンテナンス2014年4月~)
  • 開館:1997年11月16日
  • 開館時間:9:00 - 17:00(閉館30分前に入場)
  • 休館日:第3火曜日(ただし第3火曜日が祝日の場合は直後の平日)および12月の第3火・水・木曜日
  • 入場料:一般500円、児童・学生300円、シルバー400円、団体(一般)400円*障害者は無料
京成電鉄の主要駅(京成上野駅成田空港駅など)では当記念館の前売入場券を発売している。(一般450円、児童・学生270円)

解説

[編集]

柴又地区で、江戸川高規格堤防の整備事業が行われ、河川敷法面が一体で整備され「柴又公園」が設立された。当該記念館は、その柴又公園の真下に作られたものである。別棟にはレンタサイクルのセンターが設置されている。

『男はつらいよ』の世界をコーナー別に分けて展示しており、松竹大船撮影所神奈川県鎌倉市2000年閉鎖)から移設した「くるまや」「朝日印刷所」のセット、映画の名場面を紹介した映像コーナー、実物の革カバンなどの展示コーナー、記念撮影コーナーなどがある。2012年には『男はつらいよ』の原作者で、第3作第4作を除いたシリーズの監督も務めた山田洋次を顕彰する「山田洋次ミュージアム」が開設された[1]

葛飾区では三年に一度両施設を改装しており[1]、2022年4月9日にリニューアルオープンした[1][2]。記念館入り口には壁3面にプロジェクションマッピングが映し出される「はじまりの部屋」が設けられ[1][2]、「山田洋次ミュージアム」には山田が多くの時間を過ごした松竹大船撮影所のジオラマが置かれた[1][2]。オープン前日の4月8日に式典が開かれ、山田洋次や倍賞千恵子らが出席した[1][2]

展示物

[編集]
  • 「くるまや」セット
  • 「くるまや」ミニチュア模型
  • 「朝日印刷所」セット
  • 思い出に残るなつかしの駅舎
  • 生まれも育ちも葛飾柴又コーナー
  • 帝釈人車鉄道への旅
  • 作品資料展示コーナー 他

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g “寅さん記念館 新しく ミュージアムにはジオラマも”. 東京新聞. (2022年4月9日). オリジナルの2023年3月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20230307085840/https://www.tokyo-np.co.jp/article/170660 2023年5月3日閲覧。 
  2. ^ a b c d 「さくら、おいちゃん、ただいま 柴又の寅さん記念館、きょう新装オープン/東京都」『朝日新聞』2022年4月9日、東京都心、27面。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]