金平成園
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金平成園 (澤成園) | |
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分類 | 日本庭園 |
所在地 | |
座標 | 北緯40度38分36.7秒 東経140度35分32.4秒 / 北緯40.643528度 東経140.592333度座標: 北緯40度38分36.7秒 東経140度35分32.4秒 / 北緯40.643528度 東経140.592333度 |
面積 | 5662m2 |
開園 | 1902年(明治35年) |
設計者 |
高橋亭山 小幡亭樹 池田亭月 |
運営者 | 黒石市教育委員会[1] |
アクセス | 弘南鉄道弘南線 黒石駅から徒歩8分 |
公式サイト | 国指定名勝 盛美園 |
金平成園(かねひらなりえん)とは、青森県黒石市にある日本庭園。別名「澤成園(さわなりえん)」[2]。津軽で盛んであった大石武学流の造園を代表する庭園である。国の名勝。
歴史
[編集]津軽地方の政治家・実業家であった加藤宇兵衛が、凶作に苦しむ農民に仕事を与えるために作庭を依頼[3]。求めに応じ、1892年(明治25年)に武学流3代目高橋亭山が作庭に着手した。しかし、その時既に80歳を迎えていた亭山は庭園の完成を待たずに死去したため、弟子の4代目小幡亭樹、5代目池田亭月らが後を継ぎ、1902年(明治35年)に完成させた[2]。
2006年に国の名勝に指定[4]され、同年から当時の所有者(個人)によって保存修復工事を実施。工事が完了した2015年春から公開を始めた[1]。 2019年11月、それまでの所有者が庭園を黒石市に無償譲渡した[5]。
名称の由来
[編集]庭園の名称は、「万民に金が行きわたり、平和な世の中になるように」という宇兵衛の願い[2]から、「金平成園」と名付けられた。加藤家が1897年(明治30年)頃まで営んでいた酒造業の屋号「澤屋成之助」から、「澤成園」とも呼ばれている[3]。
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 金平成園(澤成園) 青森県庁ウェブサイト
- 金平成園(澤成園) - 国指定文化財等データベース(文化庁)