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佐々木一義 (哲学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

佐々木 一義(ささき かずよし、1910年8月19日 - 1978年7月11日[1])は、日本の哲学者

経歴

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福岡県田川市生まれ。1934年東京帝国大学文学部倫理学科卒、文部省に入省。1961年「ハイデッガーの実存論的空間性論について」で九州大学文学博士。1940年小樽高等商業学校教授、1944年久留米工業専門学校教授、1949年九州大学第三分校助教授、51年第二分校助教授、53年教授、63年教養部教授、70-71年教養部長、75年定年退官、名誉教授[2]大東文化大学教授。

1978年7月11日、すい臓がんのため神奈川県相模原市北里大学病院にて死去。67歳[3]

著書

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  • 『ハイデッガーの実存論哲学序説』松柏社 1952
  • 『実存哲学入門』関書院出版 1957
  • 『実存哲学要論』関書院 1958
  • 『実存哲学の基本問題』理想社 1972
  • 『ハイデッガーの人間存在の哲学』松柏社 1973
  • 『人間存在の倫理学』文化書房博文社 1977-78

翻訳

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  • レーヴィット『人間存在の倫理』理想社 実存主義叢書 1967
  • ヘルマン・ディーム『キェルケゴールの実存弁証法』大谷長共訳 創言社 1969
  • 『ハイデッガー選集 23 ヒューマニズムについて』理想社 1974

論文

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脚注

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  1. ^ 『著作権台帳』
  2. ^ 佐々木一義教授略歴・業績目録 (佐々木一義教授退官記念号)「テオリア」1975-03 九州大学教養部
  3. ^ 訃報欄 佐々木 一義氏(ささき・かずよし)=大東文化大教授、九州大名誉教授『朝日新聞』1978年(昭和53年)7月12日夕刊、3版、11面