Wikipedia:ウィキペディアでやってはいけないこと
表示
ウィキペディアでは初心者は大歓迎です。初心者こそがウィキペディアに活力を与えてくれます。気兼ねせずに記事を付け加えたり修正したりしてください。自信を持って投稿して欲しいのです。大まかに言えば、ウィキペディアは、新参者でも設立当時からの古参でも関係なく、対等な者同士が力を合わせて働くところだと考えます。不変の鉄則は、ウィキペディアが中立の視点で書かれた百科事典であること以外に、多くはありません。以下に書くことは、ただ皆さんの役に立つ提案をするつもりで書きます。きっとウィキペディアでより楽しく過ごせるようになると思います。
新しくウィキペディアンになった人のなかには、ときどき、間違った振る舞いをしてしまう人がいます。そこで、みなさんの便宜のためにこのリストをまとめました。
では、ウィキペディアで作業するときに避けるべきもっとも重大な誤りを見ていきましょう:
- 秩序を乱してしまうのではないかと心配しすぎること。
もちろんあなたは少しは秩序を壊してしまうかもしれません。誰でも、ある程度はそうするのです。けれども、私たちは常に互いのページを修正しあっています。結局、全体としてはうまくいくのです。だから自信を持ってください! 自信を持って投稿してください! - 記事名によみがなを含めること。
「漫画家」という記事名に「(まんがか)」を含める必要はありません。この記事に張られるリンクは漫画家と表示されるべきです。記事名によみがなを含めてしまうと、リンクによみがなが付くことになってしまいます。 - 同じ事柄に記事をだぶらせてしまうこと。
新しい記事を書く前に検索をかけてみてください。そのことに関する記事が既に存在しているのが判るかもしれません(もちろん、その記事に書き加えてもよいのです!)。 - ウィキペディアが辞書であるように扱うこと。
たとえかけら記事がまったく問題ないものであり、よいかけら記事は辞書の定義とそう変わらないものであるとしても、私たちの役割は一般的な単語を定義すること、つまり辞書をまとめることではありません。それから、専門的で学術的な用語を定義するのは適切であるに留まらず、奨励されていることだということに注意してください。この問題についてはWikipedia:ウィキペディアは字引ではないやWikipedia:ウィキペディアは○○ではない!を参照してください。 - 意味のある記述を削除してしまうこと。
ある記述が偏っているとかあまり校閲されていないとか、ただそれだけの理由でただ記述を削除してしまうのは、失礼で、反生産的な行為です(偏っているなら偏りを取り除けばいいし、校閲されていないと言うなら校閲すればいい)。本当に本当に理由が明らかな場合を除いて、少しでも、例えば二、三の文を削除するだけで、ノートのページにその理由を書く必要があります。一つの良い原則は、記事の中の意味のある記述の全体量を決して減らさないことです。 - ウィキペディアがチャットルームであるかのように扱うこと。
ノートのページでは、感情的で排他的な論争に、非常に巻き込まれやすいです。記事の改良につながるのではない限り(こうした場合がほとんどなのですが)、冗長で感情的な小競り合いに対しては、とにかく黙っていてください。論争に加わって、他人を自分の意見に説得しようとできる場所は、ネット上の他のところにたくさんあります。
論争は、ウィキペディアでは全くもって不適切です。なぜなら私たちは百科事典を作るという仕事に集中しようとしているからです。Wikipedia:ウィキペディアは○○ではない!を参照してください。 - あなたの読む記事に「筆者」が存在すると考えること。
記事ごとに一人の筆者が存在すると考えるのは、ウィキペディアに初めて訪れる人たちに共通する誤解です。この誤解があると、記事そのものを変更するのと同じだけ手間をかけてノートのページで批評を行うことになります。けれども、実際は、ここにあるどの記事にもたった一人の正式の筆者というものは存在しません。仮に一人だけしかその記事づくりに取り組んでいなかったとしてもです。だれでもどのページづくりにでも取り組むことができて、あるページの中に問題点を見つけたら自分で直すことができます。だから、どんどんあちらこちらを直してください。変更したことを説明する必要があるとき以外(たいていはそんなことはないので)、ノートにわざわざ書き込んだり最初に質問したりしないでください。さらには、Wikipedia:ページの編集は大胆にを参照してください。 - けんか腰になること。
新しくウィキペディアに訪れる人々の中には、ここには特別な共同体があって意見の一致を目指し協力していることに気がつく人がいます。けれども、ウィキペディアにおける議論をネットニュースでのフレームと同じものと見なす人もいます。経験者の多くは、不愉快で戦闘的な論争に割く時間をできるだけ減らそうとしています。私たちは完全ではありません。けれどもこれだけは言えるはずだと思います。私たちのほとんどは論争のために集まっているわけではないし、論争することになってしまったら決まりが悪いし残念に感じます。私たちが集まっているのは百科事典を書くためです。そのためには、いくらかの礼儀が必要です。Wikipedia:議論が白熱しても冷静にを参照してください。 - ウィキペディアのことがよくわからないのに、独断でウィキペディアを変革させようとすること。
ウィキペディアは発展中の百科事典であって、たくさんの賢い人々がこれに取り組み、関心を持っているのをわかってください。こうした人たちはウィキペディアについてたくさん考えてきました。ウィキペディアに訪れて、仕組みを理解できずに、もっとしっかり管理するべきだと政治活動を始める人がいます。あるいは新しい、未完の、あるいは不適切な記事を根拠にウィキペディアを批判する人もいます。一般的に、ここでくつろいで過ごすためには、多少の(一時的な)欠陥には目をつぶってください。私たちはみんなでこの事典に取り組んでいるということ、この事典はただどんどん改善されているということを、よく覚えておきましょう。このプロジェクトについてより詳しくはウィキペディアやFAQを参照してください。よくある批判への回答も見てみてください。
このリストはもっとも重大な間違いに限定して作りました。他のガイドラインは、基本方針とガイドラインを見てください。