キーウ・ポスト
表示
キイウ・ポスト[1](英語: Kyiv Post, ウクライナ語: Ки́їв Пост)は、ウクライナの主要な英語新聞。
沿革
1995年、アメリカ人のジェド・スンデン(Jed Sunden)により創立[2]、その後、スンデンは英国市民であるモハマド・ザホール(Mohammad Zahoor)に新聞社を売却した[3]。ザホールはISTIL Groupを所有するパキスタン人であり、ドネツクの鉄鋼製品を扱う元貿易業者(2008年から)である。[4]ザホールは新聞を自身の企業"Public Media"を通して発行している。内容には政治・ビジネス・エンターティメントをカバーしている。スタッフは西欧とウクライナのジャーナリストから成るチームである。歴史的に、編集方針は民主主義と自由市場を擁護するものとなっている。これまで、ジャーナリストであるゲオルギー・ゴンガゼ(Georgiy Gongadze)の2000年に起きた殺害事件、2004年のオレンジ革命、政治腐敗の調査報道を行っている。
キーウ・ポストのモットーは「独立。コミュニティ。信頼」である。
脚注
- ^ キエフ・ポストとも転写し得る。本記事では地名につき、ウクライナ語からの転写の一例を用いて記事名を構成した。
- ^ Kyiv Post founder reflects on 14 years as newspaper’s owner, reasons for sale, Kyiv Post (November 19, 2009)
- ^ Letter from the publisher, Kyiv Post (November 19, 2009)
- ^ Mohammad Zahoor buys Kyiv Post for an estimated $1.1 million, Kyiv Post (July 30, 2009)