エディオン広島本店

デオデオ本店（でおでおほんてん）は、広島市中区紙屋町にある家電量販店のデオデオの本店である。また、デオデオの事業会社のエディオンWESTの本店でもある。

概要

第一産業の本店として、戦後まもなく開店。本店の地は、デオデオ時代は登記上の本社にもなっていた。2000年頃までは、周辺部に本社があったが、現在は廿日市市に本社機能を移している。

本店の他、複数の専門館でデオデオタウンを構築。それらを含めて、広島市中心部で最大級延べ床面積を持つ家電量販店になっている。

デオデオタウンの中には、元々そごう広島店「そごうタウン」だった建物も存在する。

デオデオタウンの店舗

分野別でいくつかの店舗で構成され、すべての店舗が紙屋町から広島本通商店街のエリア徒歩圏内に位置している。またそごう広島店内にも店舗が存在している。

現在の店舗

本館

地上8階地下2階の大規模な店舗。地下1階で地下街紙屋町シャレオと接続している。

1975年 6月21日に現在の建物に建て替えられた。開店当初は家電店としては日本一の面積を持ち、自営面積は約5,000m²、売り場でない面積が別に約2,300m²あった。開店当時の面積配分は家電約70％、インテリアおよび家庭用品が約30%を占めていた。

本館が開店した同月1日にはそごう広島店・福屋八丁堀本店・天満屋八丁堀店・三越広島店が、店舗面積の拡大を行っている。

現在の建物は、開店当初は「ハイライフプラザ第一産業本店」で、1977年の店名ブランド変更で「ダイイチ本店」、そして1997年店名ブランド及び社名の変更で、現在の「デオデオ本店」になっている。2000年代前半頃は、デジタル館として、白物家電を現在の「CompMart広島」の建物で扱っていたが、現在は総合館になっている。

1974年5月まで旧本店が同地にあり、建て替え期間中は現在デオデオの立体駐車場になっている場所に仮設店舗を設けて営業していた。

現在の建物が建てられた当初は7階に「ダイイチサテライトスタジオ」があり、同社提供の中国放送のラジオ番組サテライトNo.1などの公開生放送を10年以上行われていた。

また、8Fには食堂街があり、うどん・そばの「本陣」、和食・一品料理の「源蔵」、お好み焼きの「徳川」、中華料理の「まるはち」、コーヒー・ジュースの「四季」があった。1990年代までに全て閉店している。

1990年代には、輸入家具専門店のJ.C.ペニーがあった時代もあったが現在は存在しない。

B1階にはプレイガイドがあり、また本店8階に吉本興業（よしもとクリエイティブ・エージェンシー広島事務所）が運営する劇場よしもと紙屋町劇場がある。夏場には、屋上に源蔵ビアガーデンが設けられる。