かんじき
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かんじき (樏・橇・檋・梮)とは、泥上や雪上など不安定な地面を歩くための民具。靴・わらじなどの下に着用する。
種類
板樏
板樏(いたかんじき)は深田での稲刈時に足が埋没してしまわないように用いられた民具[1]。田下駄ともいう[1]。
→詳細は「田下駄」を参照
輪樏
雪上で深雪に足が埋没してしまわないように用いられた民具。木製のもので雪輪ともいう[1]。
→詳細は「輪かんじき」を参照
鉄樏
氷上を歩くための爪付の鉄製の民具[1]。
歴史
かんじきの歴史は古く、縄文時代の遺跡である青森県八戸市是川遺跡からは、輪かんじきの一部分と思わしき縄が出土しており、それ以前には大陸から伝わっていたか、または考え出されていた、と思われる。