自由党 (オランダ)
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自由党 Partij voor de Vrijheid(PVV) | |
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党首 | ヘルト・ウィルダース |
成立年月日 | 2006年2月22日 |
第二院議席数 |
15 / 150 (10%) |
第一院議席数 |
9 / 75 (12%) |
政治的思想・立場 |
国民保守主義、経済自由主義 欧州懐疑主義 |
シンボル | ロゴマーク |
公式サイト | Home - www.pvv.nl |
自由党(じゆうとう、オランダ語:Partij voor de Vrijheid、略称: PVV)は、オランダの極右政党。党首は下院議員のヘルト・ウィルダース。イスラム移民の排斥を掲げ、トルコの欧州連合加盟に反対し、国際自由同盟や自由のための欧州同盟を結成している。
2006年に結成され、同年の総選挙で9議席を獲得して、議会において5番目に大きな政党となった。2009年には欧州議会選挙でオランダに配分された25議席のうち4議席を獲得して、第2党となった。
2010年に行われた下院選挙では、公約に「イスラーム諸国からの移民受け入れ停止」「コーランの発禁処分」「スカーフを被っている人物に課税」などの反イスラーム的な政策を掲げて、ムスリム移民に警戒心を抱くオランダ有権者の支持を集め、選挙前の9議席から下院定数150議席のうち24議席にまで党勢を拡大し第3党に躍進。閣外協力という形ながら自由民主国民党のマルク・ルッテ政権入りし、2011年9月には強硬に主張してきた、ブルカやニカブなどを禁止する法案を閣議決定させた[1]。
出典
- ^ “オランダもブルカ禁止へ、欧州3か国目”. 読売新聞. (2011年9月17日) 2011年9月18日閲覧。