パラグアイカイマン
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パラグアイカイマン | ||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
LOWER RISK - Least Concern (IUCN Red List Ver.2.3 (1994)) ワシントン条約附属書II
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Caiman yacare Daudin, 1802 | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
パラグアイカイマン | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
Yacare caiman | ||||||||||||||||||||||||
パラグアイカイマン (学名: Caiman yacare) は、 アリゲーター科カイマン属に分類されるワニの一種。
分布
アルゼンチン北東部やウルグアイ、ペルー南東部、ボリビア東部、ブラジル中部や南西部、パラグアイなどの 河川や湖沼、湿地や泥地などに生息。カイマン属の中では最も南に生息。
形態
全長200-250 cm。体つきはメガネカイマンに似るが、メガネカイマンよりも鱗が大きく発達している。下顎の横側に黒い斑点模様がある。
生態
小魚、甲殻類、小型爬虫類、鳥類、カピバラなどの大型げっ歯類などを食し、特にピラニアを好んで食す。 繁殖期は雨季で、雌は水辺の近くにすり鉢状の巣をつくり、21 - 38個程の卵を産卵する。天敵は他の種のワニやジャガー、オオアナコンダなどで、こどもはサギ類などの鳥類にも襲われる。
人との関わり
かつては皮を目的とした乱獲により、一時は生息数が激減していたが、ブラジル政府などの保護政策によって生息数は回復し、現在のところ絶滅の恐れはないとされている。
性格は比較的大人しく、人を襲うことはないとされている。
参考文献
- 『講談社の動く図鑑MOVEは虫類・両生類』、講談社、2013年、28頁。
- Daudin FM (1802). Histoire Naturelle, Générale et Particulière des Reptiles; Ouvrage faisant suite à l'Histoire Naturelle générale et particulière, composée par Leclerc de Buffon; et rédigée par C.S. Sonnini, membre de plusieurs sociétés savantes. Tome second. Paris: F. Dufart. 432 pp. (Crocodilus yacare, new species, p. 407). (in French and Latin).
外部リンク
- 動物図鑑・パラグアイカイマン(動物図鑑)。
- Reichert, Michelle N., et al. (2018). "The respiratory mechanics of the yacare caiman (Caiman yacare Daudine) " [sic]. Journal of Experimental Biology 2018: jeb.193037. doi:10.1242/jeb.193037.