「王様のレストラン」の版間の差分
表示
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし |
(相違点なし)
|
2005年1月31日 (月) 08:26時点における版
1995年 フジテレビ系列で放映された連続テレビドラマ。 後に、三谷幸喜作品の中でも屈指の名作として支持され、三谷本人も「奇跡のドラマ」と言っている。
舞台はとあるフレンチレストラン「ベル・エキップ」。 天才的なオーナーシェフが急逝し、その長男・範朝(のりとも)が後を継ぐことになった。 しかし、範朝は怪しげな副業にうつつを抜かし、店の経営は危うくなる。 そんなある日、範朝の腹違いの弟・緑郎が、先代の遺言によりオーナーになった。 緑郎は、父の遺言により、伝説のギャルソン・千石を呼び寄せるのだった。 果たして「ベル・エキップ」は復活するのか?
前年の「警部補古畑任三郎」の成功により、この作品から三谷自身の発言権が増え、キャスティングに際して、三谷の希望がかなりいれられたという。 そのため、松本幸四郎、山口智子、鈴木京香といった有名俳優の他、筒井道隆、小野武彦、梶原善、伊藤俊人、田口浩正、白井晃といった実力派の舞台役者が出演し、話題になった。 音楽は服部隆之が担当。これが三谷×服部コンビによる最初の作品となった。 また、当時のドラマとしては、恋愛に重点をおかず、ほとんどがレストランの中に限定された舞台設定も珍しかった。
料理監修は服部幸應。登場する料理も話題になり、特に店のスペシャリティとして登場する「オマール海老のびっくりムース」は、実際に料理を担当したシェフがオーナーをつとめる「シャンドマルス」(東京渋谷)で実際に味わう事ができる。