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「乙女が紡ぐ恋のキャンバス」の版間の差分

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{{複数の問題
{{美少女ゲーム系|
| 出典の明記 = 2013年3月
タイトル=乙女が紡ぐ恋のキャンバス|
| 物語世界内の観点 = 2013年3月
対応機種=[[Microsoft Windows 2000|Windows2000]]/[[Microsoft Windows XP|XP]]/[[Microsoft Windows Vista|Vista]]|
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ジャンル=ADV|
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{{美少女ゲーム系

|タイトル = 乙女が紡ぐ恋のキャンバス
『'''乙女が紡ぐ恋のキャンバス'''』(おとめがつむぐこいのキャンバス)はensembleが[[2012年]][[3月30日]]に発売した恋愛アドベンチャーゲームである。[[2012年]][[11月]][[22日]]にはファンディスク『'''乙女が紡ぐ恋のキャンバス二人のギャラリー'''』(おとめがつむぐこいのキャンバスふたりのギャラリー~)が発売された。
|対応機種 = [[Microsoft Windows 2000|Windows2000]]/[[Microsoft Windows XP|XP]]/[[Microsoft Windows Vista|Vista]]
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『'''乙女が紡ぐ恋のキャンバス'''』(おとめがつむぐこいのキャンバス)はensembleが[[2012年]][[3月30日]]に発売した恋愛アドベンチャーゲームである。[[2012年]][[11月]][[22日]]にはファンディスク『'''乙女が紡ぐ恋のキャンバス二人のギャラリー'''』(おとめがつむぐこいのキャンバスふたりのギャラリー〜)が発売された。


== ストーリー ==
== ストーリー ==
: '''「冗談じゃないよ!」'''
: 「冗談じゃないよ!」
: そう言って姉でもある世界の現代アーティスト・'''瑞木杷虎'''の元から飛び出した'''信'''。
: そう言って姉でもある世界の現代アーティスト・'''瑞木杷虎'''の元から飛び出した'''信'''。
: 飛び出したくもなる。先刻、テレビでのオークションの中継が思い起こさせる。杷虎が出品したフィギュア――'''女装した自分の'''――を落札しようとする様を思い出すとゾッとする。杷虎は新作を思いついたと言って服を脱がそうとするしで――
: 飛び出したくもなる。先刻、テレビでのオークションの中継が思い起こさせる。杷虎が出品したフィギュア――女装した自分の――を落札しようとする様を思い出すとゾッとする。杷虎は新作を思いついたと言って服を脱がそうとするしで――
: 飛び出したまではいいがお金を持たずに、女装姿で辺りをうろついているとある事件に巻き込まれてしまう。そこで杷虎の元で培った知識が元で'''鳳怜奈'''に疑いをかけられ咄嗟に'''深山瑞希'''と名乗ってしまう。
: 飛び出したまではいいがお金を持たずに、女装姿で辺りをうろついているとある事件に巻き込まれてしまう。そこで杷虎の元で培った知識が元で'''鳳怜奈'''に疑いをかけられ咄嗟に'''深山瑞希'''と名乗ってしまう。
: 誤解は解けたもののお詫びとして藝術学園の奨学生になり、学生寮のメイドとしての物語が始まった。
: 誤解は解けたもののお詫びとして藝術学園の奨学生になり、学生寮のメイドとしての物語が始まった。


== 主な登場人物 ==
== 登場人物 ==
; 瑞木 信 (みずき しん)/深山 瑞希(みやま みずき)
; 瑞木 信 (みずき しん)/深山 瑞希(みやま みずき)
: 声:[[桐谷華]]
: 声:[[桐谷華]]
: 杷虎の美的感性を刺激するからと幼い頃から女装を強いられ、立ち振る舞いや言葉遣いまで調教させられ女装すればそこらへんの女の子より可愛い主人公。(女装しても疑われないくらいに女の子らしい。メイド服を着ても違和感はなく、昭江曰く、目の保養になるほど。体系も女の子に近く、紫月のサイズで作ったドレスさえ違和感なく着れてしまうほど細い。)学園の帰りや昭江のお使いで外出するとよくナンパをされているが、自分がナンパされているとは思っていない。
: 杷虎の美的感性を刺激するからと幼い頃から女装を強いられ、立ち振る舞いや言葉遣いまで調教させられ女装すればそこらへんの女の子より可愛い主人公。学園の帰りや昭江のお使いで外出するとよくナンパをされているが、自分がナンパされているとは思っていない。
: 現代アーティストの姉を持つ。姉の元で雑用などをしてきたため家事スキルが高い。ぬいぐるみの修繕や書籍の補修などはお手の物。美術品や高級品の特殊な手順の掃除の方法は杷虎から教わっており、専門業者並の腕。現代アートに造詣が深く、芸術面ではかなりの鑑定眼、センスを持っており実力は随一。視力は6.0とかなり高い。成績優秀(紫月の助けもあり独学で義務教育課程を修了。学年では10位以内には入っているほど)・眉目秀麗・杷虎のモデルで学園中の注目を集めている。メイドとして鳳后寮で働いており、掃除や料理に関しては昭江も認めている。また、裁縫の腕もかなりのものでプロとして通用するほど。ウェデングドレスすら自作する
: 現代アーティストの姉を持つ。姉の元で雑用などをしてきたため家事スキルが高い。ぬいぐるみの修繕や書籍の補修などはお手の物。美術品や高級品の特殊な手順の掃除の方法は杷虎から教わっており、専門業者並の腕。現代アートに造詣が深く、芸術面ではかなりの鑑定眼、センスを持っており実力は随一。視力は6.0とかなり高い。成績優秀(紫月の助けもあり独学で義務教育課程を修了。学年では10位以内には入っているほど)・眉目秀麗・杷虎のモデルで学園中の注目を集めている。メイドとして鳳后寮で働いており、掃除や料理に関しては昭江も認めている。また、裁縫の腕もかなりのものでプロとして通用するほど。
: とある理由から10数年引きこもっていたが姉が自分をモデルとしたフィギュアをオークションに出品したことと、自分をモデルにヌード写真集を製作しようとした事が決定打となり家を飛び出した。実はとある重大な「秘密」を抱えている。
: とある理由から10数年引きこもっていたが姉が自分をモデルとしたフィギュアをオークションに出品したことと、自分をモデルにヌード写真集を製作しようとした事が決定打となり家を飛び出した。実はとある重大な「秘密」を抱えている。
<!--: 杷虎の初期の作品である絵画を描いた張本人は信。世間にばれる事を恐れて引きこもりになり学校にもろくにいかずに10数年間、筆を執ることはなかった。しかし、10数年間筆を取らないままでも筆使いなどはそのままという本物の「天才」。紫月曰く100年に一人の逸材で、姉の杷虎でさえ恐怖を覚えるほどの腕前。 -->


; 鳳 怜奈(おおとり れな)
; 鳳 怜奈(おおとり れな)
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: 紫月とは犬猿の仲で何かと衝突が絶えない。芸術の趣向、スタイル、性格など気に食わない部分が多すぎ何かと突っかかるがいいようにあしらわれている。特に芸術では洋画を取り扱っていおり、そちらの方面は詳しいが、現代アートとなると苦手。スタイルも同年代と比べ貧乳なのがコンプレックス。
: 紫月とは犬猿の仲で何かと衝突が絶えない。芸術の趣向、スタイル、性格など気に食わない部分が多すぎ何かと突っかかるがいいようにあしらわれている。特に芸術では洋画を取り扱っていおり、そちらの方面は詳しいが、現代アートとなると苦手。スタイルも同年代と比べ貧乳なのがコンプレックス。
: 「杷虎」の大ファンで特に初期の絵画に目がない。自分の部屋と食堂にレプリカを飾るほど。しかし、ここ最近の杷虎の新作に熱を上げていない。
: 「杷虎」の大ファンで特に初期の絵画に目がない。自分の部屋と食堂にレプリカを飾るほど。しかし、ここ最近の杷虎の新作に熱を上げていない。
: 箱入りのお嬢様で機械音痴。相手の電話番号はすべて暗記しているほどの秀才だが、携帯電話で5秒に1プッシュと言う遅さのため急いでいる時は誰かにかけてもらっている徹底ぶり。電卓もろくに使えないため、部屋には算盤を常備している。お嬢様として暮らしてきたため料理をはじめとする家事は一切できない。特に料理に関しては壊滅的。出来上がった料理にはモザイク処理がされるほどで元の料理とはかけ離れたものが出来上がってしまう(ビーフストロガノフが固形物質で紫色)。味も壊滅的で一口食べただけで気絶するほど。基本すら出来ていないのに基本を無視して自分なりのアレンジを加えようとするのが原因。
: 箱入りのお嬢様で機械音痴。相手の電話番号はすべて暗記しているほどの秀才だが、携帯電話で5秒に1プッシュと言う遅さのため急いでいる時は誰かにかけてもらっている徹底ぶり。電卓もろくに使えないため、部屋には算盤を常備している。お嬢様として暮らしてきたため料理をはじめとする家事は一切できない。特に料理に関しては壊滅的。出来上がった料理にはモザイク処理がされるほどで元の料理とはかけ離れたものが出来上がってしまう。味も壊滅的で一口食べただけで気絶するほど。基本すら出来ていないのに基本を無視して自分なりのアレンジを加えようとするのが原因。


; 獅子堂・千晴・フラムスティード(ししどう・ちはる・ - )
; 獅子堂・千晴・フラムスティード(ししどう・ちはる・ - )
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: 夜はオークショニアを務めており、、毎回様々な作品を落札させている。そのためか個人資産は並ではなく、個人で店を持てるほど。
: 夜はオークショニアを務めており、、毎回様々な作品を落札させている。そのためか個人資産は並ではなく、個人で店を持てるほど。
: 母子家庭で、信と出会った時は「龍淵(たつぶち)」姓を名乗っていた。信の抱える「秘密」を正確に把握しており、学園で再会を果たす。
: 母子家庭で、信と出会った時は「龍淵(たつぶち)」姓を名乗っていた。信の抱える「秘密」を正確に把握しており、学園で再会を果たす。
: ファンディスク二人のギャラリーで信と婚約を結んでおり、信にヤキモチを妬いたりと感情豊かになる。信が自作した自分のウェディングドレスを信が問題なく着こなしてしまうことにショックを受けた
: ファンディスク二人のギャラリーで信と婚約を結んでおり、信にヤキモチを妬いたりと感情豊かになる。


; 乾 幸(いぬい ゆき)
; 乾 幸(いぬい ゆき)
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: オークションではどんなものでも財力にものを言わせ競り落とす世界最強のアート・ディーラーとして有名。絵画1枚に1億ドル(日本円で約80億円)を平気で出すほど。
: オークションではどんなものでも財力にものを言わせ競り落とす世界最強のアート・ディーラーとして有名。絵画1枚に1億ドル(日本円で約80億円)を平気で出すほど。


== 製作スタッフ ==
== スタッフ ==
* 原画・キャラクターデザイン:[[きみしま青]]
* 原画・キャラクターデザイン:[[きみしま青]]
* サブ原画:[[了藤誠仁]]
* サブ原画:[[了藤誠仁]]
* シナリオ:[[一鷹]]
* シナリオ:[[一鷹]]
* 音楽:[[ミリオンバンブー]]
* 音楽:[[ミリオンバンブー]]
* オープニングテーマ:『'''Color World'''
** 歌:[[片霧烈火]] 作詞:[[Kimotto]] 作曲編曲:[[浅草徹]]
* エンディングテーマ:『'''ふたつでひとつ'''
** 歌:[[結月そら]] 作詞:[[秋元凛]] 作曲編曲:[[ロドリゲスのぷ]]


== 書籍 ==
== 主題歌 ==
; オープニングテーマ'''Color World'''
;
: 歌:[[片霧烈火]] / 作詞:[[Kimotto]] / 作曲編曲:[[浅草徹]]
:
; エンディングテーマ'''ふたつでひとつ'''
:
: 歌:[[結月そら]] / 作詞:[[秋元凛]] / 作曲編曲:[[ロドリゲスのぷ]]

== 関連項目 ==
*


== 脚注 ==
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
* [http://www.ensemble-game.com/ ensemble]('''年齢確認有'''
* [http://www.ensemble-game.com/ ensemble](年齢確認有)
* [http://www.ensemble-game.com/05.otokoifd/top.html 乙女が紡ぐ恋のキャンバス オフィシャルサイト]
* [http://www.ensemble-game.com/05.otokoifd/top.html 乙女が紡ぐ恋のキャンバス ~二人のギャラリー~ オフィシャルサイト]


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[[zh: 少女编织爱的画布]]

2013年3月23日 (土) 05:57時点における版

乙女が紡ぐ恋のキャンバス
ジャンル ADV
対応機種 Windows2000/XP/Vista
発売元 ensemble
発売日 2012年3月30日
レイティング 18禁
キャラクター名設定 不可
エンディング数 5
セーブファイル数 108
画面サイズ 1280×960ドット
キャラクターボイス フルボイス
CGモード あり
音楽モード あり
回想モード あり
メッセージスキップ 全文/既読
オートモード あり
テンプレートを表示

乙女が紡ぐ恋のキャンバス』(おとめがつむぐこいのキャンバス)はensembleが2012年3月30日に発売した恋愛アドベンチャーゲームである。2012年11月22日にはファンディスク『乙女が紡ぐ恋のキャンバス〜二人のギャラリー〜』(おとめがつむぐこいのキャンバス〜ふたりのギャラリー〜)が発売された。

ストーリー

「冗談じゃないよ!」
そう言って姉でもある世界の現代アーティスト・瑞木杷虎の元から飛び出した
飛び出したくもなる。先刻、テレビでのオークションの中継が思い起こさせる。杷虎が出品したフィギュア――女装した自分の――を落札しようとする様を思い出すとゾッとする。杷虎は新作を思いついたと言って服を脱がそうとするしで――
飛び出したまではいいがお金を持たずに、女装姿で辺りをうろついているとある事件に巻き込まれてしまう。そこで杷虎の元で培った知識が元で鳳怜奈に疑いをかけられ咄嗟に深山瑞希と名乗ってしまう。
誤解は解けたもののお詫びとして藝術学園の奨学生になり、学生寮のメイドとしての物語が始まった。

登場人物

瑞木 信 (みずき しん)/深山 瑞希(みやま みずき)
声:桐谷華
杷虎の美的感性を刺激するからと幼い頃から女装を強いられ、立ち振る舞いや言葉遣いまで調教させられ女装すればそこらへんの女の子より可愛い主人公。学園の帰りや昭江のお使いで外出するとよくナンパをされているが、自分がナンパされているとは思っていない。
現代アーティストの姉を持つ。姉の元で雑用などをしてきたため家事スキルが高い。ぬいぐるみの修繕や書籍の補修などはお手の物。美術品や高級品の特殊な手順の掃除の方法は杷虎から教わっており、専門業者並の腕。現代アートに造詣が深く、芸術面ではかなりの鑑定眼、センスを持っており実力は随一。視力は6.0とかなり高い。成績優秀(紫月の助けもあり独学で義務教育課程を修了。学年では10位以内には入っているほど)・眉目秀麗・杷虎のモデルで学園中の注目を集めている。メイドとして鳳后寮で働いており、掃除や料理に関しては昭江も認めている。また、裁縫の腕もかなりのものでプロとして通用するほど。
とある理由から10数年引きこもっていたが姉が自分をモデルとしたフィギュアをオークションに出品したことと、自分をモデルにヌード写真集を製作しようとした事が決定打となり家を飛び出した。実はとある重大な「秘密」を抱えている。
鳳 怜奈(おおとり れな)
声:サトウユキ
瑞希の雇用主。鳳后藝術学園(おうこうげいじゅつがくえん)の理事代理、鳳市長・鳳画廊の娘と数多くの肩書を持ったお嬢様。
紫月とは犬猿の仲で何かと衝突が絶えない。芸術の趣向、スタイル、性格など気に食わない部分が多すぎ何かと突っかかるがいいようにあしらわれている。特に芸術では洋画を取り扱っていおり、そちらの方面は詳しいが、現代アートとなると苦手。スタイルも同年代と比べ貧乳なのがコンプレックス。
「杷虎」の大ファンで特に初期の絵画に目がない。自分の部屋と食堂にレプリカを飾るほど。しかし、ここ最近の杷虎の新作に熱を上げていない。
箱入りのお嬢様で機械音痴。相手の電話番号はすべて暗記しているほどの秀才だが、携帯電話で5秒に1プッシュと言う遅さのため急いでいる時は誰かにかけてもらっている徹底ぶり。電卓もろくに使えないため、部屋には算盤を常備している。お嬢様として暮らしてきたため料理をはじめとする家事は一切できない。特に料理に関しては壊滅的。出来上がった料理にはモザイク処理がされるほどで元の料理とはかけ離れたものが出来上がってしまう。味も壊滅的で一口食べただけで気絶するほど。基本すら出来ていないのに基本を無視して自分なりのアレンジを加えようとするのが原因。
獅子堂・千晴・フラムスティード(ししどう・ちはる・ - )
声:有栖川みや美
怜奈の護衛役で自室に居る時以外は白い軍服を着ている幼なじみ。
母方がイギリス人のハーフ。目の色が違っているのを気にしている。また、とある理由のため写真や絵画が苦手。いつも怜奈の側で護衛をしており身に危険が迫った時は帯刀している日本刀を振るう。実家は両家とも警護を生業としている。
可愛いものに目がなくクマのぬいぐるみが好きで自室に飾るほど。部屋には皐月人形と化したぬいぐるみ(鎧は本物)や薙刀、モンゴル弓、和弓が常備されている。幸の大ファンだが、近づくといつも逃げられヘコんでいる。
アナスタシア・アレクセエーブナ・イディナローク
声:風華
ロシアから留学している怜奈や千晴らの先輩。キュレーターとしては有名で実力も世界屈指で折紙付き。
下級生らに人気がありファンクラブまで存在するほど。スタイルも抜群で成績優秀だが寮では意外にもだらしなく脱いだ下着をそのままにしているほど。若くして彫刻美術館館長に就任している。のほほんとしているがやる時はやるタイプで優秀さを見せつけた。いつも笑顔を絶やさないため何を考えているか分からない。
弟・ヨハンがおり、家族に「ナターシャ」と呼ばれている。自室にはヨハンが描いた絵を飾っており他国語の洋書や日本建築の書籍など専門書などが多い。
彼女の生い立ちについて知る人物は少なく、実家を毛嫌いしている節がある。
本編では攻略可能であるが、ファンディスク「二人のギャラリー」においては個別ルートが用意されていない。
烏丸 紫月(からすま しずく)
声:夏野こおり
信の数少ない幼なじみ。現代芸アートを取り扱うセカンダリー。急成長した烏丸グループ総帥の一人娘。オークショニアを務める。
学園では黒い噂が飛び交っており、冷たい態度を取り続けているため噂に拍車をかけているが本人は気にしていない。しかし、全てが真実と言うわけでもなく幸のサポートなど芸術家に対して温厚な態度を取っている。怜奈とは犬猿の仲で何かある度に衝突するものの言い負かすことが多い。怜奈を猫と呼ぶのに対し千晴を狗と表現することが多い。「杷虎」のファンで怜奈と同じく初期の絵画が好き。今回のオークションに出品された杷虎の瑞希のフィギュアを41億円で落札した。
夜はオークショニアを務めており、、毎回様々な作品を落札させている。そのためか個人資産は並ではなく、個人で店を持てるほど。
母子家庭で、信と出会った時は「龍淵(たつぶち)」姓を名乗っていた。信の抱える「秘密」を正確に把握しており、学園で再会を果たす。
ファンディスク『二人のギャラリー』で信と婚約を結んでおり、信にヤキモチを妬いたりと感情豊かになる。
乾 幸(いぬい ゆき)
声:雪都さお梨
信が杷虎の元を飛び出した夜に出会った女の子。怜奈らの後輩。
紫月がスポンサーについて現代アートを制作している。人見知りが激しく急に声をかけてしまうと逃げ出してしまうほど。以前は絵を描いていたが現在は廃材を素材とした現代アートを主体としている。需要が高く、依頼が次々とに舞い込んでくる。業界では杷虎に並ぶほど有名で10年に一人の逸材と言われる天才。観察眼に優れ、どのルートでも早期に信の性別を把握するほど。
作業時には「むっくん」と呼ばれる着ぐるみを着て作業にあたる。ポケットには工具が入り便利な在特許を申請中。
もとは施設暮らしで実の親を知らぬまま育ってきた。そんな暗い生い立ちを感じさせないほど明るい性格の持ち主だが…

サブキャラクター

猫西 昭江(ねこにし あきえ)
声:遠野そよぎ
鳳后寮のメイド長。
信の正体を知る数少ない人物。信が来る以前は寮の掃除洗濯炊事を一人で手掛けるほど優秀。信が来てから料理に対し対抗心を燃やしている。怜奈が辛いもの好きなため中華料理が得意。信の清掃技術などには舌を巻いている。師範代並みの合気道を使える。腹黒い部分があり目的を達成するには手段を選ばない人物でもある。そのため、「真のラスボス」「アキエもん」などの異名を持つ。鳳后藝術学園出身。
本人は、自身を「年増」や「職場のお局」、「地味ポジション」と発言して気にしているが、キャラクター人気投票では、常に上位をキープした。
父子家庭で育った怜奈の世話をしており千晴同様に長い付き合い。現在の鳳があるのは彼女と千晴のおかげと言われるほど。普段は温厚そうに見えるが一度怒るとかなり怖い。笑った顔なのに反論や文句を許さないほどのオーラを醸し出す。
ある人物を激しく嫌っており、発言を含めその名前を1日に5回口にするのが限界。
本編では攻略不可能であるが、ファンディスク「二人のギャラリー」では個別ルートが存在する。
ヨハン・アレクセエーブナ・イディナローク
声:桜川未央
アナスタシアの弟。
学園では教師を務めており怜奈らの担任でもある。専門は鑑定で特に西洋刀や銃を得意とする。鑑定学の書籍も出版している。絵画の知識もあり、芸術の才能もある。特に模写にかけては父親譲りで真作と見劣りしないほどの精度でその作品は姉のアナスタシアの部屋に飾られている。
小学低学年程度の身長で「小さい」「子ども」などの自分のコンプレックスを刺激する単語に敏感で発言するとナイフが飛んでくる。サーカスのナイフ投げ師以上の精度でけがをした生徒はいないらしいが、他クラスではそうした行動に出る事がなくあくまで怜奈らのクラス限定。
瑞希のフィギュアを落札しようとして紫月に競り落とされてしまうが、転校生として来た瑞希本人に一目惚れする。
瑞木 杷虎(みずき はとら)
声:かわしまりの
「世界の杷虎」と称されるほど有名な現代アーティスト。信の姉。
趣味で信に女装をさせ楽しんでおり、女装した信の等身大フィギュアを作るほど。徹底的なリサーチの基に制作に取り掛かり強引にニーズを作るため確実に売れる物しか作らない主義。絵1枚で50億は下らないほどだが、初期の4作品以降筆を執ろうとせず現代アートばかりしか製作しない。
お金にがめつく横暴な態度をとっているが弟の事はしっかり(?)考えている。
信の抱えている「秘密」について知っている数少ない人物であり、自身もまた、その事実に関してとある「秘密」を抱えている。
鳳 一朗(おおとり いちろう)
声:来宮とおる
怜奈の父親にして学園理事であり市長。敏腕のアート・ディーラー。
飄々とした態度とは裏腹に若くして帝国美術倶楽部の席を手に入れた神童扱いされる人物。
子供のように無邪気に仕事をするが流浪癖があり、世界中を回っては美しいものを購入しているが、毎回予算度外視で購入するため怜奈に怒られるのも毎回の事。しかし、目利きは確かで適当に選んだような絵画でも数千万は下らないものばかりで信を驚愕させた。またセンスもズバ抜けており部屋の色彩に見合った絵画を迷うことなく選択し、一目で入れ替えるべき絵画の場所を指摘するなど計り知れない。200点強あった絵画を1日で売りさばく手腕を見せつけた。
烏丸 鉄子(からすま てつこ)
声:このかなみ
現代アートのセカンダリーとして急成長を遂げた烏丸グループの総帥にして紫月の母親。
様々な分野に事業を展開しているが中でも紫月がオークショニアを務めるナイトセールが収益の大半を占めている。
よくない噂が飛び交っている。
ヴォルフガング・ヒル
声:
美しいものはどんな手段を持ってしてでも手に入れる蒐集家――とは名ばかりで美術品を玩具同然に扱う。しかし、美術眼は確か。最近のお気に入りは怜奈。一目惚れ、と言えば聞こえはいいが実際は身体目当て。何度もアプローチをするもののあしらわれてばかりか、怜奈の携帯電話の番号やアドレスが変わる度にすぐさま嗅ぎつけるストーカー。怜奈の男嫌いの最たる原因・元凶。
世界中に支店を持つが成金相手の商売。裏ではあくどい事をしているがガードが堅くなかなか尻尾を見せない。それに加え、別件逮捕しようにも条約なども厳守しているため逮捕できないと厄介な相手。
様々な人物から嫌われている。イディナローク家がトラウマ。
オークションではどんなものでも財力にものを言わせ競り落とす世界最強のアート・ディーラーとして有名。絵画1枚に1億ドル(日本円で約80億円)を平気で出すほど。

スタッフ

主題歌

オープニングテーマ「Color World
歌:片霧烈火 / 作詞:Kimotto / 作曲・編曲:浅草徹
エンディングテーマ「ふたつでひとつ
歌:結月そら / 作詞:秋元凛 / 作曲・編曲:ロドリゲスのぷ

脚注

外部リンク