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2016年3月29日 (火) 10:03時点における版
きねやえいじ 杵屋栄二 | |
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本名 | 藤間吉太郎 |
生年月日 | 1894年2月15日 |
没年月日 | 1970年3月10日(76歳没) |
出生地 | 東京都台東区柳橋(台東区) |
死没地 | 東京都 |
職業 | 江戸長唄三味線 |
活動期間 | 1912年-1979年 |
活動内容 | 江戸長唄三味線 |
主な作品 | |
「雨の四季」 「黎明 「胡蝶舞」 「橡の木」など。 | |
受賞 | |
1964年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。 |
杵屋 栄二(きねや えいじ、1894年2月15日 - 1979年3月10日)は、長唄三味線方、重要無形文化財保持者(人間国宝)。本名は藤間吉太郎。
経歴
- 1894年2月15日 東京市浅草区柳橋(台東区)の生まれ。
- 1912年1月 東京の新富座でデビュー。
- 1912年3月 歌舞伎座初出演。
- 1937年 初代 中村吉右衛門一座の邦楽部長となる。
- 1941年 芳村五郎治と相三味線を務めた。
- 1979年3月10日 死亡。享年85。
受章
- 1964年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。
作曲
- 「揚貴妃」
- 「初音の頼み」
- 「黎明」
など。古典採譜にも熱心で、「業平」「朱鐘馗」など歌舞伎音楽の失われた古曲を復活させている。
趣味
少年時代は工学技術者が憧れだったそうで、21歳で初めてカメラを入手して以来、最晩年まで写真撮影、特に鉄道写真に夢中であった(要は撮り鉄)。 巡業の合間に撮影されていたので、 中国東北部やピョンヤン、ソウルでの写真が残されている。 大正期から撮影された写真は、関東大震災と戦災で消失してしまったが、1934年から1938年までの写真は疎開していたので、今日も残されている。 戦前から鉄道模型をされており、戦前はメルクリンのOゲージ、戦後はHOゲージ、晩年はNゲージを楽しまれておられた。 鉄道友の会発足と同時に評議員となり、若手の育成にあたられてもいた。 十三代目片岡仁左衛門とは、東西に離れていても同じ趣味を持つ同士であった。
参考資料
- 「20世紀日本人名事典」、日外アソシエーツ、2004年
- 『鉄道ファン』1969年1月号、交友社、吉村光夫氏、宮沢孝一氏のインタビューがある
- 『鉄道ファン』1979年6月号、交友社
- 『レイル』1979年6月号、エリエイ出版部(プレス・アイゼンバーン)
脚注
こういうのでどうでしょうか、加筆していただいて結構です --61.86.35.84 2016年3月29日 (火) 10:03 (UTC)