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2016年6月8日 (水) 04:12時点における版
はやし かん 林 幹 | |
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別名義 | 海上 晴帆 |
生年月日 | 1894年 |
没年月日 | 不詳年 |
出生地 | 日本・東京府東京市浅草区(現在の東京都台東区浅草) |
職業 | 俳優 |
ジャンル | 新劇、劇映画(現代劇・時代劇、サイレント映画・トーキー) |
活動期間 | 1910年代 - 1960年代 |
配偶者 | 海上美乃 |
主な作品 | |
『朝日さす前』 |
林 幹(はやし かん、1894年 - 没年不詳)は、日本の俳優。東京府東京市浅草区(現在の東京都台東区浅草)出身。音読みが同一の俳優林寛とは別人である。
人物・来歴
1894年(明治27年)、東京府東京市浅草区(現在の東京都台東区浅草)に生まれる[1]。
旧制・早稲田実業学校(現在の早稲田大学系属早稲田実業学校高等部)を中途退学したが、早稲田大学の坪内逍遥に入門し、文学を学ぶ[1]。島村抱月、沢田正二郎ら演劇人と親交を結び、新劇の世界に入る[1]。「創生劇」を主宰、日比谷野外音楽堂で公演を行った[2]。
1920年(大正9年)、日活向島撮影所の革新運動に参加し、同撮影所第三部が製作した田中栄三監督の『朝日さす前』に主演する。以降、同部の消滅まで出演をつづけた。関東大震災以降の1925年(大正14年)、兵庫県西宮市の東亜キネマ甲陽撮影所で映画出演する[3]。
1928年(昭和3年)6月、加藤精一、佐々木積とともに帝国劇場専属俳優となる[4]。
1936年(昭和11年)、お告げを受け、天崇教を創立する[1]。教祖としての名は「海上晴帆」である[1]。第二次世界大戦後、1948年(昭和23年)に宗教法人登録を行う[1]。
1952年(昭和27年)、黒澤明監督の『生きる』で映画界に復帰、以降、東宝作品を中心に出演する[3]。初期の岡本喜八監督作品の常連で、体格がよく貫禄のある役どころが多かった。
フィルモグラフィ
- 朝日さす前(1920年、日活向島) - 株式仲買店主岡田徳太郎、其番頭志村浅吉(二役)
- 白ゆりのかほり(1921年、日活向島)
- 流れ行く女(1921年、日活向島)
- 浮き沈み(1921年、日活向島)
- 闇のかほり(1922年、日活向島)
- 響(1922年、日活向島)
- 潮(1925年、東亜キネマ)
- 運命の十字路(1925年、東亜キネマ)
- お艶殺し(1925年、東亜キネマ) - 徳兵衛
- 怒濤の叫び(1925年、東亜キネマ)
- 小島の春(1940年、東京発声) - 堀口
- 大日向村(1940年、東京発声) - 水原藤太
- わが愛の記(1941年、東京発声) - 山田の伯父
- 将軍と参謀と兵(1942年、日活多摩川) - 参謀長大佐
- 生きる(1952年、東宝) - 土木課長
- 次郎長三国志 第二部 次郎長初旅(1953年、東宝) - 金平
- 安五郎出世(1953年、東宝) - 村長
- 続思春期(1953年、東宝) - 矢田
- 人生劇場 第二部(1953年、東映) - 白根良吉
- 蟹工船(1953年、現代ぷろだくしょん) - 重役右橋
- 広場の孤独(1953年、新東宝) - 汪栄文
- 七人の侍(1954年、東宝) - 弱い浪人
- 沓掛時次郎(1954年、日活) - 水車小屋の親父
- 日本敗れず(1954年、新東宝) - 永松陸軍次官
- ゴジラ(1954年、東宝) - 国会公聴会委員長
- 叛乱(1954年、新東宝) - 阿部大将
- 浮雲(1955年、東宝) - 大日向教教主
- 天下泰平(1955年、東宝) - 鬼山
- 姿三四郎 第二部(1955年、東映) - 大垣哲介
- 警察日記(1955年、日活)
- 続警察日記(1955年、日活) - 議長
- 驟雨(1956年、東宝) - 鬼越
- しあわせはどこに(1956年、日活) - 刑務所長
- ニコヨン物語(1956年、日活) - 将軍
- 泣け! 日本国民 最後の戦斗機(1956年、日活) - 渡辺中将
- 壁あつき部屋(1956年、新鋭プロダクション・松竹) - A級戦犯
- あらくれ(1957年、東宝) - 植源の隠居
- わが胸に虹は消えず(1957年、東宝) - 矢口
- 美女と液体人間(1958年、東宝) - 警視庁幹部A
- 旅姿鼠小僧(1958年、東宝) - 禺庵
- 杏っ子(1958年、東宝) - 佐藤博士
- 裸の大将(1958年、東宝) - 加藤清正
- 暗黒街の顔役(1959年、東宝) - 板金工業社長
- 雷電(1959年、新東宝) - 浦風
- 暗黒街の対決(1960年、東宝) - 沼田(市会議員)
- 珍品堂主人(1960年、東宝) - 佐々
- ハワイ・ミッドウェイ大海空戦 太平洋の嵐(1960年、東宝) - 村長
- 娘・妻・母(1960年、東宝) - 養老院の主人
- 独立愚連隊西へ』 : 監督岡本喜八 - 八路軍高給将校
- 暗黒街の弾痕(1961年、東宝) - 鞄の男
- 顔役暁に死す(1961年、東宝) - 佐伯大三
- 地獄の饗宴(1961年、東京映画) - 工藤
- どぶ鼠作戦(1962年、東宝) - 高級将校
- 月給泥棒(1962年、東宝) - オリバーカメラ重役
- 江分利満氏の優雅な生活(1963年、東宝) - 陸軍大佐
- 女の歴史(1964年、東宝) - 寺の住職
- ああ爆弾(1964年、東宝) - 太った市会議員