「純丘曜彰」の版間の差分
(要約欄記入のため細部編集)ときまるさんは編集を強行される前に利用者‐会話:ときまるにお返事をください。 |
http://www.hi-ho.ne.jp/sumioka-info/と食い違う記述。及び無効なリンクの削除 タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
26行目: | 26行目: | ||
'''純丘 曜彰'''(すみおか てるあき、Teruaki Georges Sumioka [[1962年]] - )は、日本の[[哲学者]]、[[メディア文化論]]・[[表象文化論]]研究者([[映像文法]]、[[映像ビジネス]])、[[小説家]]、クリエーター。[[大阪芸術大学]]芸術学部教授。 |
'''純丘 曜彰'''(すみおか てるあき、Teruaki Georges Sumioka [[1962年]] - )は、日本の[[哲学者]]、[[メディア文化論]]・[[表象文化論]]研究者([[映像文法]]、[[映像ビジネス]])、[[小説家]]、クリエーター。[[大阪芸術大学]]芸術学部教授。 |
||
[[東京]]生まれ。 |
[[東京]]生まれ。[[文学修士]]([[東京大学]])。[[東海大学]]准教授、[[ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ]](マインツ大学)客員教授を経て、[[大阪芸術大学]]芸術学部教授。「超天才電脳哲学家」「暴走するサイバーブレイン」と名乗っている<ref>http://web.archive.org/web/20030221084027/http://edp.eng.tamagawa.ac.jp/~sumioka/</ref>。 |
||
{{要出典範囲|date=2016年6月|[[水府森家]]の末裔、版画家[[稲田年行]]の息子。憲法学者[[小林直樹]]の親族(甥の子)。母方は手品師[[松田昇太郎]]の孫、江戸銅座勤方[[松田甚兵衛]]の末裔}}。 |
{{要出典範囲|date=2016年6月|[[水府森家]]の末裔、版画家[[稲田年行]]の息子。憲法学者[[小林直樹]]の親族(甥の子)。母方は手品師[[松田昇太郎]]の孫、江戸銅座勤方[[松田甚兵衛]]の末裔}}。 |
||
47行目: | 47行目: | ||
* 1987年 [[東京大学]]文学部卒業 |
* 1987年 [[東京大学]]文学部卒業 |
||
* 1990年 [[東京大学]]大学院人文科学研究科修士課程修了 |
* 1990年 [[東京大学]]大学院人文科学研究科修士課程修了 |
||
* 2006年 [[東京芸術大学]]大学院博士号取得 |
* 2006年 [[東京芸術大学]]大学院博士号取得 |
||
==職歴== |
==職歴== |
2016年6月20日 (月) 18:49時点における版
純丘 曜彰 | |
---|---|
誕生 |
1962年 東京都 |
職業 | 大学教授、小説家、クリエーター |
主題 | 哲学、映画学、創作論、ミステリ |
文学活動 | 分析哲学、日常言語学派 |
影響を受けたもの
| |
公式サイト | [1] 映像文化研究室 |
ウィキポータル 文学 |
純丘 曜彰(すみおか てるあき、Teruaki Georges Sumioka 1962年 - )は、日本の哲学者、メディア文化論・表象文化論研究者(映像文法、映像ビジネス)、小説家、クリエーター。大阪芸術大学芸術学部教授。
東京生まれ。文学修士(東京大学)。東海大学准教授、ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ(マインツ大学)客員教授を経て、大阪芸術大学芸術学部教授。「超天才電脳哲学家」「暴走するサイバーブレイン」と名乗っている[1]。
水府森家の末裔、版画家稲田年行の息子。憲法学者小林直樹の親族(甥の子)。母方は手品師松田昇太郎の孫、江戸銅座勤方松田甚兵衛の末裔[要出典]。
思想
長尾龍一、渡邊二郎に師事し、法哲学を起点に、1980年代はヘーゲルやウェーバーを基礎として、ヴィトゲンシュタインの言語ゲームの概念、日常言語学派の言語行為論を踏まえ、デカルトを嚆矢とする近代主観主義の認識論に対し、行為と行為の主体についての存在論を論理学の観点から研究。ハーバーマスとルーマンの社会システムとコミュニケーションに関する論争の延長線上において、ハイデガーの存在論ですら主観的認識論であるとし、サルトルの間主観的な実存主義を発展させて新たに自証・対証・衆証という論理学的存在概念を立て、他者によって補証された行為が主体の存在を逆措定する、とした。
その後、純丘はディルタイやガダマーの解釈学における脈絡依存性(解釈学的循環)の考察を経て、1990年代には、経済活動におけるサービスや法人格の存在性を実証的に問う。
しかし、2000年代になると、一転して映画作品を題材とするようになり、行為と行為の主体を人為的に構成する、脈絡としての物語の分析、および、その創作論を美学・芸術学として探求。バウムガルテンに倣い、美とは真についての感性的論証である、と論じる。このために、純丘は対話(ディアローグ)に代えて対為(ディアゴーグ)と言い、プラトン以来の弁証法(ディアレクティーク)に対して行証法(ディアクティーク)を考えた。この行証法は、映画の中の人物相互のミュトス(元物語)においてだけでなく、映画の作り手と観客の間のエロキューション(語り口)としても存在し、この2つの行証法によって映画の物語はT型グランド・ストラクチャーをなす、とした。また、映像に関しても、脚本の要素を言語的に分節化して人為的に部分カットを組み上げていくエイゼンシュテイン・モンタージュよりも、複数のカメラで実際の演技を同時多面的に撮影したマルチ・カヴァレッジを再構成するグリフィス・モンタージュの手法を重視している。そして、映画のエピソードもまた、同一のテーマを多面的に描き出すものでなければならないとし、しだいにテーマに近づく物語のスパイラルアップ構造を論じた。
ポスト・モダニズム論に傾倒し、記号的な表象表現形式であるアニメや脈絡を転用して物語を再生産するお笑いにも関心を広げた。近年は、創作のための実践的な物語論を深め、米国の著名な脚本セミナー講師ロバート・マッキーなど、海外の研究者・創作者たちと活発に交流している。
インターネット上での発言も多く、自らの政治的・学術的意見を、『アゴラ』、Insight Now!、livedoor、goo等にて度々寄稿・発信している。
学歴
- 1980年 成城学園高等学校卒業
- 1981年 ドイツハイデルベルク大学留学
- 1987年 東京大学文学部卒業
- 1990年 東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了
- 2006年 東京芸術大学大学院博士号取得
職歴
- 1985年 ナムコ社長室付ブレーン[要出典]
- 1987年 テレビ朝日報道局『朝まで生テレビ!』ブレーン[2]
- 1988年 玉川大学非常勤講師[3]
- 1998年 九州東海大学専任講師
- 2003年 九州東海大学准教授
- 2005年 大阪芸術大学客員教授
- 2008年 東海大学准教授
- 2008年 ヨハンネス・グーテンベルク大学客員教授
- 2010年 大阪芸術大学教授
受賞
作品
小説
- 『死体は血を流さない:聖堂騎士団 vs 救院騎士団 サンタクロースの錬金術とスペードの女王に関する科学研究費B海外学術調査報告書』(三交社, 2009, ISBN 9784879195968)
- 『夢見る幽霊』(瓦塔院出版, 2014, ASIN: B00IPPHWCQ)
- 『悪魔は涙を流さない』(瓦塔院出版, 2014, 上:ASIN B00OY64HI2, 下:ASIN B00OY64HC8)
ミュージカル
- 『火の城』(office SUMIOKA publishing, 2003, 2013, ASIN: B00BXDU35U)
専門書・一般書
- 『論理・行動・生活そして経営』(東海大学出版会, 2001, ISBN 9784486015390)
- 『きらめく映像ビジネス!』(集英社, 2004, ISBN 9784087202595)
- 『エンターテイメント映画の文法』(フィルムアート社, 2005, ISBN 9784845905744)
- 『人気テレビ番組の文法』(フィルムアート社, 2006, ISBN 9784845906970)
- 『ハイジに会いたい!』(三修社, 2006, ISBN 9784384040845)
- 『近世ヨーロッパの思想と社会: 哲学とメイソンリーの時代』(office SUMIOKA publishing, 2013, ASIN B00B12ES9A)
- 『ヘッラスの栄光』全9巻(office SUMIOKA publishing, 2014, 第1巻 ASIN: B00P1Z8UN8, 第2巻 ASIN: B00P2NCXBO, 第3巻 ASIN B00P2ND6QU, 第4巻 ASIN B00P3KM3G6, 第5巻 ASIN B00P451VAE, 第6巻 ASIN B00P58QYF2, 第7巻 ASIN B00P58R0UU, 第8巻 ASIN B00P5P0DLQ, 第9巻 ASIN B00P5P0DFM)
- 『システム論の射程』(1987, office SUMIOKA publishing, 2014, ASIN B00E2OZC6C)
- 『行為論の基礎概念』(1988, office SUMIOKA publishing, 2014, ASIN B00P60ZVB2)
- 『価値論の基礎概念』(1990, office SUMIOKA publishing, 2014, ASIN B00P665JP4)
- 『主体論の基礎概念』(1994, office SUMIOKA publishing, 2014, ASIN B00P6928BY)
- 『生活論の基礎概念』(1995, office SUMIOKA publishing, 2014, ASIN B00P7DTX9Y)
主要論文
- Dogmas of Modern Philosophy (1985, http://researchmap.jp/mua4wla1v-1769546/#_1769546)
- Concept of Justice (1999, http://researchmap.jp/muilq9k46-1769546/#_1769546)
- Movie Grammer & Image Technique (『九州東海大学応用情報学部紀要』 Vol.4, pp.1-14, 2004, http://researchmap.jp/muluolke3-1769546/#_1769546)
- Isagogics for Cinema-Aesthetics (『九州東海大学応用情報学部紀要』 Vol.5, pp.1-8, 2005, http://researchmap.jp/muwfunv7l-1769546/#_1769546)
- Critique of art Interpretation: The Possibility of Art-science (『東海大学総合経営学部紀要 』(2), pp.21-28, 2009, http://researchmap.jp/mui920r1d-1769546/#_1769546)
- The Invisible Beauty of Cinema (『大阪芸術大学紀要』(34), pp.27-36, 2011, http://researchmap.jp/muydf82ul-1769546/#_1769546)
- Bricolage: Coco Chanel vs. Lévi-Strauss (『大阪芸術大学紀要』(35), pp.79-91, 2012, http://researchmap.jp/mupbg2dy5-1769546/#_1769546)
- JAPANESE WESTERN MOVIES (The Manuscript for the invited lecture of GLOBAL WESTERN CONFERENCE in Germany, April 2013, http://researchmap.jp/mur6glkir-1769546/#_1769546)
翻訳
- ウリクト『規範と行動の論理学』(東海大学出版会, 2000, ISBN 9784486015109)
参考文献
- 『論理・行動・生活そして経営』あとがき
- 純丘曜彰の略歴
脚注
- ^ http://web.archive.org/web/20030221084027/http://edp.eng.tamagawa.ac.jp/~sumioka/
- ^ 『きらめく映像ビジネス』集英社新書, 裏表紙, 著者紹介。
- ^ 玉川大学文学部『哲学概論』(3年次通年4単位必修)cf. http://www.edp.eng.tamagawa.ac.jp/~sumioka/ 講義資料
- ^ 『サンケイ新聞』(当時ママ)1987年3月1日
- ^ 『東海大学新聞』2001年11月1日
外部リンク
- 純丘曜彰オフィシャルサイト
- 純丘曜彰教授博士の哲学手帖
- 純丘曜彰アネックス哲学研究室 - 玉川大学工学部電子計算機研究室での保存ページ。