「アリス・クーパー」の版間の差分
87行目: | 87行目: | ||
{{DEFAULTSORT:くうはあ ありす}} |
{{DEFAULTSORT:くうはあ ありす}} |
||
[[Category:アメリカ合衆国の歌手]] |
[[Category:アメリカ合衆国のロック歌手]] |
||
[[Category:アメリカ合衆国の俳優]] |
[[Category:アメリカ合衆国の俳優]] |
||
[[Category:アメリカ合衆国のヘヴィメタル・ミュージシャン]] |
[[Category:アメリカ合衆国のヘヴィメタル・ミュージシャン]] |
2016年10月18日 (火) 08:51時点における版
アリス・クーパー Alice Cooper | |
---|---|
基本情報 | |
出生名 |
ヴィンセント・ファーニア Vincent Furnier |
生誕 | 1948年2月4日(76歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 ミシガン州 デトロイト |
ジャンル |
ハードロック ヘヴィメタル グラムロック |
職業 | ボーカリスト |
担当楽器 | ボーカル |
活動期間 | 1969年 - |
アリス・クーパー(Alice Cooper, 1948年2月4日 - )は、アメリカの歌手、ミュージシャン。ミシガン州デトロイト出身、出生名はヴィンセント・ファーニア(Vincent Furnier)。アリス・クーパーの名は、若い頃に見た夢に出てきた魔女の名前からとったというエピソードが有名だが、真相は、可愛らしい女の子の名前を付けることで、実際の音楽性とのギャップを狙ったものであると、本人が『プライム・カッツ』のなかで証言している(現在は戸籍上の実名もアリス・クーパーに変えている)。
ビジュアル面での多角的な演出を打ち出し、シアトリカルなパフォーマンスを確立した、のちの極東におけるヴィジュアル系の鼻祖ともいえるロック・スター。70年代初頭にはグラム・ロックの範疇にカテゴライズされていた。唯一無二のショック・ロックを打ち出したことで多くの表現者に慕われている。1960年代後半 - 1970年代前半のフラワー・ムーヴメントなロックシーン・表現に対し、新しい時代の到来を告げた。オジー・オズボーン、エアロスミス、トーキング・ヘッズ、ガンズ・アンド・ローゼズをはじめ、様々な時代の様々なロックスターがアリス・クーパーのファンであることを吐露、アリス・クーパーのベスト盤特別収録曲ではバッキング・メンバーとして馳せ参じている。かのシュルレアリスム画家、サルバドール・ダリがアリス・クーパーのショウに出演を懇願し、実現したエピソードも有名。
来歴
1969年、アルバム『プリティーズ・フォー・ユー』でデビュー。1971年発表の『エイティーン』、翌1972年に発表した『スクールズ・アウト』が大ヒットし、一躍メジャーアーティストとなった。『スクールズ・アウト』のオリジナル・アナログ盤は、紙製のパンティーに包まれていたことも話題となった。当時は、フランク・ザッパと親交があった。若い頃はパンダのようなメイクをしており、ダミ声ともいえる唱法で一世を風靡した。
『マッスル・オブ・ラヴ』を最後にバンドとしての「アリス・クーパー」は解散、1980年代前半には勢いを失うが、1980年代中期から再び脚光を浴び、1989年には豪華ゲストを迎えた『トラッシュ』が大ヒットを記録した。その後も幾度となく浮沈を繰返したが、現在においてもなお精力的に活動を行っており、キッスやエアロスミスと並ぶ、アメリカン・ハードロック界の重鎮ともいえる存在である。
また、アリスのバンドからは、後にウィンガーを結成するキップ・ウィンガーや、後にメガデス等で活躍するアル・ピトレリ等、多くの優れたプレイヤーが巣立っていった。
俳優としても活躍し、映画『エルム街の悪夢』シリーズの『ザ・ファイナルナイトメア』にも出演。
政治的にはテッド・ニュージェントと同様に保守派に属し、政治的な関心が非常に強い一面も持つ。時にその実際の姿が世間でイメージされているクーパー像との乖離を生じ、パーティー・クラッシャーと誤解されがちな一面も持つ。勿論、当人は政治的には堅物であるが、パーティーも好む気さくな人物である。
ディスコグラフィ
- プリティーズ・フォー・ユー - Pretties For You ('69)
- イージー・アクション - Easy Action ('70)
- エイティーン - Love It To Death ('71)
- キラー - Killer ('71)
- スクールズ・アウト - School's Out ('72)
- ビリオン・ダラー・ベイビーズ - Billion Dollar Babies ('73)
- マッスル・オブ・ラヴ - Muscle of Love ('74)
- 悪夢へようこそ - Welcome To My Nightmare ('75)
- アリス・クーパー地獄へ行く - Goes to Hell ('76)
- レースとウイスキー - Lace & Whiskey ('77)
- ライヴ!!アリス・クーパー・ショー - The Alice Cooper Show ('77: Live)
- 閉ざされた世界 - From the Inside ('78)
- フラッシュ・ザ・ファッション - Flush The Fasion ('80)
- スペシャル・フォーセス - Special Forces ('81)
- ジッパー・キャッチズ・スキン - Zipper Catches Skin ('82)
- DADA - DaDa ('83)
- コンストリクター - Constrictor ('86)
- レイズ・ユア・フィスト・アンド・イェル - Raise Your Fist and Yell ('87)
- トラッシュ - Trash ('89)
- ヘイ・ストゥーピッド - Hey Stoopid ('91)
- ザ・ラスト・テンプテーション - The Last Temptation ('94)
- フィストフル・オブ・アリス - A Fistful of Alice ('97: Live)
- アリス・クーパーの人生と罪状の箱 - The Life & Crimes of Alice Cooper ('99: Box set)
- ブルータル・プラネット - Brutal Planet ('00)
- ドラゴンタウン - Dragontown ('01)
- ジ・アイズ・オブ・アリス・クーパー - The Eyes of Alice Cooper ('03)
- Dirty Diamonds ('05)
- Along Came a Spider ('08)
- 悪夢へようこそ 第2章 - Welcome 2 My Nightmare ('11)
ベスト盤を除く