新井政美

新井 政美（あらい まさみ　男性、1953年11月 - ）は、日本の歴史学者。東京外国語大学総合国際学研究院（国際社会部門・地域研究系）教授。専門は、トルコ近代史。歴史小説も刊行している。

略歴

• 1976年3月 東京大学文学部東洋史学科卒業
• 1979年3月 東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了
• 1979年-1981年 イスタンブール大学文学部
• 1984年3月 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
• 1984年4月 大阪市立大学文学部助手
• 1986年4月 大阪市立大学文学部講師
• 1989年4月 大阪市立大学文学部助教授
• 1992年10月 東海大学文学部助教授
• 1995年4月 東京外国語大学外国語学部助教授
• 1999年4月 東京外国語大学外国語学部教授
• 2009年4月 現職（大学院重点化により所属変更）

著書

• 『トルコ近現代史――イスラム国家から国民国家へ』（みすず書房, 2001年、改訂版2008年）
• 『オスマンvs.ヨーロッパ――「トルコの脅威」とは何だったのか』（講談社選書メチエ, 2002年）
• 『オスマン帝国はなぜ崩壊したのか』（青土社, 2009年）
• 『父は信長』（講談社, 2003年／学陽書房 〈人物文庫〉, 2010年）－織田信忠からみた信長像。
• 『憲法誕生　明治日本とオスマン帝国 二つの近代』（河出書房新社, 2015年）
• 『イスラムと近代化 共和国トルコの苦闘』（講談社選書メチエ, 2013年）。編著

訳書

• ジェム・ベハール　『トルコ音楽にみる伝統と近代』（東海大学出版会, 1994年）
• トゥルグット・オザクマン 『トルコ狂乱　オスマン帝国崩壊とアタテュルクの戦争』（歴史小説の監修、鈴木麻矢訳、三一書房, 2008年）　

外部リンク

• 東京外国語大学「新井 政美」紹介