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[[愛知県]][[名古屋市]]の出身。[[名古屋大学]][[理学部]]物理学科卒。大学卒業後、愛知県の[[県立高校]]の[[教諭]]となり、物理を中心に理数教育を実践・研究した。1994年、アジア人として初めて、[[ハンガリー]]の物理学会から物理教育国際賞を贈られた。1997年4月 - 2007年3月、[[香川大学]][[教育学部]]教授。2006年、[[文部科学大臣]]表彰科学技術賞受賞。2007年4月より[[名城大学]]総合数理教育センター長、教授となる。[[日本学術会議]]連携会員であり、[[国際連合教育科学文化機関|ユネスコ]]のアジア物理教育ネットワーク日本代表などの国際的役割も担ってきた。2012年7月、[[イスタンブール]]で、ICPE(国際物理教育委員会)メダル受賞<ref>[http://www.meijo-u.ac.jp/news_event/prize/2012/2629.html 川勝教授にICPE(国際物理教育委員会) メダル] 2012年8月31日閲覧。</ref>。「(物理が)わからない」克服の実践記録である授業記録ノートは、『川勝先生の物理授業(上・中・下)』(海鳴社)にまとめられ、英語版、中国語版も出版されている。また、彼は[[宮沢賢治]]学会の会員でもある。 |
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== 著書 == |
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2016年10月18日 (火) 12:16時点における版
川勝 博(かわかつ ひろし、1945年 - )は、日本の教育学者。名城大学総合数理教育センター長、教授。専門は理科教育、物理教育。名古屋市生まれ。
来歴・人物
愛知県名古屋市の出身。名古屋大学理学部物理学科卒。大学卒業後、愛知県の県立高校の教諭となり、物理を中心に理数教育を実践・研究した。1994年、アジア人として初めて、ハンガリーの物理学会から物理教育国際賞を贈られた。1997年4月 - 2007年3月、香川大学教育学部教授。2006年、文部科学大臣表彰科学技術賞受賞。2007年4月より名城大学総合数理教育センター長、教授となる。日本学術会議連携会員であり、ユネスコのアジア物理教育ネットワーク日本代表などの国際的役割も担ってきた。2012年7月、イスタンブールで、ICPE(国際物理教育委員会)メダル受賞[1]。「(物理が)わからない」克服の実践記録である授業記録ノートは、『川勝先生の物理授業(上・中・下)』(海鳴社)にまとめられ、英語版、中国語版も出版されている。また、彼は宮沢賢治学会の会員でもある。
著書
- 『いきいき物理わくわく実験1(改訂版)』 共著、日本評論社、2002.3
- 『いきいき物理わくわく実験2(改訂版)』 共著、日本評論者、2002.3
- 『学ぶ側からみた力学の再編成 - 物理教育の「力学」の視点と実践』 共著、新生出版(文京区)、1992.6
- 『川勝先生の物理授業(上巻)力学編』 海鳴社、1997.10
- 『川勝先生の物理授業(中巻)エネルギー・熱・波・光編』 海鳴社、1998.4
- 『川勝先生の物理授業(下巻)電磁気・原子物理編』 海鳴社、1998.9
- 『理科(授業づくりで変える高校の教室4)』 明石書店、2005.11
参考文献
- 『理科(授業づくりで変える高校の教室4)』 明石書店、2005.11 ISBN 4-7503-2206-7 ほか
出典
- ^ 川勝教授にICPE(国際物理教育委員会) メダル 2012年8月31日閲覧。