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2016年10月18日 (火) 13:12時点における版

ダフネ・シパーズ
Dafne Schippers
Portal:陸上競技
選手情報
オランダの旗 オランダ
国籍 オランダの旗 オランダ
競技 陸上競技
種目 七種競技
200 m
4×100 mR
生年月日 (1992-06-15) 1992年6月15日(32歳)
生誕地 オランダの旗 オランダ ユトレヒト
身長 1.79 m (5 ft 10+12 in)
体重 63 kg (139 lb)
獲得メダル
世界選手権
2013 モスクワ 七種競技
2015 北京 100 m
ヨーロッパ選手権
2014 チューリッヒ 100 m
2014 チューリッヒ 200 m
2012 ヘルシンキ 4x100 mR
ヨーロッパ23歳以下選手権
2013 タンペレ 100 m
2013 タンペレ 走幅跳
世界ジュニア選手権
2010 モンクトン 七種競技
2010 モンクトン 4×100 mR
ヨーロッパジュニア選手権
2011 タリン 七種競技
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ダフネ・シパーズ(Dafne Schippers(オランダ語発音: [ˈdɑfnə ˈsxɪpərs]1992年6月15日 - )は、オランダユトレヒト出身の陸上競技選手。専門は七種競技短距離走ダフネ・スキッパーズとも表記されることがある。

9歳で陸上競技を始め、すぐに才能を発揮した。オランダの子ども向けの国内大会で様々な種目を経験し、長距離走以外は好みに合ったため、後に七種競技を選択することになる。特に短距離走が得意種目であった。

経歴

2010年世界ジュニア陸上競技選手権大会と2011年のヨーロッパジュニア陸上競技選手権大会金メダルを獲得した。また2013年のヨーロッパ23歳以下陸上競技選手権大会英語版では100mで金メダル、走幅跳で銅メダルを獲得した。

2011年の世界選手権において、シパーズは200mのオランダ記録を更新した。また、4x100mRのオランダ記録も保持している。2013年の世界選手権では、七種競技で銅メダルを獲得した[1]。このときの獲得ポイント6477点はオランダ記録となった[2]

2014年ヨーロッパ選手権では8月13日に100mで向かい風1.7mという悪条件の中11秒12で優勝、8月15日に200mで向かい風0.5mで22秒03でゴールし、オランダ新記録と当季世界最高記録をマークしての2冠を達成した[3]2016年リオデジャネイロオリンピックでは200mが本命と見られた一方、100mでも注目選手の1人に数えられ[4]5位に入賞した[5]

主な成績

大会 開催地 順位 種目 成績
オランダの旗 オランダ代表
2009 ヨーロッパジュニア選手権 セルビアの旗 セルビア ノヴィ・サド 4位 七種競技 5507点
2010 世界ジュニア選手権 カナダの旗 カナダ モンクトン 3位 4x100 mR 44秒09(NJR
1位 七種競技 5967点
2011 ヨーロッパ室内選手権 フランスの旗 フランス パリ 11位(準決勝) 60 m 7秒30
ヨーロッパジュニア選手権英語版  エストニア タリン 1位 七種競技 6153点
世界選手権 大韓民国の旗 韓国 大邱 9位(準決勝) 200 m 22秒92
9位(予選) 4x100 mR 43秒44(NR
2012 世界室内選手権 トルコの旗 トルコ イスタンブール 10位(準決勝) 60 m 7秒25
ヨーロッパ選手権  フィンランド ヘルシンキ 5位 200 m 23秒53
2位 4x100 mR 42秒80(NR
オリンピック イギリスの旗 イギリス ロンドン 6位 4x100 mR 42秒70
12位 七種競技 6324点
2013 世界選手権 ロシアの旗 ロシア モスクワ 3位 七種競技 6477点(NR)[2]
2014 ヨーロッパ選手権 スイスの旗 スイス チューリッヒ 1位 100m 11秒12
1位 200m 22秒03(NR, WL)[6]
2015 世界選手権 中華人民共和国の旗 中国 北京 2位 100m 10秒81(NR)[7]

個人記録

屋外

  • 100m – 10秒81(風速:-0.3m、2015年)
  • 200m – 21秒63(風速:+0.2m、2015年)
  • 800m – 2分08秒59(2014年)
  • 100mH – 13秒13(風速:-1.2m、2014年)
  • 走高跳 – 1m80(2012年)
  • 走幅跳 – 6m78(風速:+0.0m、2014年)
  • 砲丸投 – 14m66(2015年)
  • やり投 – 42m82(2014年)
  • 七種競技 – 6545点(2014年)
  • 4x100mR – 42秒40(2014年)

室内

  • 60m – 7秒00(2016年)
  • 60mH – 8秒18(2012年)
  • 走高跳 - 1m74(2009年)
  • 砲丸投 – 13m91(2012年)
  • 走幅跳 – 6m48(2015年)

脚注

  1. ^ メルニチェンコが七種競技制す、イートンは夫婦で金ならず 第14回世界陸上”. AFPBB (2012年8月14日). 2013年11月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月15日閲覧。
  2. ^ a b Results: 14th IAAF World Championships”. IAAF World Championships. 国際陸上競技連盟. 2013年11月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年11月15日閲覧。
  3. ^ 陸上競技社 編(2014):171, 173ページ
  4. ^ Landells, Steve (2016年8月10日). “Preview: women's 100m – Rio 2016 Olympic Games”. IAAF. 2016年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月14日閲覧。
  5. ^ Landells, Steve (2016年8月10日). “100 Metres Result”. IAAF. 2016年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年8月15日閲覧。
  6. ^ 陸上競技社 編(2014):173ページ
  7. ^ Final results”. IAAF. 2015年8月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月26日閲覧。

参考文献

  • 陸上競技社 編『月刊陸上競技 2014年10月号』陸上競技社・講談社、平成26年10月1日発行、9月13日発売、282p.

外部リンク