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2016年10月19日 (水) 11:21時点における版

小峰 公子
出身地 日本の旗 日本 福島県
ジャンル プログレッシブ・ロック
ポップ・ロック
職業 歌手作詞家
担当楽器 アコーディオンほか
活動期間 1987年 -
レーベル キングレコード
GARGOYLE
事務所 penelope
共同作業者 ZABADAK
KARAK
公式サイト ZABADAK OFFICIAL HOMEPAGE

小峰 公子 (こみね こうこ)は、日本のミュージシャン歌手作詞家である。福島県郡山市出身。音楽ユニット・KARAK(活動休止中)およびZABADAKのメンバー[1]

夫はZABADAKの吉良知彦[1]

略歴

福島県の銀行員の家庭で、3人きょうだいのうち兄と妹の間に生まれる[2]。兄は画家の小峰倫明(こみね りんめい、1958年 - )[3][4]。幼少期は白河市いわき市など県内を転々とし、高校時まで郡山市に在住した[2]

小学校の頃からエレクトーンを習い、女子高校時代にバンド活動を始める。東京の女子大学国文科に入学のため上京後、都内のさまざまな大学の音楽サークルに参加。在学中は文学関係の仕事を目指していたが、所属したモデル事務所のすすめでミュージシャンとしてのデビューを目指してオリジナル曲制作を始め、高校時代からともにバンド活動していた保刈久明KARAKを結成し、ヴォーカルと作詞を担当した。その後モデル事務所を離れてコピーライターのアルバイトをしながら、古賀義弥に師事してボイストレーニングを受けた[2]

1991年にKARAKがメジャーデビュー。バンド活動のかたわら、1987年よりZABADAKに歌詞を提供し、作詞家としても活動する[2]。ZABADAKにおいては、半数以上の歌詞を手掛け、一部の曲でメインヴォーカルを務めるなど、音楽的にも重要な役割を果たし、2011年3月に正式メンバーとして加入した[1]。また私生活では吉良知彦と結婚し1児をもうけた[1][2]

その他、NHK教育テレビの幼児番組『いないいないばあっ!』、『おかあさんといっしょ』、舞台作品では演劇集団キャラメルボックス劇団ひまわり、La Compagnie Anにも歌詞の提供やヴォーカルで参加した[1]

原マスミ斎藤ネコカルテット、白崎映美杉林恭雄などのライヴサポートや、昭和歌謡バンド「リンキー&オーヘン」、アコーディオンユニット「Boeves」、キドキラコーコのメンバーとしても活動している。

また故郷の郡山市が東日本大震災で被災し、福島第一原子力発電所事故による放射性物質拡散影響を受けた地域であることから、同地域に関するデマ風評被害を憂慮し、物理学者菊池誠放射線の基礎的知識を解説する書籍を共著で出版した[5]

音楽

ディスコグラフィ

  • palette (2000年12月20日 BIOSPHERE RECORDS)
    • 斎藤ネコ・カルテット with 小峰公子名義
      • ストリングス・カルテットによるリアレンジに、小峰が新たにヴォーカルを収録したアルバム。
    1. エニシダ
    2. 水の底の映画
    3. 海の声
    4. On this planet
    5. 光の庭で
    6. 明日ヲ見ル丘
    7. Cadenzaの森
    8. ねむれないよるのうた (ZABADAK)
  • KOMINE KOKO LIVE IN NAKANO(2008年11月26日 GARGOYLE RECORDS) - DVD
    • 2008年3月15日、東京都・新中野 LIVE CAFE 弁天 -BENTEN-でのライブの映像化作品。
    1. Wings of an angel
    2. 七月の雪
    3. 約束の歌 (ZABADAK)
    4. 雨の日のPiano
    5. Keep a Light Burning
    6. Cadenzaの森
    7. はじめてうたったうた (ZABADAK)
    8. Throw to me
    9. 傷つけぬよう 離れぬように
    10. Easy going (ZABADAK)

TV番組(主要なもの)

CM

著書

脚注

  1. ^ a b c d e Profile、ZABADAK公式サイト、2016年9月2日閲覧。
  2. ^ a b c d e 小峰公子 / Kouko Komine(2004年4月16日)、moment、2016年9月2日閲覧。
  3. ^ 小峰倫明展覧会やってます(2010年10月24日)、小峰公子の脳内外旅行記-koko's blog、2016年9月2日閲覧。
  4. ^ 小峰倫明、零∞(ゼロハチ)、2016年9月2日閲覧。
  5. ^ 福島第一原発3号機は核爆発していたのか?--原発事故のデマや誤解を考える 菊池誠×小峰公子(2015年12月25日)、SYNODOS、2016年8月11日閲覧。

外部リンク