「ワム!」の版間の差分
Landmark128 (会話 | 投稿記録) m →外部リンク |
|||
73行目: | 73行目: | ||
{{DEFAULTSORT:わむ}} |
{{DEFAULTSORT:わむ}} |
||
[[Category:イギリスの歌手]] |
[[Category:イギリスのポップ歌手]] |
||
[[Category:エピック・レコードのアーティスト]] |
[[Category:エピック・レコードのアーティスト]] |
||
[[Category:コロムビア・レコードのアーティスト]] |
[[Category:コロムビア・レコードのアーティスト]] |
2016年11月6日 (日) 09:07時点における版
ワム! Wham! | |
---|---|
出身地 | イングランド |
ジャンル | ポップ・ミュージック |
活動期間 | 1981年 - 1986年 |
レーベル |
Innervision Records(UK 1982-1983) Epic Records(UK 1984-1986) Columbia Records(US 1983-1986) |
共同作業者 | The Executive |
メンバー |
ジョージ・マイケル(ボーカル) アンドリュー・リッジリー(ギター) |
ワム!(Wham!)は、イギリスの二人組ミュージシャン。1980年代前半から中盤にかけ大ヒット曲を連発し、世界的な人気を誇った。
歴史
1981年、学生バンド仲間だったジョージ・マイケルとアンドリュー・リッジリーの二人組デュオとして活動を開始。音楽面をジョージが、ステージ構成やビジュアル面をアンドリューがそれぞれ受け持った。1982年にシングル『Wham Rap! (Enjoy what you do?) 』で彼らの友人が運営していたインナーヴィジョン・レコーズよりCBSレコード経由でのインディーズ扱いでデビュー。2枚目のシングル『Young Guns (Go for it!) 』で人気に火が付いた。ポップで快活な曲調と二人のルックスの良さも相まって話題となり、BBCの人気番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』に出演。一躍アイドル的人気を得た。
翌年の1983年にファースト・アルバム『ファンタスティック』を発表。イギリスでは史上4組目となる、デビューアルバムの初登場1位獲得を達成。『バッド・ボーイズ』などのヒット曲を放ち、イギリスでは瞬く間にトップスターとなる。同時期にアメリカでもデビュー。ビルボード誌にチャートインこそしたが、大ヒットにはならなかった。年末にプロモーションで初来日し、『レッツゴーヤング』等の歌番組などにも出演した。しかしその後、所属していたインナーヴィジョン・レコーズが、12インチシングル『CLUB FANTASITIC MEGAMIX』(アルバム収録曲をメガミックスした楽曲を収録、日本未発売)を本人達の承諾を得ずに勝手に楽曲を編集、レコードを発売した為、この行為にジョージが激怒し「この12インチシングルを、絶対に購入しないように」とファンに呼びかけた。
1984年、所属レーベルをエピックに移籍し、アルバム『メイク・イット・ビッグ』を発表。このアルバムからは『ケアレス・ウィスパー』をはじめ数々の大ヒット曲が生まれ、英米のみならず世界中で爆発的な人気を博した。日本でもマクセルのカセットテープのテレビCMに2人で出演し(CMソングには『バッド・ボーイズ』と『フリーダム』が使われた。但し、歌詞が両方ともオリジナルとは全く異なる)、人気が上昇して1985年1月には来日公演も行われた。また、新御三家の西城秀樹と郷ひろみが、共にリアルタイムでワム!の曲『ケアレス・ウィスパー』をカバーしている(西城は『抱きしめてジルバ』の題で曲をリリース)。同年に発表されたシングル『ラスト・クリスマス』は、現在もなおクリスマスソングの定番曲として親しまれている。
1985年には、英米のポップ・アーティストとしては初めて大々的な中華人民共和国での公演を行った。その人気が絶頂を極める中、1986年にワム!は解散を発表。解散の理由としては、日本版ベストアルバムのライナーノーツなどには「ユニットとしてやることはやりつくしたから」というようなことが理由として挙げられていたが、実際は所属レーベルの親会社であるソニーが、当時アパルトヘイトを実施していた南アフリカ共和国と貿易を続けていることに抗議してのことだという。同時期にジョージがソロ活動を本格的に開始したことも理由の一つだった。
1986年6月28日、ウェンブリー・スタジアムにて解散コンサート行う。以後、お互いにソロ活動を開始する。
1991年に、ブラジルで行われたイベント『ロック・イン・リオII』にて、ジョージの公演が行われた際、アンドリューがゲスト出演、一度だけ(実際には解散後にジョージが出演したエイズ撲滅コンサート『Live Stand by Me』にて、アンドリューと一緒に『Everything She Wants』を演奏している)再結成され、二人がステージ上にてパフォーマンスを行った。
2006年12月、久しぶりに行ったジョージのソロ公演においてアンドリューがゲストとして参加。再結成という話が上がったが、最終的にこの話は流れた。
ディスコグラフィ
アルバム
- Fantastic(1983年) - 英1位・米83位
- Make It Big(1984年) - 英1位・米1位
- Music from the Edge of Heaven (1986年 アメリカ・日本のみ) - 米10位
- The Final (1986年 ベストアルバム) - 英2位
- If You Were There (The Best of Wham!)(1997年 ベストアルバム) - 英4位
シングル
- Young Guns (Go For It!) (1982年) - 英3位
- Wham Rap! (Enjoy What You Do?) (1983年) - 英8位
- Bad Boys (1983年) - 英2位・米60位
- Club Tropicana (1983年) - 英4位
- Club Fantastic Megamix (1983年) - 英15位(ワム!サイドでは非公認)
- Wake Me Up Before You Go-Go (1984年) 英1位・米1位
- Careless Whisper (1984年 ジョージ・マイケルのソロ曲。但し、日本ではワム!名義) - 英1位・米1位
- Last Christmas (1984年) - 英2位
- Freedom (1985年) - 英1位・米3位
- Everything She Wants (1985年) - 英2位・米1位
- I'm Your Man (1985年) - 英1位・米3位
- A Different Corner (1986年 ジョージ・マイケルのソロ曲) - 英1位・米7位
- The Edge Of Heaven(1986年) - 英1位・米10位
- Where Did Your Heart Go? (1986年) - 英1位・米50位
日本公演
- 1985年 maxell WHAM! in Japan - 1月8日 福岡サンパレスホール、10日 大阪フェスティバルホール、11日 大阪府立体育館、13日 名古屋市公会堂、16日 日本武道館、17日 横浜文化体育館、18日 日本武道館
外部リンク
- George Michael Official Site(英語)
- Sony Music Online Japan : ワム!(日本語)
- ワム! - YouTubeチャンネル