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2016年11月6日 (日) 09:55時点における版
| Kado Jun | |
|---|---|
| 出生名 | 門谷 純（かどたに じゅん） |
| 生誕 | 1984年11月16日（39歳） |
| 出身地 |
 日本・大阪府 |
| ジャンル | J-POP |
| 職業 | シンガーソングライター |
| 担当楽器 | アコースティックギター |
| 活動期間 | 2006年 - |
| レーベル |
SHEER label（2006年 - 2010年） Birthday Eve（2010年 - 2014年） ケイマック（2014年 - 2015年） CLSL Record（2016年 - ） |
| 事務所 |
シアーミュージックエンタテインメント（2006年 - 2010年） Birthday Eve（2010年 - 2014年） カラフルクリエイト（2014年 - 2014年） ケイマック（2014年 - 2015年） |
| 公式サイト |
Kado Jun Official Blog Claiomh Solais〜クラウソラス〜 Official Blog |
Kado Jun（カドジュン、1984年11月16日 - ）は、日本の女性シンガーソングライター。大阪府出身、東京都在住。2006年12月にインディーズデビューして以来、路上ライブを続ける。路上などで手売りしてきたCDは7年間で80,000枚以上になるという[1]。音楽ユニット「Claiomh Solais〜クラウソラス〜」のメンバー。
来歴
趣味でフォークバンドを結成していた父親の影響で、物心ついた頃から自然に音楽に親しんで育ち、歌手への憧れを自然と持つようになる。家に帰れば、社会派の香りが漂う父親の新曲をギターの弾き語りで聞かされていたという。[1]
高校卒業後にボーカルスクールに通い始めた。スクールの付属レーベルであるSHEER LABELから「CDを出そう」と打診され、1stシングル「向日葵」を2006年12月8日にリリースした。この500枚のCDを路上ライブで販売するように担当プロデューサーからノルマを課されたことから路上ライブ活動を開始した。初めて路上ライブを行った日は、歌っているときに他人に無視されたり否定されたりするのが怖く、歌うことすらできずに帰ったという。4日目からようやく勇気を振り絞って歌い始め、最終的には500枚のデビューシングルを3ヶ月の路上ライブで売り切った[1]。
2作目、3作目のCDも同じように路上ライブで売り切り、Kado Junは徐々に自信を付けていく。上京して2010年3月に仲間と共に立ち上げた音楽事務所Birthday Eveにて、「1年間の路上ライブで15,000人のサポーターを集めることに成功したら、武道館でのコンサートを実施する」という目標を自己に課した。東京、大阪、名古屋だけでなく全国あちこちの都市の路上に立った。1日100枚売ることを目標に、3曲歌って休憩するサイクルを12時間続ける路上マラソンライブも行った[1]。
2011年3月11日、東京・有楽町で歌おうとしていたときに、東日本大震災が発生した[2]。翌々日13日より、CDの売上を全額寄付するチャリティーライブという形で、路上ライブを再開した[3][4]。新宿・名古屋・大阪でチャリティーライブを行ったほか、ライブで知り合った人のつてを頼って気仙沼市・石巻市・仙台市でボランティアを行い、避難所でも歌った[2]。
2011年7月、武道館への1年間の挑戦で集めたサポーターの数は、最終的には11,271人で幕を閉じた[1]。2011年11月より、1年間で15,000枚のサポーターズCDを売るという形に切り替えて武道館への再挑戦を開始し、2012年11月に13,083人で終了する[5]。
2012年6月14日、アーティスト名を本名の門谷純からKado junに改名
2013年3月、日本武道館公演の開催が決定したことを、自己のブログとラジオ番組にて公表した。[6]
2013年12月26日、予定していた日本武道館公演の中止が所属事務所から発表されたのをうけ、翌日の自身のブログで「日本武道館公演について読んで頂ければ嬉しいです」と題して、「今は正直、悲しさと、悔しさと、申し訳なさと、色んな気持ちが交差して、うまく言葉をまとめる事ができません。」と自身の言葉で公演の中止を公表するとともに、2014年3月末で所属事務所のBirthday Eveを離脱することを発表した。[7]
2014年4月 株式会社カラフルクリエイトを立ち上げアーティスト名をKado junからKado Junに改名した。[8]
2014年10月 株式会社ケイマックへ移籍し伊吹唯と音楽ユニット「はなもも」を結成した。
2015年7月 株式会社ケイマックを離脱しユニット名を「はなもも」から「Claiomh Solais〜クラウソラス〜」に改名した。
ディスコグラフィー
シングル
- 向日葵（2006年12月8日）
- 堂島浜（2007年7月6日）
- 僕らの空にある七色の虹（2007年12月7日）
- 電車女（2008年5月9日）
- アイラブユウ（2008年10月1日）
- 走れ！都会の健康不良児（2009年4月29日）
- 宇宙からの子守唄（2009年7月15日）
- 東京駅（2009年10月21日）
- 拝啓、ロンリーシャイ様（2010年2月10日）
- もう、あかん。（2010年5月23日）
アルバム
- バッチコイ共和国（2009年9月20日）
- 僕らのマニフェスト(2010年8月22日）
- Acostic1(2010年12月19日）
- 東京野球物語（2011年11月19日）
- B＋(2012年6月14日)
- C＋(2012年9月22日)
- Acoustic 2(2012年11月25日)
- A＋(2012年12月22日)
- Crystal news(2013年2月2日)
- WHITE ALBUM(2013年6月26日)
ミニアルバム
- おやじからの手紙(2011年4月30日）
ドキュメンタリーアルバム
- 日本と東京と気仙沼(2011年5月28日）
ディスコグラフィー はなもも
シングル
- Snow Night(2014年12月23日）
ディスコグラフィー クラウソラス
アルバム
- 酸素～Oxygen～(2016年2月7日）
出演
映画
- 眠り姫 Dream On Dreamer （2014年）主題歌『素晴らしき世界』[9]
ラジオ
ＣＭ
出典
- ^ a b c d e 畠山直毅「僕らはみんな生きている 008 路上の歌姫」『ヤングアニマル嵐』、白泉社、2012年11月1日、80-83頁。
- ^ a b 三村政司 (2012年3月12日). “夢紡ぐ歌声響く 大阪出身・門谷さん 東北の避難所でも”. 毎日新聞大阪版: p. 24
- ^ “未来のスターもチャリティー活動を実施”. MOVIE ENTER. 2013年5月20日閲覧。
- ^ “全額寄付路上ライブ”. 2013年5月25日閲覧。
- ^ “ホーム＞ 武道館サポーターズ”. Birthday Eve. 2013年5月26日閲覧。
- ^ “Kado jun日本武道館単独公演「地球に願いを〜火の章〜」決定しました！”. 2013年5月22日閲覧。
- ^ “日本武道館公演について読んで頂ければ嬉しいです”. 2013年12月27日閲覧。
- ^ “Kado 「J」unです！”. 2014年4月1日閲覧。
- ^ “眠り姫 Dream On Dreamer 公式サイト”. 2014年5月31日閲覧。
- ^ “近畿ろうきん ＣＭ情報”. 2014年2月12日閲覧。