「レベッカ・ブラック」の版間の差分
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2016年11月6日 (日) 11:36時点における版
レベッカ・ブラック | |
---|---|
2014年 | |
基本情報 | |
生誕 | 1997年6月21日(27歳) |
出身地 | アメリカ合衆国•カリフォルニア州 |
ジャンル | ティーンポップ、ダンスポップ、エレクトロポップ、ユーロポップ |
職業 | 歌手 |
担当楽器 | 声 |
活動期間 | 2010年 - 現在 |
レーベル | ARKミュージック・ファクトリー |
公式サイト |
rebeccablackonline |
レベッカ・ブラック(Rebecca Black、1997年6月21日 - )はアメリカ合衆国のポップ歌手。
2011年にARKミュージック・ファクトリーからシングル「フライデー」を発売。この楽曲のミュージックビデオが「YouTube」上で爆発的なヒットを記録するという、いわゆる“YouTubeセンセーション”によって一躍著名な存在となった[1]。
「フライデー」後には「マイ・モーメント」(2011年)、「パーソン・オブ・インタレスト」(2011年)、「シング・イット」(2012年)、「イン・ユア・ワーズ」(2012年)、「ウィー・キャント・ストップ」(2013年)、「レッキング・ボール」(2013年)、「サタデー」(2013年)などの楽曲を発売。
経歴
レベッカは2010年末にクラスの友人らから、ロサンゼルスにあるARKミュージック・ファクトリーに頼めば誰でもミュージックビデオが作れるという話を聞いた[2]。ARKはクラレンス・ジェイとパトリス・ウィルソンが所有する若いミュージシャンの発掘のためのレコード会社で、2,000ドルまたは4,000ドルをミュージシャン志望の少年少女やその親からもらい、彼らとの共同制作により楽曲やビデオなどを制作している。レベッカの母親は娘のシングルを発売するために4,000ドルをARKミュージック・ファクトリーに払い、ARKは作詞作曲、レコーディング、プロモーションビデオ制作を行い、レベッカはボーカルとビデオ出演を行った。当初は家族や友人に見せるために曲やビデオをつくってもらっただけで、世界的に有名になるとは考えていなかったと述べている[3]。
曲はiTunesで発売され、Youtubeに2011年2月10日にミュージックビデオがアップロードされた。当初の1か月はこのビデオは1000回程度しか再生されていなかった[3]。しかし2011年3月11日になってコメディアンのブログで批判的に取り上げられたことから突如twitterで噂になり、数日のうちに動画の再生回数は数百万回に達し、「レベッカ・ブラック」は同時期の東日本大震災などをしのいでtwitterで最も話題になっている単語となった[4]。その評判はブーム当時から惨憺たるもので[5]、大部分の音楽批評家やリスナーから「過去最悪の歌」[6][7][8]と呼ばれるなど否定的な評価を受けた。YouTubeに掲載されたミュージック・ビデオは一時1億6000万回以上の再生を記録し、ブラックを「バイラルスター」に押し上げた[9]。3月22日には早くもザ・トゥナイト・ショー・ウィズ・ジェイ・レノに出演し、曲を披露し、否定的な評判について語っている[10]。しかしあまりに誹謗中傷のコメントが多いため、数ヶ月後削除され、その後、再公開された。これにより、Rebecca Black は2011年Googleで最も検索されたキーワードとなった[11]。
イギリスの新聞『ザ・サン』とのインタビューでデビューアルバムの準備を進めている事を明かしている。また2011年6月には、ケイティペリーのミュージックビデオ「Last Friday Night」に特別出演した。
私生活
メキシコ人、スペイン人、イタリア人、イギリス人、ポーランド人の血を引き、本人いわく「ラティーナ」[12]。両親は獣医[13]、ダンスを習ったり音楽のサマーキャンプに参加したりしながら音楽活動を始め、2008年には Celebration USA という愛国的なグループに参加し、球場で国歌を歌ったり老人ホームを訪問するなど公共の場での音楽活動を行っている[3]。「フライデー」後に有名になったことからいじめや脅迫、中傷などの被害を受けるようになり、学校を中退[14]。ホームスクーリングに切り替えている[15]。
ディスコグラフィ
シングル
題名 | 年 | 最高順位 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
AUS Digital [16] |
CAN [17] |
IRL [18] |
NZ [19] |
UK [20] |
US [21] | ||
フライデー | 2011年 | 40 | 61 | 46 | 33 | 60 | 58 |
マイ・ モーメント |
- | - | - | - | - | - | |
パーソン・ オブ・ インタレスト |
- | - | - | - | - | - | |
シング・ イット |
2012年 | - | - | - | - | - | - |
イン・ ユア・ ワーズ |
- | - | - | - | - | - | |
ウィー・ キャント・ ストップ |
2013年 | - | - | - | - | - | - |
レッキング・ ボール |
- | - | - | - | - | - | |
サタデー | - | - | - | - | - | - | |
ザ・ グレート・ ディバイド |
2016年 | - | - | - | - | - | - |
出典
- ^ 【イタすぎるセレブ達】話題の歌姫レベッカ・ブラック、YouTubeから『Friday』を削除した複雑な理由。 2011年6月19日 Techinsight
- ^ Lee, Chris (2011年3月17日). “Rebecca Black: 'I'm Being Cyberbullied'”. The Daily Beast. The Newsweek Daily Beast Company. 2011年3月18日閲覧。
- ^ a b c Larsen, Peter (2011年3月17日). “O.C.'s Rebecca Black Talks About Friday”. The Orange County Register (Freedom Communications) 2011年3月26日閲覧。
- ^ Gello, Lee-Maree (2011年3月15日). “Rebecca Black Friday Song Is Top Twitter Trending Topic Youtube”. The Sydney Morning Herald (Fairfax Media) 2011年3月24日閲覧。
- ^ Perpetua, Matthew (2011年3月15日). “Why Rebecca Black's Much Mocked Viral Hit Is Actually Good”. Rolling Stone. Wenner Media. 2011年3月28日閲覧。
- ^ Whitworth, Dan (21 March 2011). “'Worst song ever' gets 29m views after going viral”. BBC 2 April 2011閲覧。
- ^ Pierce, Tony (18 March 2011). “Rebecca Black, teen singer, admits she cried when her hit song was deemed 'Worst Song Ever'”. ロサンゼルス・タイムズ. 2 April 2011閲覧。
- ^ AFP (22 March 2011). “'Worst song ever' tops 30 million views”. ABCニュース Australia. 2 April 2011閲覧。
- ^ Wei, William (2011年4月1日). “Top Viral Videos of the Week: Rebecca Black 'Friday'”. サンフランシスコ・クロニクル (ハースト社) 2011年4月4日閲覧。
- ^ Rebecca Black (performer) (22 March 2011). "The Tonight Show with Jay Leno". The Tonight Show with Jay Leno. NBC。
- ^ YouTube、2011年の動画再生ランキングを発表 年間再生数は1兆回超 - IT media 2011年12月21日 08時58分
- ^ レベッカ・ブラックの人種は? 2014年4月14日 ヤフーニュース(訳)
- ^ Time to cheer up Rebecca Black! Simon Cowell reveals he 'loves' America's most reviled teenager 2011年3月19日 デイリーメール(英語)
- ^ 【イタすぎるセレブ達】“Friday”のレベッカ・ブラック15歳、すっかりゴージャスなレディに。 2013年2月12日 Techinsight
- ^ 【イタすぎるセレブ達】 「ホームスクーリング」で立ち直れるか? レベッカ・ブラック 学校でイジメの標的に。退学していた。 2011年8月12日 Techinsight
- ^ “Top Digital Track Chart”. オーストラリアレコード産業協会. 2011年3月28日閲覧。
- ^ “Nielsen Canadian Charts Update” (PDF). ビルボード. Prometheus Global Media. 2011年3月24日閲覧。
- ^ “GfK Chart-Track”. アイルランドレコード音楽協会. GfK. 2011年4月1日閲覧。
- ^ “Rebecca Black – Friday”. 'Charts.org.nz'. Hung Medien. 2011年3月23日閲覧。
- ^ “Official UK Singles Top 100 – 2 April 2011”. 全英チャート. 2011年3月27日閲覧。
- ^ “Top 100 Music Hits, 71–80”. ビルボード. Prometheus Global Media. 2011年3月31日閲覧。