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2016年11月6日 (日) 11:53時点における版
Lana Del Rey | |
---|---|
基本情報 | |
出生名 | Elizabeth Woolridge Grant |
生誕 |
1985年6月21日(39歳) アメリカ合衆国, ニューヨーク州, ニューヨーク・シティ |
ジャンル |
ドリーム・ポップ インディー・ポップ バロック・ポップ トリップホップ サッドコア |
職業 | シンガーソングライター, ファッション・モデル |
活動期間 | 2008年 - 現在 |
レーベル | Interscope, Polydor, Stranger |
公式サイト | lanadelrey.com |
エリザベス・ウールリッジ・グラント (Elizabeth Woolridge Grant、1985年6月21日 - ) は、ラナ・デル・レイ(Lana Del Rey)の芸名で知られるアメリカ合衆国、ニューヨーク州、ニューヨーク・シティ出身のシンガーソングライターである。
自らを「ギャングスタスタイルのナンシー・シナトラ」だと名乗っており、彼女がリリースする曲には全体的に悲しみを表現している物が多い。そのため、自身のジャンルは「サッドコア」だと公言している[1]。2012年1月30日には、メジャーデビューアルバム『Born to Die』がリリースされており、アメリカ合衆国やイギリスを初めとした世界各国でアルバムチャート上位を獲得した。
人物
1985年6月21日にニューヨーク・シティで生まれ、レークプラシッドで育つ。15歳の時、コネティカット州の寄宿学校「ケント高校」に預けられた。この時の環境を「外側は整ってるけれど、内側は滅茶苦茶だった」と語っており、かなり辛い日々を送っていたことが後に明らかとなっている。高校卒業後、ニューヨーク州立大学に合格していたが入学せずにパートタイムのウェイトレスとして1年間勤務。その後、ニューヨーク州の名門フォーダム大学に入学し、哲学を専攻した。この頃から音楽活動を本格的に行うようになり、2011年6月にストレンジャー・レコードと契約。直後に、初のオフィシャルシングル「"Video Games"」をリリースすることとなった。
音楽的には、ニルヴァーナのカート・コバーンからの影響が最も強く、MTVのインタビューにおいて「彼は、私が見た中で最も美しい人。その時は子供だったけど、彼が持つ悲しみに共鳴した。私にとって一番のインスピレーションであり続けている」と語っている[2]。
ミュージックキャリア
2008年10月21日、初となる公式音源EP「Kill Kill」を、リリース。この時は現在のアーティスト名ではなく、リジー・グラント名義での発表となっている。
2010年1月4日、インディーズアルバム『Lana Del Ray A.K.A. Lizzy Grant』をリリース。
2012年1月10日、EP「Lana Del Rey」をデジタル配信でリリース。全米ビルボード200にて、初登場20位を記録。
2012年1月27日、メジャーデビューアルバム『Born to Die』をリリース。世界各地のアルバムチャートで上位を獲得。特に、イギリスの全英アルバムチャートでは初週に11万枚以上を売り上げ、初登場1位を記録した[2]。
2012年3月8日に渋谷の「SHIBUYA DUO MUSIC EXCHANGE」で予定されていたプレミア・ショーケース・ライヴが、急きょ中止となった。開催者側は理由として「急激な世界的ヒットにより、アーティストへの需要がかつてないほど高いものになったため」だと発表している[2]。
2012年5月28日に渋谷の「SHIBUYA DUO MUSIC EXCHANGE」で予定されていたプレミア・ショーケース・ライヴが、急きょ中止となった。
2014年6月13日、セカンド・アルバム『Ultraviolence』をリリース。
ディスコグラフィー
アルバム
年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
US [3][4] |
AUS [5] |
AUT [6] |
CAN [7] |
FRA [8] |
GER [9] |
ITA [10] |
NLD [11] |
SWI [12] |
UK [13] | ||||
2010 | Lana Del Ray |
|
— | — | — | — | — | — | — | — | — | — | |
2012 | Born to Die |
|
2 | 1 | 1 | 3 | 1 | 1 | 5 | 2 | 1 | 1 | |
2014 | Ultraviolence |
|
1 | 1 | 5 | 1 | 2 | 3 | 2 | 5 | 2 | 1 | |
2015 | Honeymoon |
|
2 | 1 | 4 | 3 | 3 | 4 | 2 | 5 | 3 | 2 | |
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
シングル
- Video Games (2011年)
- Born to Die (2011年)
- Blue Jeans (2012年)
- Summertime Sadness (2012年)
- National Anthem (2012年)
- Blue Velvet (2012年)
- Ride (2012年)
- Dark Paradise (2013年)
- Burning Desire (2013年)
- Young and Beautiful (2013年)
- Once Upon a Dream (2014年)
- West Coast (2014年)
- Shades of Cool (2014年)
- Ultraviolence (2014年)
- Brooklyn Baby (2014年)
- Black Beauty (2014年)
- High By The Beach (2015年)
その他
- Lana Del Ray A.K.A. Lizzy Grant (インディーズアルバム)
- Kill Kill (EP)
- Lana Del Rey (EP)
脚注
- ^ “LANA DEL REY / ラナ・デル・レイ”. universal-music.co.jp (ユニバーサルミュージック) 2012年2月9日閲覧。
- ^ a b c “ラナ・デル・レイ:ニュース”. ユニバーサル・ミュージック・ジャパン. 9 February 2012閲覧。
- ^ “Lana Del Rey – Chart history: Billboard 200”. Billboard. June 26, 2014閲覧。
- ^ “Allmusic: Lana Del Rey (Awards)”. Allmusic. September 27, 2015閲覧。
- ^ “Discography Lana Del Rey”. Australian-charts.com. Hung Medien. March 11, 2013閲覧。
- ^ “Discographie – Lana Del Rey” (German). Austria: austriancharts.at, Hung Medien. March 17, 2012閲覧。
- ^ “Lana Del Rey – Chart history: Canadian Albums”. Billboard. June 26, 2014閲覧。
- ^ “Discography Lana Del Rey” (French). lescharts.com. Hung Medien. March 11, 2013閲覧。
- ^ “Offizielle Deutsche Charts: Lana Del Rey” (German). 'GfK'. GfK Entertainment. August 29, 2015閲覧。
- ^ “Italiancharts.com: Discography – Lana Del Rey” (Italian). italiancharts.com. Hung Medien. August 11, 2014閲覧。
- ^ “Discografie – Lana Del Rey” (Dutch). Dutchcharts.com. Hung Medien. July 19, 2013閲覧。
- ^ “Discographie – Lana Del Rey” (German). hitparade.ch. Hung Medien. March 17, 2012閲覧。
- ^ “Lana Del Rey | Artist”. Official Charts Company. March 17, 2012閲覧。
- ^ “Sam Smith's Spotify Gamble: Did It Pay Off?”. Billboard (July 21, 2014). July 21, 2014閲覧。
- ^ a b “RIAA Gold & Platinum Searchable Database: Lana Del Rey”. Recording Industry Association of America. January 29, 2013閲覧。
- ^ “Accreditations – 2013 Albums”. Australian Recording Industry Association (2013年). December 9, 2013閲覧。
- ^ a b “Gold & Platin” (German). IFPI Austria (2012年). March 18, 2012閲覧。
- ^ "Canadian album certifications – Lana Del Rey – Born to Die". Music Canada. 2012年12月11日閲覧。
- ^ a b “SNEP, Les Certifications: Lana Del Rey”. Syndicat National de l'Édition Phonographique. February 16, 2015閲覧。
- ^ "Gold-/Platin-Datenbank (Lana Del Rey)" (German). Bundesverband Musikindustrie. 2012年7月27日閲覧。
- ^ “FIMI: Certificazioni: Lana Del Rey” (Italian). Federazione Industria Musicale Italiana. April 4, 2015閲覧。
- ^ “Awards > Search for: Lana Del Rey” (German). 'swisscharts.com'. Switzerland: Hung Medien (2011年). March 18, 2012閲覧。
- ^ a b “BPI: Certified Awards” (Enter the keyword "Lana Del Rey" into the box). British Phonographic Industry. September 9, 2013閲覧。
- ^ “Upcoming Releases - Hits Daily Double”. Hits Daily Double. September 18, 2015時点のオリジナルよりアーカイブ。September 17, 2015閲覧。
- ^ “Accreditations – 2014 Albums”. Australian Recording Industry Association. August 18, 2014閲覧。
- ^ “Ultraviolence”. December 11, 2012閲覧。
- ^ "Gold-/Platin-Datenbank (Lana Del Ray)" (German). Bundesverband Musikindustrie. 2015年3月3日閲覧。
- ^ http://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/6708140/billboard-200-top-10-debuts-drake-future-lana-del-rey-mac-miller
外部リンク
- 公式サイト
- LANA DEL REY ラナ・デル・レイ - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
- Lana Del Rey - IMDb
- lanadelrey (Lana Del Rey) (@lanadelrey) - X(旧Twitter)