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2016年11月10日 (木) 17:38時点における版
さの りょうこ 佐野 量子 | |
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本名 |
武 量子 (たけ かずこ) 佐野 量子(旧姓) (さの かずこ) |
生年月日 | 1968年8月22日(56歳) |
出生地 | 静岡県富士宮市 |
国籍 | 日本 |
血液型 | A型 |
職業 | 女優、タレント、歌手 |
活動期間 | 1984年 - 1994年 |
配偶者 | 武豊(JRA騎手) |
佐野 量子(さの りょうこ、1968年8月22日 - )は、日本の元タレント・歌手・女優。静岡県富士宮市出身。結婚後、京都府に転居し、京都市に在住。
本名:武 量子(たけ かずこ、旧姓:佐野)、夫はJRA所属競馬騎手の武豊。義父はJRA元騎手・元調教師の武邦彦。義弟はJRA騎手の武幸四郎。
略歴・エピソード
静岡県立富士宮北高等学校普通科1年生から明治大学附属中野高等学校定時制→東京都立代々木高等学校定時制へ転校後卒業。
おっとりした外見に反し行動派で、高校在学中に自らタレント養成所に在籍し、静岡から東京の養成所に毎週通う根性の持ち主であった。その甲斐あってか、すぐに社長の目にとまり、1984年10月に日本テレビ系ドラマ『気分は名探偵』で女優デビューを果たす[1]。
1985年4月21日、「ファースト・レター」でRCAからアイドル歌手デビュー。芸能界デビューは女優であったが、本人は歌手への憧れも持ち続けていたという[1]。その後、所属事務所の方針転換に伴い浅井企画に移籍。同事務所の小堺一機や関根勤と共演する機会が増える。両者が佐野の天然な言動や珍回答を上手く拾ったことで、バラドルとしての一面も開花、重宝されるようになっていった。
1986年、いじめを題材にした映画『ブラックボード』に出演した際には中学生を演じた。授業中におもらしをしてしまうシーンや、茶巾縛り[注釈 1] を体当たりで演じた。
1994年12月に芸能界からの引退を宣言。1995年にJRA騎手・武豊と結婚し、事実上芸能界を引退した。以後はメディアへの出演はしていなかったが、2015年10月10日放送の『豊さんと憲武ちゃん! 旅する相棒〜1泊2日京都編〜』(テレビ朝日)で、約20年ぶりにテレビに登場[2]。クリス松村のブログでは武夫妻の写真が掲載されている[3]。
その他
- 芸名は「りょうこ」だが、本名は「かずこ」である。
- アイドル時代の趣味はアクセサリー収集、スポーツ(球技全般)、特技はピアノであった[1]。
- 西村知美とはアイドル時代から仲がよく、現在も親交がある。2014年には西村のブログに佐野とのツーショット写真が掲載された。
出演
映画
- ブラックボード(1986年9月17日、近代映画協会) - 矢沢智子 役
- シャコタン☆ブギ(1987年8月15日、東映) - ユミ 役
- 釣りバカ日誌4(1991年12月23日、松竹) - 太田町子 役
- ゴジラvsメカゴジラ(1993年12月11日、東宝) - 五条梓 役
ドラマ
- 土曜グランド劇場「気分は名探偵」(1984年、日本テレビ) - 吉原かおり 役
- ガンコおやじに敬礼!(1985年、TBS)
- 年末時代劇スペシャル(日本テレビ)
- 月曜ドラマランド(フジテレビ)
- 「セーラー服応援団!乙女白書」(1986年2月3日) - 主演
- 「初恋スキャンダル」(1986年7月21日)- 主演・久美 役
- 銀河テレビ小説「下町三人娘」(1986年、NHK)
- ドラマ・女の手記「未婚の母でごめんね」(1986年、テレビ東京)
- 大河ドラマ「独眼竜政宗」(1987年、NHK) - 村娘ハツ 役
- ニュータウン仮分署(1988年 テレビ朝日) - 山尾薫 役
- 東京ゲーム(1988年、TBS) - 主演
- 花王名人劇場(関西テレビ)
- 「新・姥ざかり」(1988年)
- 「うどんのぬくもり」(1990年)
- 土曜ドラマスペシャル「五島・福江行」(1989年、TBS)
- シリーズ街「夢に見た日々」(1989年、テレビ朝日)
- 朝日放送創立40周年記念特別番組「さんまの駐在さんスペシャル」(1990年、朝日放送)
- 男と女のミステリー(フジテレビ)
- 「おふくろに乾杯!!」(1990年5月4日)
- 「ロマンの果てII 汚れっちまった悲しみに」(1990年6月15日)
- 月曜ドラマスペシャル(TBS)
- 「隅田川花火殺人事件」(1990年)
- 「おやじのヒゲ12」(1992年4月27日)
- 花王ファミリースペシャル「もう一度ここで逢えたなら」(1990年、関西テレビ)
- ドラマチック22「新米リポーター物語」(1990年9月15日、TBS) - 主演
- 月曜・女のサスペンス(テレビ東京)
- 「殺意の狂詩曲」(1991年)
- 「赤い犬」(1992年)
- 水戸黄門(TBS / C.A.L)
- 東芝日曜劇場「センチメンタルジャーニー」(1991年、CBCテレビ)
- 土曜ワイド劇場 (テレビ朝日)
- 「殺意の誕生石」(1991年)
- 「こちら禅寺探偵局」(1993年)
- 「事件2 OLが見たホーム転落死の真相!」(1994年6月11日) - 大杉みさ 役
- 金曜時代劇「近松青春日記」(1991年、NHK)
- 本当にあった怖い話「心霊写真の涙」(1992年9月7日、テレビ朝日) - 主演
- 池中玄太83キロさよならスペシャル(1992年10月6日、日本テレビ) - 深沢のぞみ 役
- さよならのストーリーたち(テレビ東京)
- 第5回『ライバル』(1992年10月31日)
- 第6回『あこがれ』(1992年11月7日)
- 映画みたいな恋したい「夢の降る街」(1992年、テレビ東京) - 主演
- 裸の大将放浪記57「清と伊勢と宇宙人」(1992年、関西テレビ)
- 妻たちの劇場「あなたにあいたくて」(1993年、フジテレビ)
- 暴れん坊将軍VI 第6話「江戸城危うし 吉宗の寝所」(1994年、テレビ朝日) - 綾 役
- 名奉行 遠山の金さん 第6シリーズ 第19話「水晶占いの母と娘」(1994年、テレビ朝日) - お袖 役
バラエティ番組
- 笑っていいとも(フジテレビ、1988年10月 - 1989年9月)
- 「動物に例えると何ですか?」または「洗濯機に例えると何ですか?」のフレーズで話題に。
- おれたちひょうきん族(フジテレビ)
- ナマコ発言がきっかけでレギュラーに。
- わいわいスポーツ塾(TBS)
- レギュラー解答者として出演し、夫となる武と知り合うきっかけになった番組。
- JanJanサタデー(静岡第一テレビ) - 不定期
- 最終回も含め、計18回出演。
- あっちこっちマッチ(朝日放送、1988年10月 - 1989年3月)
- Lady's Knight(日本テレビ)
- 第7回放送から最終回までレギュラー出演。
- クイズダービー(TBS、1992年1月11日)
- 全員出席!笑うんだってば(日本テレビ)
- さんまのSUPERからくりTV(TBS)
- クイズ!年の差なんて(フジテレビ) - 不定期
声優
- 雲のように風のように(1990年、日本テレビ) - 主演・銀河 役[4]
- ちびねこトムの大冒険(1992年、映画未公開アニメ) - エイミー 役
- 夢から、さめない(OVA)
ラジオ
- 佐野量子 レタスのくしゃみ(地方局ネット)
- 佐野量子 夢色のポケット(STVラジオ)
- コサキン無理矢理100%(TBSラジオ)
- コサキン増刊号内「頭の中はおもちゃランド」(TBSラジオ)
CM
音楽
シングル
- ファースト・レター(1985年4月21日) 作詞: 秋元康、作曲・編曲: 水谷公生
- c/w 迷惑ですか ※オリコン103位
- 蒼いピアニシモ(1985年7月21日) 作詞: 秋元康、作曲: 松尾一彦、編曲: 今泉敏郎
- c/w 秋風のリフレイン ※初のオリコン100位入り
- 雨のカテドラル(1985年12月5日) 作詞: 秋元康、作曲: 松尾一彦、編曲: 今泉敏郎
- c/w 世界で一番嫌いな人
- 教科書のイニシャル(1986年4月21日) 作詞: 秋元康、作曲・編曲: 水谷公生
- c/w 波音はLOVE SONG
- 瞳にピアス(1986年9月17日) 作詞: 秋元康、作曲・編曲: 水谷公生
- c/w 羊が空を飛んだ
- 夢からさめない(1986年12月5日) 作詞: 秋元康、作曲: 松尾一彦、編曲: 船山基紀
- オリジナル・ビデオ・アニメーション『夢からさめない』主題歌
- c/w 恋が止まらない
- 4月のせいかもしれない(1987年3月21日) 作詞: 秋元康、作曲・編曲: 後藤次利
- c/w 雨が止むまで ※自身最大のヒット曲
- 夏のフィナーレ(1987年8月5日) 作詞: 松本一起、作曲: MAYUMI、編曲: 鷺巣詩郎
- c/w 危険なテイスト
- レタスの恋愛レポート(1987年10月21日) 作詞: 松本一起、作曲: 財津和夫、編曲: 船山基紀
- c/w 去年のRain
- 星空回線(1988年3月9日) 作詞: 来生えつこ、作曲: 来生たかお、編曲: 瀬尾一三
- c/w 日曜日のメンバー ※オリコン自己最高初登場順位(33位)
- TOMORROW (1988年7月21日) 作詞: 有川正沙子、作曲・編曲: 牧野信博
- c/w new version DEAR GIRL 〜少年のような日々へ〜
- 哀愁エクスプレス(1988年11月1日) 作詞: 有川正沙子、作曲: 牧野信博、編曲: 鷺巣詩郎
- c/w 優しいブルー
- さよならが聞こえない(1989年3月21日) 作詞: 森田由美、作曲・編曲: 水谷公生
- c/w EVERLANDへようこそ ※オリコン自己最高位(32位)
- あくび(1989年8月2日) 作詞: 秋元康、作曲: 見岳章、編曲: 石川鷹彦
- パジャマ姿の衣装でソプラノリコーダーを演奏した。夜のヒットスタジオ初出演。
- c/w 恋の扉
- しあわせをいつまでも(1989年12月6日) 作詞: 秋元康、作曲・編曲: 見岳章
- c/w 早く探しに行かなきゃ
- 夏・元気印 (1990年5月21日)作詞: 佐野量子・帆苅伸子、作曲: 三浦一年、編曲: 山川恵津子
- c/w 雲のように風のように
- TVアニメ雲のように風のように主題歌、「雲のように風のように」収録
- 季節の終りに(1991年9月1日) 作詞: 魚住勉、作曲・編曲: Mark Davis 児島未散のカバー
- c/w MINE
アルバム
- あなたの背中を見つめながら(1986年8月15日)
- 夢からさめない(1986年12月20日)
- OVA夢からさめないサウンドトラック
- MODERATO(1987年4月21日)
- F・A・N・T・A・S・T・I・C(1987年11月5日)
- ライブアルバム
- エスプレッシヴォ〜大切な友達へ〜(1986年3月21日)
- R・Y・O・K・O Station〜TOKYO DELUXE SANOPAC TOUR〜(1986年11月21日)
- バスツアーを模した企画盤
- TOY PIANO(1989年4月21日)
- まさか(1989年12月21日)
- 「あくび」を収録。「あくび」のイントロ部分においてソプラノリコーダーを演奏しているのに対し、「まさか」のイントロ部分においてはハーモニカを演奏している。
- Wind & Window(1992年1月22日)
- 全曲自らが作詞
書籍
著書
- Adagio-佐野量子:ゆるやかな光の中で(1988年1月、シンコー・ミュージック)ISBN 4-401-61238-8
- 天使のくしゃみ:かわいい泣き虫(ワニブックス、1987年1月)ISBN 4-8470-1038-8
- 21番目のまさか(CBSソニー出版、1989年12月)ISBN 4-7897-0485-8
- 夢いろソーダ水:エッセイ集(オリジナルコンフィデンス、1990年6月)ISBN 4-87131-026-4
写真集
- Note:佐野量子写真集(ワニブックス、1988年7月)ISBN 4-8470-2090-1
- 佐野量子(スコラ、1985年9月)ISBN 4-06-170803-1
- 佐野量子写真集:あなたの背中を見つめながら(ワニブックス、1986年8月)ISBN 4-8470-2040-5
- 佐野量子写真集:渚のモデラート(近代映画社、1987年9月)ISBN 4-7648-1454-4
- 佐野量子写真集:Love in the afternoon(ファンハウス、1992年6月)ISBN 4-8470-2264-5
- Date:佐野量子(ファンハウス、1990年12月)ISBN 4-8470-2161-4
脚注
出典
- ^ a b c 「ザ面白人」『ザテレビジョン』10月26日号、角川書店、1984年、128頁
- ^ “水谷&木梨 旅番組で武豊訪問 夫人の佐野量子さん20年ぶりTV出演”. Sponichi Annex (2015年9月23日). 2015年9月23日閲覧。
- ^ “武豊さん、佐野量子さん夫妻と|クリス松村オフィシャルブログ Powered by Ameba”. 2013年6月8日閲覧。
- ^ “雲のように風のように”. ぴえろ公式サイト 2016年5月3日閲覧。
注釈
- ^ 映画公開当時の80年代半ば、女子生徒の制服のスカートは現在のようなミニ丈ではなく、膝が隠れるミドル丈よりやや長い丈が主流であった。その長めのスカートの裾を全部持ちあげられ、その裾部分は頭上で縛られてしまう。下着(ショーツ)が露出してしまうが、上半身は茶巾状の中なので手の自由が利かない