「由利あけみ」の版間の差分
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2016年11月10日 (木) 19:54時点における版
由利 あけみ(ゆり あけみ、1913年(大正2年)1月28日 - )は、昭和期の歌手、声楽家(メゾソプラノ、アルト歌手)。本名・窪谷梅子(旧姓・加藤)。
経歴
広島県出身。高等女学校卒業後、建築家を目指して日本女子大学に進むが、兄の勧めで東京音楽学校を受験して合格、同校卒業。卒業後は女学校の教師になるが、歌手に転向する。
1936年(昭和11年)デビュー。1937年(昭和12年)テイチクレコードに入り「夜のセレナーデ」で歌謡界にデビュー。テイチク時代のヒット曲としては、他に「歌の慰問袋」、「黒いパイプ」などがある。
1939年(昭和14年)ビクターレコードに移籍。熱海のPR曲「熱海ブルース」のヒットによりエキゾチックな情感溢れる歌手として異彩を放った。じゃがたらお春の「長崎物語」も合わせてヒット。同年には、歌劇『カルメン』の主役も務める。
その他のヒットに『忘れえぬ瞳』『ルンバ東京』などがある。
主な舞台出演
- 1937年6月22~24日 『お蝶夫人』スズキ (日比谷公会堂)[1]
- 1937年11月30日 『お蝶夫人』スズキ(日比谷公会堂)[2]
- 1939年3月26・27日 藤原歌劇団公演『カルメン』カルメン(歌舞伎座)[3]
- 1939年11月27日・12月27日 藤原歌劇団公演『リゴレット』マッダレーナ(歌舞伎座)[4]
- 1940年3月26・27日 藤原歌劇団公演『カルメン』カルメン(大阪歌舞伎座、28日名古屋朝日会館)[5]