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2016年11月12日 (土) 04:02時点における版
ヴィンス・ニール Vince Neil | |
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基本情報 | |
出生名 | Vincent Neil Wharton |
生誕 | 1961年2月8日(63歳) |
出身地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州 ロサンゼルス |
ジャンル |
ハード・ロック グラム・メタル |
職業 | ミュージシャン、 ソングライター |
担当楽器 | ヴォーカル、 ギター、 ハーモニカ |
活動期間 | 1981-現在 |
共同作業者 | モトリー・クルー |
ヴィンス・ニール(本名、Vincent Neil Wharton , 1961年2月8日 - )は、アメリカのロックバンド、モトリー・クルーのヴォーカリスト、航空会社社長。アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス出身。身長174cm。
人物
1981年、モトリー・クルーの初代ヴォーカリストとしてデビュー。
新曲を含むベスト・アルバム『デケイド・オブ・デカダンス』(1991年)を最後に、モトリー・クルーを一度脱退。1992年、映画『Encino Man(邦題:原始のマン)』に、ダム・ヤンキースのジャック・ブレイズとトミー・ショウと共作した楽曲「You're Invited (But Your Friend Can't Come)」を提供してソロ・デビュー。2作のソロ・アルバムを発表した後、1997年にモトリー・クルーに復帰。
モトリー・クルー復帰後もソロ・ツアーは続けている。
かつてはかなり破天荒な問題児として、ロック・シーンにその悪名を轟かせた。 過去に何度もバンドを実質的にはクビになっている。しかし、彼のパワフルかつ秀逸なボーカル、特にその独特で唯一無二の声質が、モトリー・クルーのイメージを決定付けているため、舞い戻っている。ライブでも数多くの伝説的なパフォーマンスを残している。
音楽活動だけでなく他のビジネスにも手を広げ、クラブ経営からタトゥー・ショップ経営、2010年3月には近距離航空会社Vince Neil Aviation社を設立した。
エピソード
- 1984年12月、トミー・リーやミック・マーズ、ハノイ・ロックスのメンバーを招いてのパーティを開いたニールは、パーティ3日目にしてなくなったアルコールを買いに飲酒運転で出かける。車の助手席にはハノイ・ロックスのドラマー、ラズル (Razzle (musician)) が乗っていた。アルコールを買い込んでの帰路、スピードを出しすぎたニールの車はスリップ、中央分離帯を越え対向車線の車と正面衝突した。この事故でラズルは死亡。対向車の一般人二人も重傷を負う。逮捕されたニールは保釈後裁判所の命令でアルコール依存のリハビリ施設に入所、ラズルに捧げたアルバム『シアター・オブ・ペイン』発表とそれにともなうツアー後に実刑判決を受け刑務所に入っている。
- 1989年、MTVミュージック・アワード授賞式の楽屋でイジー・ストラドリンを殴り倒す。それを見て激高したアクセル・ローズは以降メディアを通してニールを罵倒しはじめた。ストラドリンとの一件は水に流したニールだったが今度はローズとの喧嘩にシフト。MTVを通じて双方合意の決闘の日時・場所を決めたが、現れたのはニールだけだった。
- かつてはレーシングドライバーを目指していたというが、資金の問題で断念せざるを得なくなった為、音楽の道を選んだという。現在も時折サーキットに姿を見せているが、サーキット好きが高じて音楽活動が疎かになり、バンドをクビになる原因にもなった。
- ラズルの死亡後ハノイ・ロックスは解散、ハノイ・ロックスのヴォーカリストだったマイケル・モンローはギタリストのスティーヴ・スティーヴンスと新バンドを結成しようとしていた。一方モトリー・クルーをクビになりソロとなったニールは、パートナーとしてビリー・アイドルからスティーヴンスを推薦される。この結果スティーヴンスはモンローとのバンドをレコーディング直後に脱退、ニールと合流する。これらのことからモンロー及びハノイ・ロックスのファンからニールは非常に嫌われている。
- 愛娘のスカイラーを病気で亡くしていることから、近年「スカイラー・ニール基金」を設立し、闘病中の子供を支援する活動などの慈善事業を行っている。スカイラーが、入院中の病院の環境が劣悪である事、子供たちが見たいディズニーのアニメなどが観られないなどの状況を目の当たりにしたためだ、とインタビューで語っていた。
- ポルノ女優との性行為を収めたプライベート・ビデオが流出したことがある。この事は日本のヘヴィメタル雑誌『BURRN!』誌1999年8月号に掲載されていた喜国雅彦の漫画「ROCKOMANGA!」でもネタにされたが、このビデオを見た喜国の感想は「C級ポルノのようで哀し過ぎる」との事だった[1]。
ディスコグラフィー
ソロ・アルバム
- Exposed(1993年)
- スティーヴ・スティーヴンス(元ビリー・アイドル・バンド)、ヴィッキ・フォックス(元イナフ・ズナフ)等が参加。
- Carved in Stone(1995年)
- Live at the Whisky: One Night Only(2003年)
- 全曲モトリー・クルーのレパートリーによるライブ・アルバム
脚注
- ^ ROCKOMANGA!(リットーミュージック) 117P(BURRN!1999年8月号掲載分)